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あや・める【危める・殺める】🔗🔉

あや・める [3] 【危める・殺める】 (動マ下一)[文]マ下二 あや・む 人を殺傷する。「誤って人を―・めた」

ころし【殺し】🔗🔉

ころし [0] 【殺し】 (1)殺すこと。「人―」 (2)殺人。殺人事件。「―の現場」

ころし-ぬり【殺し塗(り)】🔗🔉

ころし-ぬり [0] 【殺し塗(り)】 日本画の技法の一。描線も残さず全体に色を塗る方法。

ころし-ば【殺し場】🔗🔉

ころし-ば [0] 【殺し場】 芝居で,殺人の場面,およびその演出。

ころし-もんく【殺し文句】🔗🔉

ころし-もんく [4] 【殺し文句】 男女の間で,相手の心を強く引きつけるような巧みな言葉。

ころし-や【殺し屋】🔗🔉

ころし-や [0] 【殺し屋】 報酬をもらって人を殺す人。プロの暗殺者。

ころ・す【殺す】🔗🔉

ころ・す [0] 【殺す】 (動サ五[四]) (1)人や動物の命を奪う。 ⇔生かす 「短刀で人を―・す」「煮沸してばい菌を―・す」 (2)不注意など,自分の落ち度で人を死に至らしめる。どうすることもできないで,死ぬにまかせる。死なせる。「一子など―・せし時は世に永らへては居られざる程に思ふものなりしが/浮世草子・織留 4」 (3)声などがあたりに聞こえないようにする。感情が表面に出ないようにする。おしころす。「声を―・して泣く」「息を―・して様子をうかがう」 (4)本来の働きや効果の発現を妨げる。特にスポーツ・勝負事などで,相手の攻撃手段を封じる。 ⇔生かす 「材料の持ち味を―・してしまう」「スピードを―・した球」「利き腕を―・す」「左の隅の石を―・された」 (5)野球で,アウトにする。 (6)異性を悩殺する。たらす。「糸屋の娘は目で―・す」 (7)質(シチ)に入れる。「更紗の下着と蜀錦の帯とを―・しけるに/滑稽本・針の供養」 [可能] ころせる [慣用] 寸鉄人を―・角を矯(タ)めて牛を―/虫も殺さぬ

さつ-い【殺意】🔗🔉

さつ-い [1] 【殺意】 人を殺そうとする意思。「―を抱く」

さつ-がい【殺害】🔗🔉

さつ-がい [0] 【殺害】 (名)スル 〔古くは「せつがい」〕 人を殺すこと。「盗賊に―された」

さっ-き【殺気】🔗🔉

さっ-き [0] 【殺気】 (1)人を殺そうとする気迫。殺し合いでも起こりそうな険悪な空気。また,荒々しく緊張した気配。「男の顔には―がみなぎっていた」「場内の空気は―をはらんできた」 (2)草木を枯らす秋冬の寒気。

さっき-だ・つ【殺気立つ】🔗🔉

さっき-だ・つ [4] 【殺気立つ】 (動タ五[四]) 興奮して,荒々しい気分・様子になる。「―・った群衆」

さっ-きん【殺菌】🔗🔉

さっ-きん [0] 【殺菌】 (名)スル 細菌を殺すこと。熱などの物理的方法と,薬剤による化学的方法とがある。「―作用」

さっきん-ざい【殺菌剤】🔗🔉

さっきん-ざい [3] 【殺菌剤】 (1)病原微生物を殺す作用をもつ薬剤。 (2)農作物に対する植物病原菌の攻撃から作物を守るための薬剤。

さっきん-とう【殺菌灯】🔗🔉

さっきん-とう [0] 【殺菌灯】 紫外線を発して殺菌を行う低圧水銀灯。

さっきん-りょう【殺菌料】🔗🔉

さっきん-りょう ―レウ [3] 【殺菌料】 食品添加物の一。食品の腐敗・変性の原因となる細菌を殺すために食品や製造用器具に用いる。食品に直接添加できるのは過酸化水素のみだが,ほとんど用いられない。 →保存料

