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てんぶん【天文】🔗🔉

てんぶん 【天文】 年号(1532.7.29-1555.10.23)。享禄の後,弘治の前。後奈良天皇の代。

てんぶん-ほっけ-の-らん【天文法華の乱】🔗🔉

てんぶん-ほっけ-の-らん 【天文法華の乱】 1536年(天文5),延暦寺の宗徒が京都の日蓮宗寺院二一寺を襲撃破却した事件。京都町衆を中心とする日蓮宗徒は一向一揆や土一揆に対抗して,法華一揆を起こし,京都で大きな影響力をもち,山門との間に天文初年から対立・葛藤が続いていた。これが宗門論争を機に爆発し武力衝突にまで発展した。この乱により1542年まで日蓮宗は京都で禁教とされた。

てん-もん【天文】🔗🔉

てん-もん [0] 【天文】 (1)天体に起こる諸現象。 (2)天空に起こるさまざまな現象を観察し,吉凶を占ったり,暦法を考えたりすること。また,その術。「―・暦数によく達(サト)り/今昔 9」

てんもん-がく【天文学】🔗🔉

てんもん-がく [3] 【天文学】 〔astronomy〕 宇宙と天体に関する学問。古来より洋の東西を問わず発達した学問で,現在では,位置天文学や天体力学と天体物理学とに大別されている。また,電波天文学など多くの分科があり,人工衛星・宇宙探査機などの新しい観測手段の出現により,急速な発展を遂げる。

てんもん-がくてき-すうじ【天文学的数字】🔗🔉

てんもん-がくてき-すうじ [0] 【天文学的数字】 天文学で扱うような桁数の大きな数字。実生活からかけ離れた大きな数字。

てんもん-かた【天文方】🔗🔉

てんもん-かた [0] 【天文方】 江戸幕府の職名。天文・編暦・測量,洋書の翻訳などにあたった。司天官。

てんもん-こうほう【天文航法】🔗🔉

てんもん-こうほう ―カウハフ [5] 【天文航法】 天体の位置を観測し,船や飛行機の現在位置を求める航法。天測法。測天法。

てんもん-じ【天文時】🔗🔉

てんもん-じ [3] 【天文時】 原子時に対して,天体の位置観測による時法の総称。

てんもん-だい【天文台】🔗🔉

てんもん-だい [0] 【天文台】 大望遠鏡をはじめとする諸器械を備え,常時,天文学上の観測ならびに研究を行う施設。

てんもん-たんい【天文単位】🔗🔉

てんもん-たんい [5] 【天文単位】 天文学で用いる距離の単位。一天文単位は地球と太陽との間の平均距離にあたる。1.49597870×10 メートル。記号 AU 天文単位距離。

てんもん-ちょう【天文潮】🔗🔉

てんもん-ちょう ―テウ [3] 【天文潮】 月や太陽の起潮力によって生ずる潮汐。天体潮。

てんもん-どう【天文道】🔗🔉

てんもん-どう ―ダウ [3] 【天文道】 天空の諸現象を観察して,季節を知り,異変を察し,異変があれば古例・文献に照合して記録し,吉凶を判断する術。律令制では陰陽寮の職掌,平安中期以降は安倍家(土御門家)の世業となった。

てんもん-どけい【天文時計】🔗🔉

てんもん-どけい [5] 【天文時計】 天文学上の観測に使用される時計。水晶時計および原子時計などの精密なものが使用される。

てんもん-はかせ【天文博士】🔗🔉

てんもん-はかせ [5] 【天文博士】 律令制で,陰陽寮の職員。天文・暦数をつかさどり,また天文生を教授する。

てんもん-はくめい【天文薄明】🔗🔉

てんもん-はくめい [0] 【天文薄明】 太陽高度が地平線下一二度から一八度までの薄明。太陽がこれ以下にあると,一般に薄明はなくなり星明りだけとなる。 →薄明

てんもんかん-どおり【天文館通り】🔗🔉

てんもんかん-どおり テンモンクワンドホリ 【天文館通り】 鹿児島市の中心繁華街。地名は藩主島津重豪が天文観測所を造ったことによる。百貨店・飲食店などが集まる。

てんもんたいわ【天文対話】🔗🔉

てんもんたいわ 【天文対話】 天文学書。原題は「二つの宇宙体系すなわちプトレマイオスとコペルニクス説に関する対話」。ガリレオ=ガリレイ著。1632年刊。地動説を支持する者と天動説を信ずる者,および良識的市民の三人物が四日間にわたって取り交わす問答形式で構成され,そのやりとりの中で地動説の正しさが明らかにされている。その内容がキリスト教の教義に反するとして禁書に指定されたが,論文体でなく,しかもイタリア語で書かれた本書は,地動説の普及に大きな役割を果たした。

てんもん【天文学(者)】(和英)🔗🔉

てんもん【天文学(者)】 astronomy (an astronomer).→英和 ‖天文学的 astronomical.天文台 an astronomical observatory.

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