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かねなが【包永】🔗⭐🔉
かねなが 【包永】
鎌倉中期,大和国の刀工。平三郎と称す。奈良手掻(テガイ)派の祖。大和鍛冶を代表する刀工で名物「児手柏(コノテガシワ)」の作者。二代包永以下一門繁栄した。
かねひら【包平】🔗⭐🔉
かねひら 【包平】
平安中期,備前の刀工。古備前初期に属する。太刀姿は反(ソリ)高く優美で高尚な作風。名物「大包平」の作者。助平・高平とともに備前三平の名がある。
くるま・る【包まる】🔗⭐🔉
くるま・る [3] 【包まる】 (動ラ五[四])
物に覆われたり巻かれたりして,体がすっぽり包まれる。「肩掛けに―・る」
くるみ【包み】🔗⭐🔉
くるみ [3] 【包み】
(1)くるむこと。また,くるんだもの。
(2)乳児をくるんで抱く布団。おくるみ。
くるみ-びょうし【包み表紙】🔗⭐🔉
くるみ-びょうし ―ベウ― [4] 【包み表紙】
製本様式の一。書物の中身を糸または針金でとじ,一枚の表紙でくるみ,三方を化粧裁ちして仕上げたもの。一般の雑誌などにみられる。つつみ表紙。おかしわ。
くるみ-ボタン【包み―】🔗⭐🔉
くるみ-ボタン [4] 【包み―】
表面を,洋服の共布や革,または毛糸を編んでくるんだボタン。
ぐるめ【包】🔗⭐🔉
ぐるめ 【包】 (接尾)
〔動詞「包(クル)める」の連用形から〕
「ぐるみ」に同じ。「侍―に小春殿もらふた/浄瑠璃・天の網島(上)」
くる・める【包める】🔗⭐🔉
くる・める [3] 【包める】 (動マ下一)[文]マ下二 くる・む
(1)ひとつにまとめる。ひっくるめる。「諸経費を―・めると相当な額になる」
(2)くるむ。つつむ。
(3)うまく言って人をだます。まるめる。言いくるめる。「東の人をもあやなし西の人をも―・めるをいふ/洒落本・異素六帖」
つつみ【包み】🔗⭐🔉
つつみ 【包み】
■一■ [3] (名)
(1)紙などで包んだもの。「おみやげの―を開く」「紙―」
(2)物を包むために用いるもの。風呂敷など。「―に,衣箱の,おもりかに古体なる,うちおきて,おし出でたり/源氏(末摘花)」
■二■ (接尾)
助数詞。包んであるものを数えるのに用いる。「一―ずつ配る」
つつみ-い【包み井】🔗⭐🔉
つつみ-い ―
【包み井】
(1)周りを石などで囲って水をたたえた井戸。「鈴が音の駅家(ハユマウマヤ)の―の水を飲(タマ)へな妹が直手よ/万葉 3439」
(2)宮中で正月の若水に用いるために,前年の冬から蓋(フタ)をして封じておく井戸。
【包み井】
(1)周りを石などで囲って水をたたえた井戸。「鈴が音の駅家(ハユマウマヤ)の―の水を飲(タマ)へな妹が直手よ/万葉 3439」
(2)宮中で正月の若水に用いるために,前年の冬から蓋(フタ)をして封じておく井戸。
つつみ-いい【包み飯・裹み飯】🔗⭐🔉
つつみ-いい ―イヒ 【包み飯・裹み飯】
強飯(コワメシ)を木の葉などに包んだもの。古代,儀式などの際,下級の参加者に給した。
つつみ-かくし【包み隠し】🔗⭐🔉
つつみ-かくし [0] 【包み隠し】 (名)スル
包み隠すこと。秘密にすること。「―のないところを話す」
つつみ-がまえ【包構え】🔗⭐🔉
つつみ-がまえ ―ガマヘ [4] 【包構え】
漢字の構えの一。「包」「勾」などの「勹」。くがまえ。
つつみ-がみ【包み紙】🔗⭐🔉
つつみ-がみ [3] 【包み紙】
物を包むのに用いる紙。包装紙。
つつみ-きん【包み金】🔗⭐🔉
つつみ-きん [0] 【包み金】
(1)祝いやお礼などとして,紙に包んで渡す金銭。つつみがね。