さっ-しょう【殺傷】🔗🔉

さっ-しょう ―シヤウ [0] 【殺傷】 (名)スル 殺したり傷つけたりすること。「―事件」「人を―すること数万/偽悪醜日本人(雪嶺)」

さつ-じん【殺人】🔗🔉

さつ-じん [0] 【殺人】 人を殺すこと。「―事件」

さつじん-き【殺人鬼】🔗🔉

さつじん-き [3] 【殺人鬼】 何人もの人を殺した悪人を,鬼にたとえていう語。

さつじん-けん【殺人剣】🔗🔉

さつじん-けん [3] 【殺人剣】 人を殺すために用いる刀。殺人刀。 ⇔活人剣

さつじん-ざい【殺人罪】🔗🔉

さつじん-ざい [3] 【殺人罪】 故意に他人を殺すことにより成立する罪。

さつじん-てき【殺人的】🔗🔉

さつじん-てき [0] 【殺人的】 (形動) 人の生命を奪うほど程度の激しいこと。殺されるのではないかと思うほどものすごいさま。「―なスケジュール」「混雑はまさに―だ」

さつじん-はん【殺人犯】🔗🔉

さつじん-はん [3] 【殺人犯】 殺人罪を犯した者。

さつ-じん【殺陣】🔗🔉

さつ-じん ―ヂン [0] 【殺陣】 映画・演劇などで,入り乱れての激しい斬り合いの場面。たて。立ち回り。

さつ-せいぶつざい【殺生物剤】🔗🔉

さつ-せいぶつざい [6][5] 【殺生物剤】 殺虫剤・除草剤・殺菌剤などの総称。目的とする病害虫や雑草だけでなく,広範な動植物に影響を与えることに着目していう。

さっそ-ざい【殺鼠剤】🔗🔉

さっそ-ざい [3] 【殺鼠剤】 鼠の駆除に用いる薬剤。古くから黄リンや亜ヒ酸などが用いられ,さらに硫酸タリウム・リン化亜鉛などが開発された。有機合成剤としてはアンツー・ワルファリン・フラドールなどがある。

さっ-ちゅう【殺虫】🔗🔉

さっ-ちゅう [0] 【殺虫】 害になる虫を殺すこと。

さっちゅう-ざい【殺虫剤】🔗🔉

さっちゅう-ざい [3][0] 【殺虫剤】 害虫を殺すために用いる薬剤。昆虫の体に接触してこれを殺す接触毒剤,昆虫に食わせて殺す消化毒剤,吸飲させて殺す呼吸毒剤(燻蒸剤)がある。化学的には有機リン剤・有機塩素剤・カーバメート剤などに分けられる。スミチオン・ピレトリンなど。

さっちゅう-とう【殺虫灯】🔗🔉

さっちゅう-とう [0] 【殺虫灯】 農作物の害虫を誘って集め,殺すための灯火。

さっ-とう【殺到】🔗🔉

さっ-とう ―タウ [0] 【殺到】 (名)スル 多数の人や物が一度にどっと押し寄せること。「予約が―する」「非常口に―する」

さつ-ばつ【殺伐】🔗🔉

さつ-ばつ [0] 【殺伐】 ■一■ (ト|タル)[文]形動タリ 穏やかさやあたたかみの感じられないさま。とげとげしいさま。「―とした世相」「―たる光景」 ■二■ (名・形動)[文]ナリ 人を殺すこと。荒々しくむごい・こと(さま)。「―な事さらりと廃(ヤメ)て/いさなとり(露伴)」「―の声の聞えつるこそ浅ましく/太平記 13」 [派生] ――さ(名)

さっ-ぷうけい【殺風景】🔗🔉

さっ-ぷうけい [3] 【殺風景】 (名・形動)[文]ナリ (1)景色などが,単調で趣のない・こと(さま)。「―な倉庫街」 (2)おもしろみがなく,興ざめのする・こと(さま)。「男ばかりで―な宴会だ」「瑪留(メルロー)は性来婦人を喜ばさる―の豪傑なれば/経国美談(竜渓)」 [派生] ――さ(名)

さつ-りく【殺戮】🔗🔉

さつ-りく [0] 【殺戮】 (名)スル 残忍な方法で多くの人を殺すこと。「知識は常に感情を手取りにして,解体し―せんとす/囚はれたる文芸(抱月)」

さつ-りゃく【殺掠・殺略】🔗🔉

さつ-りゃく [0] 【殺掠・殺略】 (名)スル 人を殺害してその人の財物を略奪すること。「家屋を焚焼し,生人を―するを事となす/新聞雑誌 60」

し・す【殺す】🔗🔉

し・す 【殺す】 (動サ下二) ころす。「己が緒(=命)を盗み―・せむと/古事記(中)」

せつ-がい【殺害】🔗🔉

せつ-がい [0] 【殺害】 (名)スル 〔「せつ」は呉音〕 「さつがい」に同じ。「怒りに乗じて人を―し/花柳春話(純一郎)」

せっ-き【殺鬼・刹鬼】🔗🔉

せっ-き 【殺鬼・刹鬼】 人を殺し,物を滅ぼす恐ろしいもの。羅刹。無常の理(コトワリ)にたとえても用いる。「されども無常の―情なく別離の苦患(クゲン)は遁(ノガレ)難し/沙石 3」

