こん【懇】 （造）真心がこもっている。また、心からうちとけて親しい。 「━意・━願・━親・━談」 「昵━_じっこん」

こん‐い【懇意】 名・形動親しく交際していること。 「日ごろ━にしている人」 「かねてより━な／の間柄」 「今後とも御━にお願いいたします」

こん‐がん【懇願】_━グヮン 名・他サ変心をこめて丁重にお願いすること。 「助命を━する」 関連語 大分類‖要求‖ようきゅう 中分類‖請求‖せいきゅう

こん‐こん【懇懇】 形動_トタル心をこめてくり返し説くさま。 「━とさとす」

こん‐し【懇志】 名心の行き届いた親切な気持ち。

こん‐しょ【懇書】 名〔文〕心のこもった丁寧な手紙。また、手紙をいう尊敬語。 「御━拝受いたしました」

こん‐じょう【懇情】_━ジャウ 名〔文〕心のこもった親切な心配り。 「御━を賜り有り難く存じます」

こん‐しん【懇親】 名うちとけて仲良くつきあうこと。親睦。 「━会」 関連語 大分類‖会う‖あう 中分類‖交わる‖まじわる

こん‐せい【懇請】 名・他サ変礼を尽くして、ひたすら頼むこと。また、その頼み。 「援助を━する」 関連語 大分類‖要求‖ようきゅう 中分類‖請求‖せいきゅう

こん‐せつ【懇切】 名・形動細かいところまで気が配られて、親切なこと。 「━に指導する」 「━なご教示に感謝申し上げます」 「━丁寧な説明」 ‐さ 関連語 大分類‖快い態度‖こころよいたいど 中分類‖親切‖しんせつ

こん‐だん【懇談】 名・自他サ変打ち解けた雰囲気で、親しく話し合うこと。 「旧友と━する」 「━会」 ◇さらに親しく会話を楽しむ意では「歓談」を使う。 関連語 大分類‖話す‖はなす 中分類‖相談‖そうだん

こん‐とく【懇篤】 名・形動〔文〕丁寧で、心がこもっているさま。

こん‐もう【懇望】_━マウ 名・他サ変心から願い望むこと。こんぼう。 「うちで働いてくれと━される」 関連語 大分類‖要求‖ようきゅう 中分類‖請求‖せいきゅう

こん‐わ【懇話】 名・自サ変互いに打ち解けて話し合うこと。また、その話。懇談。 「━会」

ねんごろ【懇ろ】 形動 心がこもっているさま。親切でていねいなさま。 「━にもてなす」 「━に弔う」 互いに打ち解けて親しいさま。特に、異性との仲が親密であるさま。 「━な間柄」 関連語 大分類‖快い感情‖こころよいかんじょう 中分類‖親しい‖したしい