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あや・める【危める・殺める】🔗🔉

あや・める【危める・殺める】 他下一人に危害を加える。特に、殺す。 「過って人を━」 殺す意の場合は「殺」を使う。 あや・む(下二) 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

ころし【殺し】🔗🔉

ころし【殺し】 殺すこと。 殺人。また、殺人事件。 「━の現場」 ◇もとは警察用語。

ころし‐もんく【殺し文句】🔗🔉

ころし‐もんく【殺し文句】 相手の心をすっかり引きつけてしまう巧みなことば。 「━を並べる」

ころ・す【殺す】🔗🔉

ころ・す【殺す】 他五 生きているもの(特に、人や動物)の生命を絶つ。命を奪う。 「強盗が首を絞めて店主を━」 「過って人を━」 「猫がネズミを━」 「虫も━・さぬ顔をして…」 ⇔生かす 死因を主語にして、「戦争が彼を殺した」などの言い方もできる(ただし、やや修辞的)。 不本意ながら人や動物を死なせる。 「肺炎で息子を━・してしまった」 不可抗力的な死に無力であったことなどを責めて、殺した(殺す)も同然だの気持ちでいう。 生理現象や感情を抑える。押し殺す。また、意図的にものの勢いを弱くする。 「息を━・して見守る」 「声を━・して泣く」 「あくびを━」 「感情を━・して話を続ける」 「スピードを━・して変化球を投げる」 ある作用が、そのものの持つ能力や特性を損なう。駄目にする。壊す。 「濃すぎる味付けが素材の持ち味を━」 好ましくない特性を抑える。 「ワサビが魚の臭みを上手に━・してくれる」 人を主語にしていう言い方もある。「〔コックが〕種々の香辛料で豚肉の臭みを━」 相手を悩殺する。 「流し目で━」 相撲で、相手の差し手の働きを封じる。 「左を━・して一気に寄る」 野球で、走者をアウトにする。 「牽制けんせい球で走者を━」 囲碁で、相手を攻めて目が二つ以上できないようにする。 「左すみの石を━」 殺せる 殺し 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

さつ【殺】🔗🔉

さつ【殺】 (造) ころす。 「━意・━気・━菌」 「暗━・必━」 「絞━・銃━・毒━」 なくす。けす。 「━伐・━風景」 「抹━」 程度のはなはだしい意を添える語。 「━到」 「悩━・忙━・黙━」

さつ‐い【殺意】🔗🔉

さつ‐い【殺意】 人を殺そうとする意思。 「━を抱く」

さつ‐がい【殺害】🔗🔉

さつ‐がい【殺害】 名・他サ変人を殺すこと。せつがい。 「隣人を━した疑いがある」 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

さっ‐き【殺気】🔗🔉

さっ‐き【殺気】 人を殺そうとする緊迫した気配。また、敵意に満ちた、あらあらしい気配。 「━を感じる」

さっき‐だ・つ【殺気立つ】🔗🔉

さっき‐だ・つ【殺気立つ】 自五殺気が顔つきや態度に表れる。また、興奮してあらあらしい態度になる。 「━・った表情」 「八百長レースだと観衆が━」 関連語 大分類‖心の動き‖こころのうごき 中分類‖おこる‖おこる 大分類‖暴れる‖あばれる 中分類‖暴れる‖あばれる

さっ‐きん【殺菌】🔗🔉

さっ‐きん【殺菌】 名・他サ変熱や薬品を用いて、細菌・病原菌などを死滅させること。 「━作用」

さっ‐しょう【殺傷】━シャウ🔗🔉

さっ‐しょう【殺傷】━シャウ 名・他サ変殺したり傷つけたりすること。 「━事件」 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

さつ‐じん【殺人】🔗🔉

さつ‐じん【殺人】 名・自他サ変人を殺すこと。 「━を犯す」 「━事件」 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

さつ‐じん【殺陣】━ヂン🔗🔉

さつ‐じん【殺陣】━ヂン 映画・演劇などで、斬り合いの場面。立ち回り。たて。

さつじん‐てき【殺人的】🔗🔉

さつじん‐てき【殺人的】 形動人命にかかわると思えるほど、その程度が甚だしいさま。 「━な混雑」

さっ‐ちゅう【殺虫】🔗🔉

さっ‐ちゅう【殺虫】 害虫を殺すこと。 「━剤」

さっ‐とう【殺到】━タウ🔗🔉

さっ‐とう【殺到】━タウ 名・自サ変多くの人や物が一度に押し寄せること。 「乗客が改札口に━する」

さつ‐ばつ【殺伐】🔗🔉

さつ‐ばつ【殺伐】 形動トタルすさんで荒々しいさま。また、荒廃して、うるおいのないさま。 「━とした世相」 「━たる光景」 「殺伐な/に」の形でも使う。「━な気分」「二人の仲は、次第に━に為り花袋

さっ‐ぷうけい【殺風景】🔗🔉

さっ‐ぷうけい【殺風景】 名・形動 変化に乏しく、趣やうるおいがないこと。 「━な部屋」 趣がなく、興ざめがすること。 「━な話」 ◆「殺」は、そぐ意。

さつ‐りく【殺戮】🔗🔉

さつ‐りく【殺戮】 名・他サ変多くの人をむごたらしく殺すこと。 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

せつ‐がい【殺害】🔗🔉

せつ‐がい【殺害】 名・他サ変さつがい(殺害)

