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あから・し【懇し】🔗⭐🔉
あから・し 【懇し】 (形シク)
胸のしめつけられるような気持ちである。ひどい。心に痛切に感じられるさまにいう。「などか来ぬ,とはぬ,憎し,―・しとて/蜻蛉(下)」
こん-い【懇意】🔗⭐🔉
こん-い [1] 【懇意】 (名・形動)
(1)親しくしていること。遠慮のいらない間柄であること。また,そのさま。「―な間柄」「―にしている人」
(2)親切な心。好意。「御―の段忝う存じまする/歌舞伎・幼稚子敵討」
こん-がん【懇願・悃願】🔗⭐🔉
こん-がん ―グワン [0] 【懇願・悃願】 (名)スル
誠意をこめて頼むこと。「協力を―する」
こん-き【懇希】🔗⭐🔉
こん-き [1] 【懇希】 (名)スル
真心から願うこと。「是微臣の―する所なり/新聞雑誌 24」
こん-こん【懇懇】🔗⭐🔉
こん-こん [0] 【懇懇】 (ト|タル)[文]形動タリ
真心のこもっているさま。丁寧に詳しく説くさま。「道理を―と説き聞かせる」
こん-し【懇志】🔗⭐🔉
こん-し [1] 【懇志】
(1)ねんごろな志。親切な志。厚志。
(2)〔仏〕 信徒が寺に銭・米などを差し上げること。また,そのもの。
こん-しょ【懇書】🔗⭐🔉
こん-しょ [1] 【懇書】
誠意のこもった手紙。また,相手を敬ってその手紙をいう語。「御―拝受いたしました」
こん-じょう【懇情】🔗⭐🔉
こん-じょう ―ジヤウ [0] 【懇情】
真心のこもった心遣い。親切な心。「御―を賜る」
こん-しん【懇親】🔗⭐🔉
こん-しん [0] 【懇親】 (名・形動)[文]ナリ
打ち解けて親しくすること。また,非常に親しいさま。「―会」「会員相互の―を図る」「他国の君主とその交り―なり/明六雑誌 6」
こん-せい【懇情】🔗⭐🔉
こん-せい [0] 【懇情】
「こんじょう(懇情)」に同じ。「君の―を蒙り今更言語に述べがたく候/八十日間世界一周(忠之助)」
こん-せい【懇誠・悃誠】🔗⭐🔉
こん-せい [0] 【懇誠・悃誠】 (名・形動)[文]ナリ
真心のこもっている・こと(さま)。「極めて率直に,極めて―に…言はねば止(ヤ)まぬ/多情多恨(紅葉)」
こん-せい【懇請】🔗⭐🔉
こん-せい [0] 【懇請】 (名)スル
真心をこめて頼むこと。「委員長就任を―する」
こん-せつ【懇切】🔗⭐🔉
こん-せつ [0][1] 【懇切】 (名・形動)[文]ナリ
(1)非常に親切で,細かな点にも気を配る・こと(さま)。「―丁寧に教える」「母の―な介抱から彼は救はれた/土(節)」
(2)真剣に心の底から願うこと。「欣求の念―なり/私聚百因縁集」
こん-だん【懇談】🔗⭐🔉
こん-だん [0] 【懇談】 (名)スル
親しく,打ち解けて話し合うこと。「学級担任と父兄が―する」
こんだん-かい【懇談会】🔗⭐🔉
こんだん-かい ―クワイ [3] 【懇談会】
打ち解けて話し合う会合。
こん-とう【懇到】🔗⭐🔉
こん-とう ―タウ [0] 【懇到】 (名・形動)[文]ナリ
丁寧で行き届いていること。懇切。「親切―に教授しければ/妾の半生涯(英子)」
こん-とく【懇篤】🔗⭐🔉
こん-とく [0] 【懇篤】 (名・形動)[文]ナリ
心がこもっていて,手厚い・こと(さま)。「―なる援助と有益なる忠言とを与へられ/此一戦(広徳)」