せっ-しょ【切所・殺所・節所】🔗🔉

せっ-しょ 【切所・殺所・節所】 峠などの難所。また,要害の場所。「東山道は―なれば/義経記 7」

せっ-しょう【殺生】🔗🔉

せっ-しょう ―シヤウ [1] 【殺生】 ■一■ (名)スル 生き物を殺すこと。仏教では十悪の一つとされる。「生き物を―するな」「無益な―はよせ」 ■二■ (形動)[文]ナリ むごいさま。思いやりのないさま。「―な目にあわせる」「そんな―な」

せっしょう-かい【殺生戒】🔗🔉

せっしょう-かい ―シヤウ― [3] 【殺生戒】 〔仏〕 五戒・八戒・十戒の一。殺生を戒める戒律。

せっしょう-かんぱく【殺生関白】🔗🔉

せっしょう-かんぱく ―シヤウクワン― 【殺生関白】 豊臣秀次の異名。粗暴な行動が多かったので,「摂政関白」をもじっていう。

せっしょう-きんだん【殺生禁断】🔗🔉

せっしょう-きんだん ―シヤウ― [1] 【殺生禁断】 仏教の慈悲の精神に基づいて,生き物を殺すのを禁ずること。「―の聖域」

せっしょう-ごや【殺生小屋】🔗🔉

せっしょう-ごや ―シヤウ― [0] 【殺生小屋】 〔猟師は殺生をよすぎとしていることから〕 猟師の使う山小屋。

せっしょう-せき【殺生石】🔗🔉

せっしょう-せき ―シヤウ― [3] 【殺生石】 (1)栃木県那須町湯本にある溶岩の大塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前(タマモノマエ)に化けた金毛九尾の狐が殺されて化したと伝えられる石。後深草天皇のとき,玄翁(ゲンノウ)和尚が杖で石を二つに割り,現れた霊を成仏させたという。 (2)能の一。四・五番目物。作者未詳。殺生石{(1)}に題材をとったもの。

そがれる【殺がれる・削がれる】🔗🔉

そがれる [3] 【殺がれる・削がれる】 「そぐ」の受け身形。

そぎ-だけ【削ぎ竹・殺ぎ竹】🔗🔉

そぎ-だけ [2] 【削ぎ竹・殺ぎ竹】 先端を斜めにそいだ竹。

そぎ-つぎ【殺ぎ継ぎ】🔗🔉

そぎ-つぎ [0] 【殺ぎ継ぎ】 継手の一種。木材の切り口を斜めに切って合わせ,釘あるいは接着剤などで止める方法。根太(ネダ)や垂木(タルキ)などに用いられる。滑り刃継ぎ。

そぎ-と・る【削ぎ取る・殺ぎ取る】🔗🔉

そぎ-と・る [0][3] 【削ぎ取る・殺ぎ取る】 (動ラ五[四]) 刃物でけずりとる。「かみそりで―・る」 [可能] そぎとれる

そぎ-や【殺ぎ屋】🔗🔉

そぎ-や [2] 【殺ぎ屋】 売れ残り品・返品・不良品の類を安く仕入れ,特価品として露店商などに卸売する問屋。

そ・ぐ【削ぐ・殺ぐ】🔗🔉

そ・ぐ [1] 【削ぐ・殺ぐ】 ■一■ (動ガ五[四]) 〔古くは「そく」と清音〕 (1)先端や突き出た部分を,刃物で斜めに切り落とす。「竹を―・ぐ」「鼻を―・ぐ」 (2)先をとがらせる。「石筆ヲ―・グ/ヘボン」 (3)髪の先を切る。「髪を―・ぐ」 (4)勢いを弱くする。なくなるようにする。《殺》「興趣を―・がれる」「気勢を―・がれる」「力が―・がれる」 (5)省略する。節約する。「よろづを,―・がせ給ておはしましぬ/栄花(御裳着)」 〔「そげる」に対する他動詞〕 [可能] そげる ■二■ (動ガ下二) ⇒そげる

