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お-いで【御出で】🔗⭐🔉
お-いで [0] 【御出で】
■一■ (名)
(1)「来ること」「行くこと」の尊敬語。「―を請う」「―を願う」「どちらへ―ですか」
(2)「いること」の尊敬語。「ご主人は今どちらに―ですか」
■二■ (連語)
(1)下に「になる」「下さる」「なさる」などを伴って,「行く」「来る」「いる」などの尊敬表現。「二時の便で―なさい」「明日はお宅に―になりますか」「ここに―下さいますか」
(2)(「おいでなさい」の「なさい」を略した形で)(ア)「行く」「来る」「いる」の意の命令・要求を表す。「早く学校へ―」「ちょっとこっちへ―」「しばらくここに―」(イ)助詞「て」の下に付いて,補助動詞的にも用いる。「公園へ行って―」「おとなしくして―」
おいで-おいで【御出で御出で】🔗⭐🔉
おいで-おいで [6] 【御出で御出で】
手招き。子供などを呼ぶときにする動作をいう。「―をする」
おいで-ぶぎょう【御出奉行】🔗⭐🔉
おいで-ぶぎょう ―ギヤウ [4] 【御出奉行】
鎌倉・室町幕府の職名。将軍の外出に際し,従者を定め,路次の行列の整理をつかさどった。江戸時代には臨時の職となる。
おいで-なさい【御出でなさい】🔗⭐🔉
おいで-なさい 【御出でなさい】 (連語)
〔「おいでなさいます」の命令の形「おいでなさいませ(まし)」の略〕
(1)「行く」「来る」「いる」の意の尊敬表現。「おいでなさる」の命令の言い方。いらっしゃい。「あちらの方へ―」「こちらへ―」「ここに―」
(2)来客を歓迎する気持ちを表す挨拶(アイサツ)の言葉。いらっしゃい。「やあ,―。よく来たね」
おいで-なさ・る【御出でなさる】🔗⭐🔉
おいで-なさ・る [5] 【御出でなさる】
■一■ (動ラ五[四])
(1)「行く」「来る」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「アメリカにはいつ―・るのですか」「いつまで東京には―・るおつもりですか」「そら,やっこさんおいでなすった」「今日は里へ―・るのでございますかえ/人情本・英対暖語」
(2)(補助動詞)
動詞・形容詞の連用形に「て(で)」を添えた形に付き,「…ている」の意の尊敬を表す。「まだ疑って―・るのですか」「大層おとなしくて―・る」
〔命令形は「おいでなさい」。連用形は,「ます」に続くときは「おいでなさいます」となり,「た」「て」に続くときは,「おいでなすった(て)」の形も用いられる〕
■二■ (動ラ下二)
⇒おいでなされる
おいで-なさ・れる【御出でなされる】🔗⭐🔉
おいで-なさ・れる [6] 【御出でなされる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おいでなさ・る
(1)「おいでなさる{■一■(1)}」に同じ。「ようこそ―・れました」「いつまでこちらに―・れますか」
(2)(補助動詞)
「おいでなさる{■一■(2)}」に同じ。「五郷さんの方でそなたを探して―・れう/人情本・当世虎之巻後編」
おいで-なん・す【御出でなんす】🔗⭐🔉
おいで-なん・す 【御出でなんす】 (動サ特活)
(1)「来る」「行く」などの尊敬語。「久米さんよう―・したの/洒落本・風俗砂払伝」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形に助詞「て(で)」を添えたもの,形容詞の連用形またはそれに助詞「て」を添えたものに付いて,「(て)いる」「(で)ある」の意の尊敬を表す。「よくも黙つて―・した/洒落本・色講釈」
〔活用は動詞「なんす」に同じ〕
→なんす
おいで-に-な・る【御出でになる】🔗⭐🔉
おいで-に-な・る [5] 【御出でになる】 (動ラ五[四])
(1)「来る」「行く」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。「まもなくこちらへ―・ります」「展覧会にはもう―・りましたか」「日曜日はお宅に―・りますか」
(2)(補助動詞)
動詞・形容詞の連用形に助詞「て(で)」を添えた形に付いて,「ている」の意の尊敬を表す。「今論文を書いて―・ります」「御機嫌よくて―・りますね」
おい・でる【御出でる】🔗⭐🔉
おい・でる [3] 【御出でる】 (動ダ下一)
〔名詞「おいで」に「る」を付けて動詞化したもの〕
(1)「行く」「来る」「いる」の尊敬語。おいでになる。「わし所(トコ)へ―・でて飯(ママ)食ひんか/滑稽本・浮世風呂 2」
(2)(補助動詞)
動詞の連用形に助詞「て」を添えた形に付いて,「ている」の意の尊敬を表す。「二時間もすわって―・でたのでさぞお疲れになりましたでしょう」
〔現在ではやや古風な言い方〕
お-でき【御出来】🔗⭐🔉
お-でき [2] 【御出来】
皮膚にできて,膿(ウミ)をもつ腫(ハ)れ物。できもの。「―ができる」
お-ででこ【御出木偶】🔗⭐🔉
お-ででこ [0] 【御出木偶】
(1)享保・元文(1716-1741)の頃,見世物に用いた人形。放下師(ホウカシ)がオデデコデンの囃子(ハヤシ)に合わせ,伏せた笊(ザル)をあけるたびに,次々に変わる人形が出現する。
(2)「おででこしばい」の略。
おででこ-しばい【御出木偶芝居】🔗⭐🔉
おででこ-しばい ―
[5] 【御出木偶芝居】
〔もと,おででこを使った人形芝居であったことから〕
江戸三座以外の小さな劇場。
[5] 【御出木偶芝居】
〔もと,おででこを使った人形芝居であったことから〕
江戸三座以外の小さな劇場。
お-でまし【御出座】🔗⭐🔉
お-でまし [0] 【御出座】
出かけること,来ること,出席することなどを敬っていう語。「開会式に―になる」
ぎょ-しゅつ【御出】🔗⭐🔉
ぎょ-しゅつ 【御出】
貴人が外出すること。おでまし。「大炊御門を西へ―なる/平家 1」
ご-しゅつ【御出】🔗⭐🔉
ご-しゅつ 【御出】
⇒ぎょしゅつ(御出)
大辞林に「御出」で始まるの検索結果 1-15。