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ひ-かく【比較】🔗🔉

ひ-かく [0] 【比較】 (名)スル 〔「ひこう」の慣用読み〕 (1)くらべること。二つあるいは三つ以上のものをくらべあわせて,そこに認められる異同について考えること。「両国の経済力を―する」 (2)(「比較にならない」の形で)くらべる価値のある対象。「一〇年前とは―にならないほど研究が進んでいる」

ひかく-おんがくがく【比較音楽学】🔗🔉

ひかく-おんがくがく [7] 【比較音楽学】 音楽学の一部門。諸民族の音楽や楽器を比較研究する学問。民族音楽学。

ひかく-かいぼうがく【比較解剖学】🔗🔉

ひかく-かいぼうがく [6] 【比較解剖学】 形態学の一分科。各種生物の諸器官の形態や生理を解剖して比較し,その分化や変異・進化を研究する。

ひかく-きゅう【比較級】🔗🔉

ひかく-きゅう ―キフ [2] 【比較級】 英語・ドイツ語などで,形容詞・副詞がとる語形変化の一。比較の対象とくらべて性質や状態の度合がよりはなはだしいことを表すもの。英語 good に対する better の類。 →原級 →最上級

ひかく-きょういくがく【比較教育学】🔗🔉

ひかく-きょういくがく ―ケウイク― [7] 【比較教育学】 教育学の一分野。各国の教育現象やその背景などを比較し,教育の本質を研究しようとする学問。

ひかく-けんきゅう【比較研究】🔗🔉

ひかく-けんきゅう ―キウ [4] 【比較研究】 二者またはそれ以上を比較して,相互関係や因果関係を研究すること。

ひかく-げんごがく【比較言語学】🔗🔉

ひかく-げんごがく [6] 【比較言語学】 同系関係を確立するために,複数の言語をつき合わせて共通祖語を再建する,歴史言語学の一分野。一九世紀にインド-ヨーロッパ諸語で実践されてから一躍言語学における主要な方法論の一つとなる。音韻対応の法則性を発見することが鍵となる。 →比較文法 →対照言語学

ひかく-こうこく【比較広告】🔗🔉

ひかく-こうこく ―クワウ― [4] 【比較広告】 競争相手の商品や自社のこれまでの商品を引き合いに出して比較し,新商品の有利性を訴える広告。

ひかく-こうどうがく【比較行動学】🔗🔉

ひかく-こうどうがく ―カウドウ― [6] 【比較行動学】 自然環境下での動物の行動を観察し,環境との関わりの中でその本能行動を中心に,行動の機能・個体発生・系統発生(進化)などを研究する学問。ローレンツなどにより確立された。動物行動学。行動生物学。エソロジー。

ひかく-しゅうきょうがく【比較宗教学】🔗🔉

ひかく-しゅうきょうがく ―シユウケウ― [6] 【比較宗教学】 種々の宗教現象を比較することによって宗教の本質・起源・構造・機能などを解明しようとする宗教学の一分野。

ひかく-しんりがく【比較心理学】🔗🔉

ひかく-しんりがく [6] 【比較心理学】 (1)種々の動物の行動と人間の行動とを比較して,その差異と類似を明らかにしようとする心理学の一部門。動物心理学とほとんど同義に用いられる。 (2)人種間,男女間,正常者と異常者・犯罪者間の行動,あるいは個人の各発達段階における行動を比較研究する心理学の一部門。

ひかく-しんわがく【比較神話学】🔗🔉

ひかく-しんわがく [6] 【比較神話学】 複数の地域や民族の神話を比較研究することによって,神話のモチーフ・構造・伝播などを明らかにする学問。

ひかく-せいさんひ-せつ【比較生産費説】🔗🔉

ひかく-せいさんひ-せつ [8] 【比較生産費説】 各国が他国に比較して生産費の点から有利な商品を生産することに特化し,それを相互に交換しあうことが互いの利益を高めることになるとする説。国際分業の利益を論証することによって国際貿易に理論的根拠を与える。D =リカードが説いた。

ひかく-せいりがく【比較生理学】🔗🔉

ひかく-せいりがく [6] 【比較生理学】 生理学の一分科。各種の生物の生理現象を比較研究することにより,生理学上の一般法則を明らかにする学問。

ひかく-そくちょうき【比較測長器】🔗🔉

ひかく-そくちょうき ―ソクチヤウ― [6] 【比較測長器】 ⇒コンパレーター

ひかく-たすう【比較多数】🔗🔉

ひかく-たすう [5] 【比較多数】 議決などで,過半数にはならないが,最も多数であること。 ⇔絶対多数

ひかく-てき【比較的】🔗🔉

ひかく-てき [0] 【比較的】 (副) 他の同種のものや一般的な標準とくらべあわせて考えるさま。ほかとくらべて。わりあいに。「ここは―静かだ」「今年の稲作は―順調だ」

ひかく-びょうりがく【比較病理学】🔗🔉

ひかく-びょうりがく ―ビヤウリ― [6] 【比較病理学】 病理学の一分科。人間および各種動物の疾病を比較研究して人間の疾病の本態を究める学問。

ひかく-ぶんがく【比較文学】🔗🔉

ひかく-ぶんがく [4] 【比較文学】 文学研究の一部門および一方法。二国以上の文学の間の交流・影響関係・対応を研究し,全世界的な文学の流れを明らかにしようとするもの。

ひかく-ぶんぽう【比較文法】🔗🔉

ひかく-ぶんぽう ―パフ [4] 【比較文法】 同一の祖語から互いに分岐発展した複数の言語について,その関係を論究する言語学の一分野。多くの場合,比較言語学と同義。

ひかく-ほうがく【比較法学】🔗🔉

ひかく-ほうがく ―ハフ― [4] 【比較法学】 二つ以上の社会・国家における法について比較研究する法学の一分野。

ひかく-ゆうい【比較優位】🔗🔉

ひかく-ゆうい ―イウ [4] 【比較優位】 相対的に優越した位置にあること。 →特化係数

ひ-こう【比較・比校】🔗🔉

ひ-こう ―カウ [0] 【比較・比校】 (名)スル くらべること。ひかく。「二三十年前(ゼン)に―すれば/蜃中楼(柳浪)」

ひかく【比較】(和英)🔗🔉

ひかく【比較】 (a) comparison.→英和 〜する compare.→英和 〜的な(に) comparative(ly).→英和 …と〜すれば (as) compared with….〜にならない cannot compare.‖比較文学 comparative literature.

ひかくきゅう【比較級】(和英)🔗🔉

ひかくきゅう【比較級】 《文》the comparative (degree).→英和

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