せっ‐しょう【殺生】━シャウ🔗🔉

せっ‐しょう【殺生】━シャウ 自サ変生き物を殺すこと。 ◇仏教では十悪の一つ。 形動むごいこと。思いやりがないこと。 「すぐ立ち退けとはあまりにも━だ」 「そんな━な」 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

そ・ぐ【削ぐ・殺ぐ】🔗🔉

そ・ぐ【削ぐ・殺ぐ】 他五 薄くけずりとる。また、えぐるようにけずりとる。 「敵兵の耳を━」 「身を━・がれるような思い」 先端をけずってとがらせる。 「竹を━」 弱くする。なくなるようにする。 「興を━」 「気勢を━・がれる」 関連語 大分類‖減る‖へる 中分類‖減少‖げんしょう 大分類‖切る‖きる 中分類‖切断‖せつだん

たて【殺陣🔗🔉

たて【殺陣 映画・演劇の立ち回りの場面で、乱闘・捕り物・斬り合いなどの演技。また、その演技を振り付けること。 「━師」

たて‐し【殺陣師】🔗🔉

たて‐し【殺陣師】 映画・演劇で、殺陣を考案し、立ち回りの型を役者に指導する人。

や・る【遣る】🔗🔉

や・る【遣る】 動五 目的を与えてある所に行かせる。 「娘を実家に使いに━」 「調査団を現地に━」 「若い衆を応援に━」 「三人の子供を大学に━」 目的の所へ届くように送り出す。 「手紙[ことづけ]を━」 乗り物を動かし進める。 「船を川上に━」 「車を駅まで━・ってくれ」 物をある所(特に、どこか不明の場所)へ動かす。 「ここにあった新聞をどこへ━・ったの?」 「僕は財布をどこかへ━・ってしまったようだ」 体の部分をその方へ向けたり動かしたりする。 「庭に目[視線]を━」 「ドアの方に顔を━」 「子供の額に手を━」 「腰に手を━」 同等以下の人や動植物に物を与える。 「家来に褒美ほうびを━」 「孫に小遣いを━」 「君にこの万年筆を━・ろう」 「犬にえさを━」 「花に水を━」 ⇔もら 近年ぞんざいな語感を与えるようになり、丁寧な言い方である「上げる」にとってかわられる傾向にある。→上げる 〔やや古風な言い方で〕物事に気を配ったり遠くに思いをはせたりする。 「はるかの昔に思いを━」 〔やや古風な言い方で〕心にかかる思いを払いのける。 「酒を飲んで憂さを━」 ある動作・行為をする。 「宿題を━・ってから出かける」 「皆でゲームを━・ろう」 「気のすむまで━」 「味なことを━」 「よくぞ━・ってくれた」 「やった、合格だ」「やったね!」など、遂行された行為を称賛して自動詞的にも使う。 「する」よりも俗語的。 職業としてある仕事をする。また、店などを開いて営業を営む。 「農業を━」 「本屋[食堂]を━」 「塾の先生を━」 「これまでいろんな仕事を━・ってきた」 「店は夜八時まで━・っている」 興行や催しを行う。 「あの劇場ではいま歌舞伎を━・っている」 「選手権大会を━」 「展覧会を━」 「特売を━」 学問・技芸・遊技などを(身を入れて)行う。 「大学では数学を━・っている」 「何かスポーツを━・っていますか」 ある役割を演じる。 「主役[キーパー]を━」 酒・タバコなどの嗜好しこう品を味わう。 「酒もタバコも━・らない」 「刺身で一杯━・ろう」 「食後に(パイプを)一服━」 ある病気を経験する。わずらう。 「少年時代に結核を━・った」 「麻疹はしかはまだ━・っていない」 〔俗語的な言い方で〕好ましくないこと(特に、凶悪なこと)をする。 「バカなことを━・ってんじゃないよ」 「やつが会長を━・った(=襲った・殺したなど)」 「おれが本部を━(=襲撃する・爆破するなど)」 「大統領が凶弾に━・られる」 「私は殺っていない」など、殺人の場合は「殺る」とも。 〔俗〕性交する。 暮らす。生活する。 「給料だけでは━・っていけない」 《動詞の連用形に付いて複合動詞を作る》 その動作が完了する意を表す。すっかり…する。 「まだ興奮が醒め━・らない」 「暮れ━・らぬ空」 「覚め━・らぬ眠り」 下に打ち消しを伴う。 その動作が広く、また遠くまで及ぶ意を表す。 「思い━・眺め━」 補動《動詞の連用形+接続助詞「て[で]」の形に付いて》 同等以下の人などのために何かをする意を表す。 「娘に本を読んで━」 「弟の勉強をみて━」 「話を聞くだけは聞いて━」 「君に一杯おごって━・ろう」 「彼を励まして━・ってください」 ⇔(…て)もらう 主体と話し手が一致する場合は、ぞんざいな言い方となることが多い。近年、その語感が嫌われ、丁寧な言い方である「上げる」にとってかわられる傾向にある。より敬意の度合いの高い言い方に「…て差し上げる」がある。 強い意志をもって、相手に悪い影響の及ぶ行為をする意を表す。 「殴って━」 「いつか思い知らせて━」 やれる 関連語 大分類‖行う‖おこなう 中分類‖する‖する 大分類‖与える‖あたえる 中分類‖与える‖あたえる

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