(2)江戸時代,金座で紙包みにし,封印した金貨。
→包み銀
つつみ-ぎん【包み銀】🔗⭐🔉
つつみ-ぎん 【包み銀】
江戸時代,銀座で紙包みにし,封印した銀貨。包み銀はそのままの状態でも通用した。公認の両替屋や豪商が封印した包み銀も同様に扱われた。金の場合は包み金という。
つつみ-どう【包み胴】🔗⭐🔉
つつみ-どう [3] 【包み胴】
胴丸や腹巻の表面を綾・緞子(ドンス)・繻子(シユス)などで包んだもの。
つつみ-ぶみ【包み文】🔗⭐🔉
つつみ-ぶみ 【包み文】
書状を薄様(ウスヨウ)に包んだもの。後朝(キヌギヌ)の文や懸想文(ケソウブミ)に用いた。「むらさきの紙を―にて/枕草子 89」
つつみ-もの【包み物】🔗⭐🔉
つつみ-もの [0][5] 【包み物】
(1)風呂敷などで包んだもの。
(2)布施や贈り物にするため,金銭や絹布などを包んだもの。
つつみ-やき【包み焼き】🔗⭐🔉
つつみ-やき [0] 【包み焼き】
(1)魚・肉・野菜などを紙・ホイルなどに包んで焼くこと。また,焼いたもの。
(2)鮒(フナ)の腹に昆布・串柿などを入れて焼いたもの。「鮒の―のありける腹に,小さく文を書きて押し入れて/宇治拾遺 15」
つつみ-かく・す【包み隠す】🔗⭐🔉
つつみ-かく・す [5] 【包み隠す】 (動サ五[四])
(1)包んだりおおったりして外から見えないようにする。「袖で―・す」
(2)秘密にして,人に知られないようにする。「―・さずに話す」
[可能] つつみかくせる
つつみ-こ・む【包み込む】🔗⭐🔉
つつみ-こ・む [4] 【包み込む】 (動マ五[四])
包んで中に入れる。「霧が街を―・む」
[可能] つつみこめる
つつ・む【包む・裹む】🔗⭐🔉
つつ・む [2] 【包む・裹む】 (動マ五[四])
(1)大きな布・紙などで全体を覆って中にいれる。くるむ。「箱を風呂敷に―・む」
(2)周囲をとりかこむ。「雑木林に―・まれた家」「霧に―・まれる」「炎に―・まれる」「温かい愛情で―・む」
(3)ある雰囲気などが充満したりただよったりする。「会場は熱気に―・まれた」「謎に―・まれた過去」
(4)隠して人に知られないようにする。ひめる。「―・み切れぬ喜びを満面に滔(アフ)らして/社会百面相(魯庵)」「母にも言はず―・めりし心は/万葉 3285」
(5)謝礼などのお金をふくろや紙に入れて人にわたす。「お礼に一万円―・む」
(6)堤を築いて水を防ぐ。「白鳥の羽が堤を―・むとも/常陸風土記」
[可能] つつめる
[慣用] オブラートに―・真綿に針を―
パオ【包】🔗⭐🔉
パオ [1] 【包】
〔中国語〕
モンゴル人など遊牧民が住む,移動生活に便利な饅頭(マンジユウ)形の組み立て式の家。支柱を用いず湾曲した梁(ハリ)の上をフェルトでおおう。ゲル。
パオズ【包子】🔗⭐🔉
パオズ [1] 【包子】
〔中国語〕
点心の一。肉や餡(アン)などを入れた饅頭(マンジユウ)。ポーズ。
ほう-い【包囲】🔗⭐🔉
ほう-い ハウ
[1] 【包囲】 (名)スル
とりかこむこと。「城を―する」「―網」
[1] 【包囲】 (名)スル
とりかこむこと。「城を―する」「―網」
ほう-か【包裹】🔗⭐🔉
ほう-か ハウクワ [1] 【包裹】 (名)スル
つつむこと。また,つつんだもの。つつみ。
ほう-かつ【包括】🔗⭐🔉
ほう-かつ ハウクワツ [0] 【包括】 (名)スル
ひっくるめてひとつにまとめること。「全体を―して述べる」「関連諸法案を含む―案」
ほうかつ-いぞう【包括遺贈】🔗⭐🔉
ほうかつ-いぞう ハウクワツ
― [5] 【包括遺贈】
