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【殺】 10画 殳部 [四年] 区点=2706 16進=3B26 シフトJIS=8E45 《常用音訓》サイ/サツ/セツ/ころ…す 《音読み》 サツ/セツ/セチ〈sh〉/サイ/セイ/サツ〈shi〉 《訓読み》 ころす/そぐ/へらす 《意味》 {動}ころす。刃物でそいで切る。転じて、死なせる行為をすべて殺という。〈類義語〉→戮リク。「殺害」「殺戮サツリク」「刺人而殺之=人ヲ刺シテコレヲ殺ス」〔→孟子{動}けずりとる。「抹殺マッサツ(けずったり消したりする)」 {形}すさんださま。「殺風景」 {助}動詞のあとにつけ、たまらないほどひどいの意をあらわす接尾辞。「笑殺(たまらないほどおかしがる)」「愁殺(心細くてやりきれないようにさせる)」「愁殺楼蘭征戍児=愁殺ス楼蘭征戍ノ児」〔→岑参サイス{動}そぐ。へらす。そぎとって量や大きさをへらす。「減殺」「相殺ソウサイ・ソウサツ(過不足をあわせて差をへらす)」「非帷裳必殺之=帷裳ニアラズンバ必ズコレヲ殺ス」〔→論語〕 《解字》 会意。「メ(刈りとる)+朮(もちあわ)+殳(動詞の記号)」で、もちあわの穂を刈りとり、その実をそぎとることを示す。 《単語家族》 散(そぎとってばらばらにする)と縁が近い。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

殺活 サッカツ🔗🔉

【殺生】 サッセイ・サッショウ 殺すか生かすか。生殺。『殺活サッカツ』「擅殺生之柄=殺生ノ柄ヲ擅ニス」〔→漢書セッショウ 〔仏〕生き物を殺すこと。五戒の一つとして禁じられている。〔国〕むごいこと。

殺気 サッキ🔗🔉

【殺気】 サッキ 荒々しくけわしいけはい。すさんだけはい。草木を枯らす寒冷の気。〔俗〕怒りをがまんする。

殺伐 サツバツ🔗🔉

【殺伐】 サツバツ 人を殺すこと。殺害。すさんで荒々しいこと。

殺身 サッシン🔗🔉

【殺身】 サッシン・ミヲコロス 自分のことを犠牲にして熱心に行う。捨て身。「有殺身以成仁=身ヲ殺シテモッテ仁ヲ成スコト有リ」〔→論語

殺青 サッセイ🔗🔉

【殺青】 サッセイ 昔、竹片に文字を書くとき、竹を火にあぶって油をぬき、青みをなくして、文字を書きやすくしたこと。▽一説に、「殺」はサイと読み、削りとる意とも。転じて、文書・書籍。〈類義語〉汗青。

殺到 サットウ🔗🔉

【殺到】 サットウ 多くのものが一度にどっと押し寄せる。

殺風景 サップウケイ🔗🔉

【殺風景】 サップウケイ すさんでいて、趣がないさま。興ざめ。

殺害 サツガイ🔗🔉

【殺害】 サツガイ 人を殺すこと。

殺陣 タテ🔗🔉

【殺陣】 タテ〔国〕芝居・映画で、格闘の場面。また、その演技。

殺掠 サツリャク🔗🔉

【殺略】 サツリャク 人を殺して財物を奪いとること。『殺掠サツリャク』

殺傷 サッショウ🔗🔉

【殺傷】 サッショウ 殺すことと傷つけること。また、殺したり傷つけたりすること。

殺節 サッセツ🔗🔉

【殺節】 サッセツ 風物のすさんだ寒冷の時節。

殺戮 サツリク🔗🔉

【殺戮】 サツリク むごたらしく殺す。「談笑行殺戮、濺血満長衢=談笑シテ殺戮ヲ行ヒ、濺血ハ長衢ニ満ツ」〔→杜甫

殺身成仁 ミヲコロシテジンヲナス🔗🔉

【殺身成仁】 ミヲコロシテジンヲナス〈故事〉自分の一身を犠牲にして、世のため人のためにつくす。〔→論語

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