[派生] ――さ(名)
こん-ぼう【懇望】🔗⭐🔉
こん-ぼう ―バウ [0] 【懇望】 (名)スル
「こんもう(懇望)」に同じ。
こん-めい【懇命】🔗⭐🔉
こん-めい [0] 【懇命】
心のこもった仰せ。他人の命令を敬っていう。「―を承る」
こん-もう【懇望】🔗⭐🔉
こん-もう ―マウ [0] 【懇望】 (名)スル
〔「もう」は呉音〕
熱心に希望すること。心から頼むこと。懇願。こんぼう。「総裁就任を―する」「―もだしがたく引き受ける」
こん-ゆ【懇諭】🔗⭐🔉
こん-ゆ [1] 【懇諭】 (名)スル
真心をこめてさとすこと。「其(ソノ)不利なる事を―せられ/近世紀聞(延房)」
こん-わ【懇話】🔗⭐🔉
こん-わ [0] 【懇話】 (名)スル
親しく打ち解けて話し合うこと。懇談。「―会」「諸氏…列席して相ひ―す/浮城物語(竜渓)」
ねもころ【懇ろ】🔗⭐🔉
ねもころ 【懇ろ】
■一■ (副)
〔「ねんごろ」の古い形〕
心をこめて。ていねいに。「かはづ鳴く六田の川の川柳の―見れど飽かぬ川かも/万葉 1723」
■二■ (形動ナリ)
{■一■}に同じ。「鶴が鳴く奈呉江の菅の―に思ひ結ぼれ/万葉 4116」
ねんごろ【懇ろ】🔗⭐🔉
ねんごろ [0] 【懇ろ】
〔「ねもころ」の転〕
■一■ (形動)[文]ナリ
(1)心のこもっているさま。手厚いさま。「―にもてなす」「―に弔う」
(2)親しいさま。特に,男女がなれ親しむさま。「―な間柄」「―になる」
(3)程度がはなはだしいさま。度を超しているさま。「満財が子此れを見て―に希有也と思ふ/今昔 1」
■二■ (名)スル
(1)親密になること。親しく付き合うこと。「お前は貧乏神と―してござるかして/浮世草子・禁短気」
(2)男女が深い仲になること。「今までしたる―の空しくなる事をあたらものと思ひ/仮名草子・難波物語」
(3)男色関係をもつこと。「我若年の時衆道の―せし人住家もとめてありしを/浮世草子・一代男 4」
[派生] ――さ(名)
ねんごろ=にな・る🔗⭐🔉
――にな・る
男女が親密な間柄となる。
ねんごろ-あい【懇ろ合ひ】🔗⭐🔉
ねんごろ-あい ―アヒ 【懇ろ合ひ】
互いに親しい間柄であること。ねんごろな仲。「小かんがいとしがる人と言うて互の―/浄瑠璃・氷の朔日(上)」
ねんごろ-ぶん【懇ろ分】🔗⭐🔉
ねんごろ-ぶん 【懇ろ分】
ねんごろな関係をもつ人。特に,男色関係の兄弟分。「役者仲間に―を求め/浮世草子・男色大鑑 7」
ねんごろ-き・る【懇ろ切る】🔗⭐🔉
ねんごろ-き・る 【懇ろ切る】 (動ラ四)
縁を切る。関係を絶つ。「畢竟おのれは傾城なれば,飽いた時は―・る/浄瑠璃・用明天皇」
こんい【懇意な】(和英)🔗⭐🔉
こんしんかい【懇親会】(和英)🔗⭐🔉
こんしんかい【懇親会】
a social gathering;a social;→英和
<米>a get-together.
こんだん【懇談】(和英)🔗⭐🔉
こんだん【懇談】
a familiar talk;a chat.→英和
〜する chat[talk].‖懇談会 a round-table conference;a social gathering (社交の).
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