遺産の全体またはその何分の一というように,財産を特定せずに一括して与える遺贈。
⇔特定遺贈
― [5] 【包括遺贈】
遺産の全体またはその何分の一というように,財産を特定せずに一括して与える遺贈。
⇔特定遺贈
ほうかつ-ざいさん【包括財産】🔗⭐🔉
ほうかつ-ざいさん ハウクワツ― [5] 【包括財産】
相続財産のように,当該財産を構成する権利義務の一切を包括し,一体として取り扱う場合の財産。
ほうかつ-しょうけい【包括承継】🔗⭐🔉
ほうかつ-しょうけい ハウクワツ― [5] 【包括承継】
他人のすべての権利・義務を一括して承継すること。相続・会社の合併など。
⇔特定承継
ほうかつ-てき【包括的】🔗⭐🔉
ほうかつ-てき ハウクワツ― [0] 【包括的】 (形動)
全体をおおっているさま。総括的。「―な交渉」
ほうかつ-ねていとう【包括根抵当】🔗⭐🔉
ほうかつ-ねていとう ハウクワツ―テイタウ [6] 【包括根抵当】
継続的取引関係から生ずる一切の債務を一定の限度まで担保する根抵当権。
ほう-がん【包含】🔗⭐🔉
ほう-がん ハウ― [0] 【包含】 (名)スル
(1)つつみふくんでいること。「この詩は深い悲しみを―している」「神は無限の愛なるが故に,凡べての人格を―すると共に/善の研究(幾多郎)」
(2)〔哲〕
〔implication〕
⇒含意(ガンイ)(2)
ほう-けい【包茎】🔗⭐🔉
ほう-けい ハウ― [0] 【包茎】
成人の陰茎の亀頭が包皮でおおわれている状態。皮かぶり。
ほう-せいしん【包世臣】🔗⭐🔉
ほう-せいしん ハウ― 【包世臣】
(1775-1855) 中国,清末の書家・学者。字(アザナ)は慎伯,号は倦翁。北碑尊重を鼓吹した芸術論「芸舟双楫」のほか,農書「斉民四術」,文集「安呉四種」を著した。
ほう-せつ【包摂】🔗⭐🔉
ほう-せつ ハウ― [0] 【包摂】 (名)スル
〔論〕
〔subsumption〕
類概念に種概念が包括される関係,あるいは普遍に特殊が従属する関係。例えば,「哺乳類」という概念は「動物」という概念に包摂される。
ほうせつ-かごうぶつ【包接化合物】🔗⭐🔉
ほうせつ-かごうぶつ ハウセツクワガフブツ [6] 【包接化合物】
一つの化合物の結晶の三次元網目構造の中にできるすき間に,他の化合物が入りこんでできる一種の付加化合物。ヒドロキノンとメタノールなど種々のものが知られている。クラスレート化合物。
ほう-そう【包装】🔗⭐🔉
ほう-そう ハウサウ [0] 【包装】 (名)スル
(1)荷づくりをすること。
(2)うわづつみをかけること。また,うわづつみ。
ほうそう-し【包装紙】🔗⭐🔉
ほうそう-し ハウサウ― [3] 【包装紙】
商品を包む紙。
ほう-ぞう【包蔵】🔗⭐🔉
ほう-ぞう ハウザウ [0] 【包蔵】 (名)スル
内部に持っていること。中につつみしまっていること。「胸中一事を―するに堪へざるものに似て/即興詩人(鴎外)」
ほうぞう-すいりょく【包蔵水力】🔗⭐🔉
ほうぞう-すいりょく ハウザウ― [5] 【包蔵水力】
ある水系が持つ,発電用水として利用することができる水力エネルギーの量。
ほう-たい【包帯・繃帯】🔗⭐🔉
ほう-たい ハウ― [0] 【包帯・繃帯】
傷口や腫れ物などを保護するために巻く,ガーゼ・木綿などの布。
ほうちゅう-しょう【包虫症】🔗⭐🔉
ほうちゅう-しょう ハウチユウシヤウ [0] 【包虫症】
⇒エキノコッカス症(シヨウ)
ほう-ちょう【包丁・庖丁】🔗⭐🔉
ほう-ちょう ハウチヤウ [0] 【包丁・庖丁】
(1)料理に使う刃物。庖丁刀。「刺身―」「―を入れる」「―さばき」