そげ【削げ・殺げ】🔗🔉

そげ [1][2] 【削げ・殺げ】 〔動詞「そげる」の連用形から〕 (1)竹や木の,薄くそげたもの。また,ささくれ。とげ。 (2)「削げ者」に同じ。「―めが頬(ツラ)は見たうもない/浄瑠璃・夏祭」

そ・げる【削げる・殺げる】🔗🔉

そ・げる [2] 【削げる・殺げる】 (動ガ下一)[文]ガ下二 そ・ぐ (1)刃物で削り取られる。また,刃物で削り取られたような状態になる。「病気でほおの肉が―・げる」 (2)横道へそれる。普通と変わっている。「当世は歴々方の公達ほど,唐桟の広袖仕立なぞと,―・げた所を好み給ひ/滑稽本・指面草」 〔「そぐ」に対する自動詞〕

そ・す【殺す】🔗🔉

そ・す 【殺す】 (動サ四) ころす。[名義抄]

たて【殺陣】🔗🔉

たて [2][1] 【殺陣】 演劇・映画で,斬り合いや捕り物の場面の立ち回りの演技。また,その演技を振り付けること。「―をつける」「―師」

たて-し【殺陣師】🔗🔉

たて-し [2] 【殺陣師】 殺陣(タテ)を考案し,立ち回りの型を俳優に教える人。

ころし【殺し】(和英)🔗🔉

ころし【殺し】 killing;→英和 manslaughter;→英和 a murder (case).→英和 ‖殺し屋 a (hired) killer.兄弟殺し fratricide.父(母)親殺し partricide (matricide).

ころしもんく【殺し文句】(和英)🔗🔉

ころしもんく【殺し文句】 a killing expression.

ころす【殺す】(和英)🔗🔉

ころす【殺す】 kill;→英和 murder;→英和 slaughter (屠殺);→英和 《野》catch out (打者を);put out (走者を).息を〜 hold one's breath.

さつい【殺意】(和英)🔗🔉

さつい【殺意】 murderous intent;intent to murder.

さつがい【殺害】(和英)🔗🔉

さつがい【殺害】 murder.→英和 〜する murder;kill;→英和 put to death.‖殺害者 a murderer;a murderess (女).

さっき【殺気】(和英)🔗🔉

さっき【殺気】 wild excitement;thirst for blood.〜立つ grow[get]excited;be bloodthirsty.〜立った wildly excited;ferocious.→英和

さっきん【殺菌】(和英)🔗🔉

さっきん【殺菌】 sterilization;pasteurization.〜する sterilize;→英和 pasteurize.→英和 ‖殺菌剤 a sterilizer;a disinfectant.殺菌力 sterilizing power.

さっしょう【殺傷】(和英)🔗🔉

さっしょう【殺傷】 bloodshed.→英和 〜する shed blood.

さつじん【殺人】(和英)🔗🔉

さつじん【殺人】 homicide;→英和 murder (謀殺).→英和 殺人的(な) deadly;→英和 hectic.→英和 ‖殺人事件 a murder case.殺人犯人 a homicide;a murderer.殺人未遂 an attempted murder.

さっそざい【殺鼠剤】(和英)🔗🔉

さっそざい【殺鼠剤】 (a) rat poison.

さっちゅうざい【殺虫剤】(和英)🔗🔉

さっちゅうざい【殺虫剤】 an insecticide;→英和 an insect powder (粉末).

さっとう【殺到する】(和英)🔗🔉

さっとう【殺到する】 rush[pour];→英和 throng[rush];→英和 storm.→英和 注文が〜する have a rush of orders.

さつばつ【殺伐な】(和英)🔗🔉

さつばつ【殺伐な】 bloody;→英和 brutal;→英和 savage.→英和

さっぷうけい【殺風景な[無風流]】(和英)🔗🔉

さっぷうけい【殺風景な[無風流]】 inelegant;→英和 prosaic;→英和 vulgar;→英和 [もの寂しい]dreary;→英和 bleak.→英和

さつりく【殺戮する】(和英)🔗🔉

さつりく【殺戮する】 massacre;→英和 slaughter;→英和 butcher.→英和

せっしょう【殺生する】(和英)🔗🔉

せっしょう【殺生する】 kill;→英和 take life.〜な cruel.→英和

そぐ【殺ぐ】(和英)🔗🔉

そぐ【殺ぐ】 reduce;→英和 diminish;→英和 lessen.→英和

たて【殺陣(師)】(和英)🔗🔉

たて【殺陣(師)】 (a) swordplay (coacher).→英和

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