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えら・ぶ【選ぶ・択ぶ・撰ぶ】🔗🔉

えら・ぶ [2] 【選ぶ・択ぶ・撰ぶ】 (動バ五[四]) 〔動詞「選(エ)る」に助動詞「ふ」の付いたものという。上代は「えらふ」と清音〕 (1)いくつかのもののうちで,条件にかなうものを決める。また,決めて抜き出す。よる。選択する。《選・択》「学校を―・ぶ」「学級委員に―・ばれる」「天の下奏(マオ)したまひし家の子と―・ひたまひて/万葉 894」 (2)編集して書物にまとめる。あむ。《撰》「歌集を―・ぶ」 (3)(多く打ち消しを伴って)区別する。「勝つためには手段を―・ばない」 [可能] えらべる

えり-くず【選り屑・撰り屑】🔗🔉

えり-くず ―クヅ 【選り屑・撰り屑】 (1)よい物を選び取って残ったくず。よりくず。 (2)名物茶入れの銘。小堀遠州の命名という。

えり-ぜに【撰り銭】🔗🔉

えり-ぜに [0] 【撰り銭】 室町後期,取引にあたって悪銭を忌避し,良銭(主に渡来銭)のみを選びとったこと。円滑な商取引を妨げるとして,規制する令がしばしば発せられた。えりせん。せんせん。

せん-じゃ【撰者】🔗🔉

せん-じゃ [1] 【撰者】 (1)すぐれた作品を選び集めて歌集・文集などを作る人。編者。「勅撰集の―」 (2)詩歌・文章などを著述する人。著者。

せん-しゅう【撰修】🔗🔉

せん-しゅう ―シウ [0] 【撰修】 (名)スル 書物を著すこと。また,編集すること。

せん-しゅう【撰集】🔗🔉

せん-しゅう ―シフ [0] 【撰集】 〔「せんじゅう」とも〕 詩歌・文などの優れたものをえらび編集すること。また,その集。

せんじゅうしょう【撰集抄】🔗🔉

せんじゅうしょう センジフセウ 【撰集抄】 説話集。九巻。編者未詳。1250年頃成立か。神仏の霊験(レイゲン)譚・発心(ホツシン)譚・遁世(トンセイ)譚百余話を収める。西行作と信じられ江戸時代の作家に大きな影響を及ぼした。

せん-じゅつ【撰述】🔗🔉

せん-じゅつ [0] 【撰述】 (名)スル 書物を著し作ること。述作すること。「注解書を―する」

せん-しん【撰進】🔗🔉

せん-しん [0] 【撰進】 (名)スル 詩歌・文章の集などを編んで君主に奉ること。「漢詩集を―する」

せん・する【撰する】🔗🔉

せん・する [3] 【撰する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す (1)文章を作る。「顕彰碑の碑文を―・する」 (2)多くの詩歌や文からえらんで書物を編集する。

せん-せん【撰銭】🔗🔉

せん-せん [0] 【撰銭】 ⇒えりぜに(撰銭)

せん-てい【撰定】🔗🔉

せん-てい [0] 【撰定】 (名)スル (1)書物などをつくり定めること。編纂(ヘンサン)すること。 (2)多くの詩歌・文章からよいものをえらび出すこと。

せん-ぶん【撰文】🔗🔉

せん-ぶん [0] 【撰文】 (名)スル 文章を作ること。また,その文章。「墓誌が何人(ナニビト)の―に係るかを/渋江抽斎(鴎外)」

せん-ろく【撰録】🔗🔉

せん-ろく [0] 【撰録】 (名)スル 文章に綴(ツヅ)って記録すること。

せん【撰】(和英)🔗🔉

せん【撰】 (a) compilation.A氏撰 edited (compiled) by Mr.A.→英和

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