(2)料理人。料理役。
(3)料理すること。料理。「折ふし御坊は,見事なる鯉を―して御座ある/咄本・昨日は今日」
(4)料理のうでまえ。包丁さばき。「皆人,別当入道の―を見ばやと思へども/徒然 231」
包丁(1)
[図]
[図]
ほうとう【包頭】🔗⭐🔉
ほうとう ハウトウ 【包頭】
中国,内モンゴル自治区西部にある都市。黄河中流の北岸に位置し,水陸交通の要衝。古くから皮革・羊毛の交易が盛ん。付近で鉄を産し,鉄鋼業が発達。パオトウ。
ほう-ひ【包皮】🔗⭐🔉
ほう-ひ ハウ― [1] 【包皮】
(1)表面を包む皮。
(2)陰茎の亀頭部をおおう皮膚。
ほう-ひ【包被】🔗⭐🔉
ほう-ひ ハウ― [1] 【包被】 (名)スル
(1)包みおおうこと。また,包み。「文芸は…知識の足がかりとなり爪がかりとなるべき一切のものを―し/囚はれたる文芸(抱月)」
(2)包膜(ホウマク)。
ほう-ふ【包布】🔗⭐🔉
ほう-ふ ハウ― [1] 【包布】
掛け布団を包む布。掛け布団カバー。
ほう-まく【包膜】🔗⭐🔉
ほう-まく ハウ― [1][0] 【包膜】
シダ植物の胞子嚢(ノウ)をおおう薄い膜。包被。
ほう-ゆう【包有】🔗⭐🔉
ほう-ゆう ハウイウ [0] 【包有】 (名)スル
中に包み保つこと。また,あわせ持つこと。「北は…より,南は…に至るまでを―する事が出来た/肉弾(忠温)」
ほう-よう【包容】🔗⭐🔉
ほう-よう ハウ― [0] 【包容】 (名)スル
(1)包み込むこと。包み入れること。「二つの経験が第三の経験の中に―せられた時/善の研究(幾多郎)」
(2)心が大きく,他人や他人の意見を受け入れること。
ほうよう-りょく【包容力】🔗⭐🔉
ほうよう-りょく ハウ― [3] 【包容力】
相手のことを寛大に受け入れられる心の大きさ。「―のある人」
ほう-よう【包葉・苞葉】🔗⭐🔉
ほう-よう ハウエフ [0] 【包葉・苞葉】
⇒ほう(苞)
ほうらく-せん【包絡線】🔗⭐🔉
ほうらく-せん ハウラク― [0] 【包絡線】
〔envelope〕
〔数〕 ある一定の条件を満たす一群の曲線に一定の曲線が接するとき,この定曲線を包絡線という。
つつみ【包み】(和英)🔗⭐🔉
つつみかくす【包み隠す】(和英)🔗⭐🔉
つつみかくす【包み隠す】
conceal;→英和
keepsecret;hide.→英和
包み隠さずfrankly[openly,candidly].
つつみがみ【包み紙】(和英)🔗⭐🔉
つつみがみ【包み紙】
wrapping paper.
つつみこむ【包み込む】(和英)🔗⭐🔉
つつみこむ【包み込む】
wrap.→英和
つつみなおす【包み直す】(和英)🔗⭐🔉
つつみなおす【包み直す】
wrapagain.
つつむ【包む】(和英)🔗⭐🔉
ほうい【包囲】(和英)🔗⭐🔉
ほうかつ【包括】(和英)🔗⭐🔉
ほうがん【包含する】(和英)🔗⭐🔉
ほうがん【包含する】
⇒含む.
ほうけい【包茎】(和英)🔗⭐🔉
ほうけい【包茎】
《医》phimosis.
ほうそう【包装】(和英)🔗⭐🔉
ほうたい【包帯】(和英)🔗⭐🔉
ほうちょう【包丁】(和英)🔗⭐🔉
ほうちょう【包丁】
a kitchen knife.
ほうひ【包皮】(和英)🔗⭐🔉
ほうひ【包皮】
《解》the foreskin.→英和
ほうようりょく【包容力の大きい】(和英)🔗⭐🔉
ほうようりょく【包容力の大きい】
broad-minded (人について).
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