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広辞苑の検索結果 (12)

お‐いで【御出で】🔗🔉

お‐いで御出で】 ①「出る」「行く」「来る」「居る」などの尊敬語。「―になる」「―を願う」「いい子にして―」 ②「おいでなさい」の意で、動詞の命令形のように用いる。目下に向かって丁寧に言う語。「ちょっとここへ―」 ③祭礼の時、神輿が御旅所に鎮座する間。 ⇒おいで‐おいで【御出で御出で】 ⇒おいで‐ぶぎょう【御出奉行】

おいで‐おいで【御出で御出で】🔗🔉

おいで‐おいで御出で御出で】 手まねきで子供などを招くこと。「―をする」 ⇒お‐いで【御出で】

おいで‐ぶぎょう【御出奉行】‥ギヤウ🔗🔉

おいで‐ぶぎょう御出奉行‥ギヤウ 鎌倉・室町両幕府の職名。将軍他出の際、供回ともまわりの交名きょうみょうを定め、路次の行列を整えるなどの事をつかさどった職。江戸時代には臨時の役。 ⇒お‐いで【御出で】 ○老いて二度児になるおいてふたたびちごになる 人が老いるとまたこどものようになる。老いては愚にかえる。 ⇒お・いる【老いる】

おいで‐ませ【御出でませ】🔗🔉

おいで‐ませ御出でませ】 (山口県で)人が訪ねて来た時の挨拶に用いる表現。いらっしゃいませ。

お‐い・でる【御出でる】🔗🔉

お‐い・でる御出でる】 〔自下一〕 「来る」「行く」「居る」の敬った言い方。おいでになる。

おでい‐さま【御出居様】‥ヰ‥🔗🔉

おでい‐さま御出居様‥ヰ‥ (諸家堂上方および賀茂の社家の家庭で)父の敬称。おでいさん。

お‐でき【御出来】🔗🔉

お‐でき御出来(→)「できもの」1を丁寧にいう語。

お‐ででこ【御出木偶】🔗🔉

お‐ででこ御出木偶】 ①江戸時代、放下師ほうかしなどの見世物に用いた人形。笊ざるを伏せて開けば人形が出、また伏せて開くごとにかわったものが出る。 ②御出木偶芝居の略。 ⇒おででこ‐しばい【御出木偶芝居】

おででこ‐しばい【御出木偶芝居】‥ヰ🔗🔉

おででこ‐しばい御出木偶芝居‥ヰ 江戸時代、江戸三座以外の、小屋掛けまたは菰こも垂れの芝居。宮芝居。百日芝居。おででこ。 ⇒お‐ででこ【御出木偶】

お‐でまし【御出座し】🔗🔉

お‐でまし御出座し】 出てゆくこと、出てくること、出席することなどの尊敬語。

ぎょ‐しゅつ【御出】🔗🔉

ぎょ‐しゅつ御出】 貴人の外出。おでまし。

ご‐しゅつ【御出】🔗🔉

ご‐しゅつ御出⇒ぎょしゅつ

大辞林の検索結果 (15)

お-いで【御出で】🔗🔉

お-いで [0] 【御出で】 ■一■ (名) (1)「来ること」「行くこと」の尊敬語。「―を請う」「―を願う」「どちらへ―ですか」 (2)「いること」の尊敬語。「ご主人は今どちらに―ですか」 ■二■ (連語) (1)下に「になる」「下さる」「なさる」などを伴って,「行く」「来る」「いる」などの尊敬表現。「二時の便で―なさい」「明日はお宅に―になりますか」「ここに―下さいますか」 (2)(「おいでなさい」の「なさい」を略した形で)(ア)「行く」「来る」「いる」の意の命令・要求を表す。「早く学校へ―」「ちょっとこっちへ―」「しばらくここに―」(イ)助詞「て」の下に付いて,補助動詞的にも用いる。「公園へ行って―」「おとなしくして―」

おいで-おいで【御出で御出で】🔗🔉

おいで-おいで [6] 【御出で御出で】 手招き。子供などを呼ぶときにする動作をいう。「―をする」

おいで-ぶぎょう【御出奉行】🔗🔉

おいで-ぶぎょう ―ギヤウ [4] 【御出奉行】 鎌倉・室町幕府の職名。将軍の外出に際し,従者を定め,路次の行列の整理をつかさどった。江戸時代には臨時の職となる。

