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かじ-き【梶木・旗魚】🔗🔉

かじ-き カヂキ [1] 【梶木・旗魚】 スズキ目マカジキ科・メカジキ科の海魚の総称。全長3メートル内外の大形魚で,上顎が槍状に伸びている。マカジキ科のマカジキ・バショウカジキ・クロカジキなどは海面近くを,メカジキ科のメカジキはやや深いところを泳ぐ。マカジキが最も美味。外洋に広く分布。カジキマグロ。カジトオシ。 梶木 [図]

かじき-ざ【旗魚座】🔗🔉

かじき-ざ カヂキ― [0] 【旗魚座】 〔(ラテン) Dorado〕 一月末頃の宵,南中する星座。日本からはその一部しか見えない。大マゼラン雲をその中に含む。

き-か【旗下】🔗🔉

き-か [1][2] 【旗下】 (1)大将の旗のもと。また,大将の支配下。麾下(キカ)。「―に馳せ参ずる」 (2)特定の考え方などの影響下にあること。「実存主義の―にある」

き-かん【旗艦】🔗🔉

き-かん [0][2][1] 【旗艦】 艦隊の司令官・司令長官が乗っていて,艦隊の指揮をとる軍艦。マストに司令官・司令長官の官階を示す旗を掲げる。

き-こ【旗鼓】🔗🔉

き-こ [1][2] 【旗鼓】 (1)軍旗と鼓。 (2)軍隊。

きこ=の間(カン)に相見(アイマミ)ゆ🔗🔉

――の間(カン)に相見(アイマミ)ゆ 戦場で敵味方になって相会する。旗鼓相当(アイア)たる。

き-ごう【旗号】🔗🔉

き-ごう ―ガウ [1][0] 【旗号】 旗じるし。旗章。徽号(キゴウ)。

き-こく【旗国】🔗🔉

き-こく [0][1] 【旗国】 船舶・航空機が所属するとして,登録している国。

きこく-しゅぎ【旗国主義】🔗🔉

きこく-しゅぎ [4] 【旗国主義】 公海・公空にある船舶や航空機は,その旗国が管轄権を有するという原則。

き-し【旗幟】🔗🔉

き-し [1][2] 【旗幟】 (1)旗とのぼり。旗じるし。 (2)表立って示す立場・態度。「―を鮮明にする」

きし-せんめい【旗幟鮮明】🔗🔉

きし-せんめい [1] 【旗幟鮮明】 旗じるしのあざやかなこと。主義・主張のはっきりしていること。

き-しゅ【旗手】🔗🔉

き-しゅ [1][2] 【旗手】 (1)団体のしるしとしての旗を持つ役目の人。 (2)ある運動の先頭に立って活躍する人。「新劇運動の―」

き-しょう【旗章】🔗🔉

き-しょう ―シヤウ [0] 【旗章】 はたじるし。国旗・軍旗・校旗など。

き-しょく【旗色】🔗🔉

き-しょく [0][1] 【旗色】 (1)戦いの形勢。はたいろ。 (2)旗じるしとするもの。立場。主張。「―鮮明」

き-じん【旗人】🔗🔉

き-じん [1] 【旗人】 中国,清代の軍事組織八旗に所属した者の総称。満州族を中心にモンゴル族・漢族などを含む。各種の特権を与えられた。

き-せい【旗旌】🔗🔉

き-せい [0] 【旗旌】 はたとのぼり。旗幟(キシ)。

き-ち【旗地】🔗🔉

き-ち [1] 【旗地】 中国,清代に旗人の生計維持のために支給した土地。ヌルハチに始まり,瀋陽・北京付近を中心に設置。清代後期には崩壊した。

き-てい【旗亭】🔗🔉

き-てい [0] 【旗亭】 〔中国で,酒旗という旗を掲げてその目印としたことから〕 酒場。酒楼。料理店。また,旅館。

き-ひょう【旗標】🔗🔉

き-ひょう ―ヘウ [0] 【旗標】 はたじるし。旗章。

き-べん【旗弁】🔗🔉

き-べん [0] 【旗弁】 マメ科植物の蝶形(チヨウケイ)花冠の上側に位置するよく目立つ花弁。 →蝶形花

き-もん【旗門】🔗🔉

き-もん [0] 【旗門】 スキーのアルペン競技で,コースを示すために立ててある一対の旗。

き-りゅう【旗旒】🔗🔉

き-りゅう ―リウ [0] 【旗旒】 旗。特に,信号旗。

きりゅう-しんごう【旗旒信号】🔗🔉