おいで-なさい【御出でなさい】🔗🔉

おいで-なさい 【御出でなさい】 (連語) 〔「おいでなさいます」の命令の形「おいでなさいませ(まし)」の略〕 (1)「行く」「来る」「いる」の意の尊敬表現。「おいでなさる」の命令の言い方。いらっしゃい。「あちらの方へ―」「こちらへ―」「ここに―」 (2)来客を歓迎する気持ちを表す挨拶(アイサツ)の言葉。いらっしゃい。「やあ,―。よく来たね」

おいで-なさ・る【御出でなさる】🔗🔉

おいで-なさ・る [5] 【御出でなさる】 ■一■ (動ラ五[四]) (1)「行く」「来る」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「アメリカにはいつ―・るのですか」「いつまで東京には―・るおつもりですか」「そら,やっこさんおいでなすった」「今日は里へ―・るのでございますかえ/人情本・英対暖語」 (2)(補助動詞) 動詞・形容詞の連用形に「て(で)」を添えた形に付き,「…ている」の意の尊敬を表す。「まだ疑って―・るのですか」「大層おとなしくて―・る」 〔命令形は「おいでなさい」。連用形は,「ます」に続くときは「おいでなさいます」となり,「た」「て」に続くときは,「おいでなすった(て)」の形も用いられる〕 ■二■ (動ラ下二) ⇒おいでなされる

おいで-なさ・れる【御出でなされる】🔗🔉

おいで-なさ・れる [6] 【御出でなされる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 おいでなさ・る (1)「おいでなさる{■一■(1)}」に同じ。「ようこそ―・れました」「いつまでこちらに―・れますか」 (2)(補助動詞) 「おいでなさる{■一■(2)}」に同じ。「五郷さんの方でそなたを探して―・れう/人情本・当世虎之巻後編」

おいで-なん・す【御出でなんす】🔗🔉

おいで-なん・す 【御出でなんす】 (動サ特活) (1)「来る」「行く」などの尊敬語。「久米さんよう―・したの/洒落本・風俗砂払伝」 (2)(補助動詞) 動詞の連用形に助詞「て(で)」を添えたもの,形容詞の連用形またはそれに助詞「て」を添えたものに付いて,「(て)いる」「(で)ある」の意の尊敬を表す。「よくも黙つて―・した/洒落本・色講釈」 〔活用は動詞「なんす」に同じ〕 →なんす

おいで-に-な・る【御出でになる】🔗🔉

おいで-に-な・る [5] 【御出でになる】 (動ラ五[四]) (1)「来る」「行く」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。「まもなくこちらへ―・ります」「展覧会にはもう―・りましたか」「日曜日はお宅に―・りますか」 (2)(補助動詞) 動詞・形容詞の連用形に助詞「て(で)」を添えた形に付いて,「ている」の意の尊敬を表す。「今論文を書いて―・ります」「御機嫌よくて―・りますね」

おい・でる【御出でる】🔗🔉

おい・でる [3] 【御出でる】 (動ダ下一) 〔名詞「おいで」に「る」を付けて動詞化したもの〕 (1)「行く」「来る」「いる」の尊敬語。おいでになる。「わし所(トコ)へ―・でて飯(ママ)食ひんか/滑稽本・浮世風呂 2」 (2)(補助動詞) 動詞の連用形に助詞「て」を添えた形に付いて,「ている」の意の尊敬を表す。「二時間もすわって―・でたのでさぞお疲れになりましたでしょう」 〔現在ではやや古風な言い方〕

お-でき【御出来】🔗🔉

お-でき [2] 【御出来】 皮膚にできて,膿(ウミ)をもつ腫(ハ)れ物。できもの。「―ができる」

お-ででこ【御出木偶】🔗🔉

お-ででこ [0] 【御出木偶】 (1)享保・元文(1716-1741)の頃,見世物に用いた人形。放下師(ホウカシ)がオデデコデンの囃子(ハヤシ)に合わせ,伏せた笊(ザル)をあけるたびに,次々に変わる人形が出現する。 (2)「おででこしばい」の略。

おででこ-しばい【御出木偶芝居】🔗🔉

おででこ-しばい [5] 【御出木偶芝居】 〔もと,おででこを使った人形芝居であったことから〕 江戸三座以外の小さな劇場。

お-でまし【御出座】🔗🔉

お-でまし [0] 【御出座】 出かけること,来ること,出席することなどを敬っていう語。「開会式に―になる」

ぎょ-しゅつ【御出】🔗🔉

ぎょ-しゅつ 【御出】 貴人が外出すること。おでまし。「大炊御門を西へ―なる/平家 1」

ご-しゅつ【御出】🔗🔉

ご-しゅつ 【御出】 ⇒ぎょしゅつ(御出)

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