きりゅう-しんごう ―リウ―ガウ [4] 【旗旒信号】 船舶が一定の方式に従って旗を掲揚して行う信号。

はた【旗・幡・旌】🔗🔉

はた [2] 【旗・幡・旌】 (1)布・紙などで作り,竿(サオ)などの先に掲げてしるしとするもの。古くは縦長で上辺を竿に結ぶ流れ旗が多く,のち,上辺と縦の一辺を乳(チ)で竿にとめる幟(ノボリ)旗が増えた。古来,朝廷で儀式・祭礼の具として用い,また,軍陣では標式として用いた。現在は,国・組織などの象徴として用いるほかに,さまざまな標識・信号として用いる。 (2)旗じるし。「独立の―をかかげる」 (3)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。 (4)「旗売り」の略。 (5)(「幡」と書く)〔仏〕 〔梵 patk〕 仏・菩薩の威徳を示すための飾りの道具。大法要・説法などの時,寺院の境内や堂内に立てる。三角形の首部の下に細長い幡身(バンシン)をつけ,その下に数本のあしを垂れたもの。ばん。

はた=を揚(ア)・げる🔗🔉

――を揚(ア)・げる 〔後漢書(袁紹伝)〕 (1)兵を集めて戦いを起こす。 (2)新しく事を起こす。旗揚げをする。

はた=を振・る🔗🔉

――を振・る 政治運動などで,人々の先頭に立って指揮をとる。

はた=を巻(マ)・く🔗🔉

――を巻(マ)・く 戦いに敗れて降参する。

はた-あげ【旗揚げ】🔗🔉

はた-あげ [4][0] 【旗揚げ】 (名)スル (1)兵を集めて戦いを起こすこと。 (2)芸能・演劇などで,新しく一座を組むこと。「―の公演」 (3)組織・集団などを新しく作ること。また,その名乗りをあげること。「新党が―する」

はた-いろ【旗色】🔗🔉

はた-いろ [0] 【旗色】 〔戦場で軍旗のひるがえる様子から〕 (1)勝負の形勢。争い・議論などの優劣の状態。「―が悪い」 (2)〔所属を示す旗の色から〕 所属。立場。きしょく。旗幟(キシ)。「―を鮮明にする」

はたいろ=が悪・い🔗🔉

――が悪・い 戦いで,形勢がよくない。

はた-うり【旗売り】🔗🔉

はた-うり [0] 【旗売り】 (名)スル 取引で,空売りをすること。旗。

はた-おさめ【旗納め】🔗🔉

はた-おさめ ―ヲサメ [3] 【旗納め】 労働組合などで,年末に行う懇親会。

はた-がしら【旗頭】🔗🔉

はた-がしら [3] 【旗頭】 (1)ある集団の長。「一軍の―となる」 (2)旗の上方。「判官の―にひらめきて/盛衰記 43」 (3)中世,地方の同族武士団の長。「清の党の―,芳賀兵衛入道禅可/太平記 19」 (4)近世,一朝事有る際に,諸侯を率いて京都防備にあたる者の俗称。

はた-ぎょうれつ【旗行列】🔗🔉

はた-ぎょうれつ ―ギヤウレツ [3] 【旗行列】 祝いなどの際に,手に小旗を持った人が行列してねり歩くこと。

はた-ぐも【旗雲】🔗🔉

はた-ぐも [3][0] 【旗雲】 旗のようにたなびいた雲。

はた-ざお【旗竿】🔗🔉

はた-ざお ―ザヲ [0] 【旗竿】 (1)旗をつけて掲げる竿。 (2)アブラナ科の越年草。山野・海辺に自生。茎は直立し,高さ30〜90センチメートル。葉は互生し,披針形,基部は矢じり形で茎を抱く。春,茎頂に白色の小花を総状につける。果実は細長く上を向いてつき,裂開する。 旗竿(2) [図]

はた-さし【旗指・旗差】🔗🔉

はた-さし [4] 【旗指・旗差】 (1)戦場で,大将の旗印を持つ侍。馬に乗って先頭を進む。旗手。旗持ち。 (2)「旗指物」の略。

はた-さしもの【旗指物】🔗🔉

はた-さしもの [4][3] 【旗指物】 昔,鎧(ヨロイ)の背中にさして戦場で目印とした小旗。はたさし。

はた-じるし【旗印・旗標】🔗🔉

はた-じるし [3] 【旗印・旗標】 (1)旗に紋や字を染め抜いて,戦場での目印とするもの。 (2)団体などが行動の目標として掲げる主義・主張。「反戦の―の下に合同する」

はた-だいしょう【旗大将】🔗🔉

はた-だいしょう ―ダイシヤウ [3] 【旗大将】 (1)「旗奉行(ハタブギヨウ){(1)}」に同じ。 (2)一隊の長。旗頭。「一方の―/浄瑠璃・忠臣蔵」

はたたて-だい【旗立鯛】🔗🔉

はたたて-だい ―ダヒ [4] 【旗立鯛】 スズキ目の海魚。全長約20センチメートル。体形はエンゼルフィッシュに似る。体色は白色の地に二本の太い黒色横帯が走り,背から尾にかけては黄色い。背びれの一部が長く伸び白く美しい。観賞魚とされる。相模湾以南の暖海のサンゴ礁などに分布。

はた-び【旗日】🔗🔉

はた-び [2][1] 【旗日】 〔国旗を掲げることから〕 国の定めた祝日。

はた-びらき【旗開き】🔗🔉

はた-びらき [3] 【旗開き】 労働組合などで,一年間の闘争を始めるにあたって年始に開く懇親会。

はた-ぶぎょう【旗奉行】🔗🔉

はた-ぶぎょう ―ブギヤウ [3] 【旗奉行】 (1)武家の職名。旗を守る役。旗大将。幟(ノボリ)奉行。 (2)江戸幕府の職名。徳川家の軍旗・馬標(ウマジルシ)その他の旗を管理する役。

はた-ふり【旗振り】🔗🔉

はた-ふり [4][3] 【旗振り】 (1)合図などのために旗を振ること。また,その人。 (2)ある事柄を推進すべく率先して周囲に呼びかけること。音頭取り。「後援会設立の―役」

はた-もち【旗持(ち)】🔗🔉

はた-もち [4][3] 【旗持(ち)】 旗を持つ役目。はたさし。旗手。

はた-もと【旗本】🔗🔉

はた-もと [0] 【旗本】 (1)軍陣で大将のいる所。本陣。本営。 (2)大将の近くにあってこれを護衛する家臣団。麾下(キカ)。 (3)江戸時代,将軍直属の家臣のうち,禄高一万石以下で御目見(オメミエ)以上の格式を有する者。御目見以下の御家人とあわせて直参(ジキサン)という。

はたもと-はちまんき【旗本八万騎】🔗🔉

はたもと-はちまんき [7][0] 【旗本八万騎】 徳川将軍家の旗本の数を称したもの。旗本は,実際には五千を少し上回る程度であったが,御家人と陪臣を含めれば,約八万騎であった。

はたもと-やっこ【旗本奴】🔗🔉

はたもと-やっこ [5] 【旗本奴】 江戸時代,旗本の青年武士で集団をなし,はでな服装をして,無頼を働いたもの。神祇組(ジンギグミ)・白柄組・六法組などが知られ,首領株に水野十郎左衛門がいた。 →町奴

きし【旗幟を鮮明にする】(和英)🔗🔉

きし【旗幟を鮮明にする】 make clear one's position[attitude].

きしゅ【旗手】(和英)🔗🔉

きしゅ【旗手】 a standard-bearer.

はた【旗】(和英)🔗🔉

はた【旗】 a flag;→英和 a banner;→英和 the colors (軍旗).〜を上げる(おろす) put up (lower) a flag.〜を振る wave a flag.

はたあげ【旗揚げをする】(和英)🔗🔉

はたあげ【旗揚げをする】 [挙兵]raise an army;→英和 rise in arms (反乱);start a (new) business (事業を起こす).

はたいろ【旗色】(和英)🔗🔉

はたいろ【旗色】 the tide;→英和 the situation (形勢).→英和 〜が良い(悪い) The chances are in one's favor (against one).〜を見る sit on the fence.→英和

はたがしら【旗頭】(和英)🔗🔉

はたがしら【旗頭】 a leader;→英和 a chief;→英和 a boss.→英和

はたざお【旗竿】(和英)🔗🔉

はたざお【旗竿】 a flagpole;→英和 a flagstaff.→英和

はたじるし【旗印】(和英)🔗🔉

はたじるし【旗印】 a flag mark[design];a slogan (標語).→英和

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