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きえ-い・る【消え入る】🔗⭐🔉
きえ-い・る [3][0] 【消え入る】 (動ラ五[四])
(1)しだいに消えて,なくなる。「―・るような声」
(2)(恥ずかしさ・苦しさなどで)気が遠くなる。人心地がなくなる。「あるかなきかに―・りつつ物し給ふ/源氏(桐壺)」
(3)気を失う。また,死ぬ。「目に見す見す―・り給ひにし事など語る/源氏(浮舟)」
きえ-う・せる【消え失せる】🔗⭐🔉
きえ-う・せる [4] 【消え失せる】 (動サ下一)[文]サ下二 きえう・す
(1)存在していたものが見えなくなる。人がいなくなる。「重要書類が―・せた」「とっとと―・せろ」
(2)死ぬ。「世に―・すと誰れか知るべき/行宗集」
きえ-かえ・る【消え返る】🔗⭐🔉
きえ-かえ・る ―カヘル 【消え返る】 (動ラ四)
(1)すっかり消えてしまう。「さだめなく―・りつる露よりも/蜻蛉(上)」
(2)消えては生まれることを繰り返す。「―・り岩間にまよふ水のあわの/新古今(冬)」
きえ-ぎえ【消え消え】🔗⭐🔉
きえ-ぎえ [0] 【消え消え】 (副)
(多く「に」や「と」を伴って)
(1)形や姿などがほとんど消えようとするさま。「雪が―に残っている」
(2)心が絶え入りそうなさま。生きた心地のしないさま。「目もまひ心―となれば/御伽草子・のせ猿」
きえ-さ・る【消え去る】🔗⭐🔉
きえ-さ・る [3] 【消え去る】 (動ラ五[四])
消えてなくなる。姿を消す。「視界から―・る」
きえ・す【消えす】🔗⭐🔉
きえ・す 【消えす】 (動サ変)
(多く打ち消しの助動詞「ず」を伴う)消える。死ぬ。「身は早くなき者のごとなりにしを―・せぬものは心なりけり/後撰(雑三)」
きえ-のこ・る【消え残る】🔗⭐🔉
きえ-のこ・る [4] 【消え残る】 (動ラ五[四])
(1)全部消えてしまわないで,一部分が残る。「―・った雪」
(2)生き残る。「何とて我が身―・りけむ/源氏(橋姫)」
きえ-は・てる【消え果てる】🔗⭐🔉
きえ-は・てる [4] 【消え果てる】 (動タ下一)[文]タ下二 きえは・つ
(1)すっかり消える。「望みも夢も―・てた」
(2)死ぬ。
(3)関係が全く絶える。
きえやら-ぬ【消えやらぬ】🔗⭐🔉
きえやら-ぬ 【消えやらぬ】 (連語)
(消えようとして)まだ消えないでいる。「―たそがれの光」
き・える【消える】🔗⭐🔉
き・える [0] 【消える】 (動ア下一)[文]ヤ下二 き・ゆ
(1)目に見えていたものがなくなって,見えなくなる。(ア)雪・霜などがとけてなくなる。「山の雪が―・える」(イ)火や灯火が熱・炎などを発しなくなる。「火が―・える」「蛍光灯が―・える」「テレビの画像が―・える」(ウ)形が薄れて見えなくなる。「虹が―・える」「よく―・える消しゴム」「面影が―・えない」
(2)感覚がとらえていたものが感じられなくなる。「語尾が―・える」「臭みが―・える」
(3)感情・印象など,心に感じていたものがなくなる。「憎しみが―・える」「罪の意識が―・えない」
(4)存在していた物がなくなる。行方がわからなくなる。「一家四人が―・えた」
(5)意識がなくなる。気を失う。「我にもあらぬ気色にて肝―・えゐ給へり/竹取」
(6)死ぬ。「やがて―・え給ひなばかひなくなむ/源氏(若菜上)」
きや・す【消す】🔗⭐🔉
きや・す 【消す】 (動サ四)
〔「きゆ(消)」の他動詞形〕
けす。「白山の観音これ―・させ給ふな/枕草子(九一・能因本)」
く【消】🔗⭐🔉
く 【消】 (動カ下二)
(1)とけてなくなる。消える。「立山の雪し〈く〉らしも/万葉 4024」「梅の花早くな散りそ雪は〈け〉ぬとも/万葉 849」
(2)草木などがしぼむ。また,死ぬ。「朝(アシタ)咲き夕(ユウヘ)は〈け〉ぬる月草の/万葉 2291」「朝露の〈け〉やすき我(ア)が身/万葉 885」
〔主として上代に用いられた。未然形・終止形の用例もあるが,大半は連用形で,連体・已然・命令形の用例を見ない。未然形・連用形の「け」について,動詞「きゆ(消)」の未然・連用形の「きえ」の変化したものとする説もあるが,上代には「消ゆ」の用例はきわめて少なく,「きえ」の確例もない〕
けし【消し】🔗⭐🔉
けし [0] 【消し】
(1)消すこと。「―ゴム」「火―」
(2)文字などを消した跡。「見舞の状を書きかけ,―の出来たのを引裂いて/油地獄(緑雨)」
(3)囲碁で,相手の模様を狭めるためにその周辺に石を打つこと。また,その着手。
けし-いん【消印】🔗⭐🔉
けし-いん [0] 【消印】
(1)郵便切手・葉書,印紙・証紙などが使用済みであることを示すために押す印。
(2)記載事項などを消した印として押す印。訂正印。
けし-ガラス【消し―】🔗⭐🔉
けし-ガラス [3] 【消し―】
「すりガラス」に同じ。
けし-ぐち【消し口】🔗⭐🔉
けし-ぐち [0][2] 【消し口】
〔「けしくち」とも〕
火事で,最初に消火にとりかかる場所。
けしぐち=を取・る🔗⭐🔉
――を取・る
ある火消し組が他の組に先んじて,消し口をつくる。そこに組の纏(マトイ)あるいは組の名を記した札を立てた。
けし-こみ【消し込み】🔗⭐🔉
けし-こみ [0] 【消し込み】
釣りで,魚が餌(エサ)をくわえて引き,水面の浮きが水中に引き込まれて見えなくなること。
けし-ゴム【消し―】🔗⭐🔉
けし-ゴム [0] 【消し―】
鉛筆などで書いたあとをこすって消すもの。ゴム・プラスチックなどで作る。ゴム消し。
けし-さ・る【消し去る】🔗⭐🔉
けし-さ・る [3] 【消し去る】 (動ラ五[四])
消してなくす。すっかり消してしまう。
[可能] けしされる
けし-ずみ【消し炭】🔗⭐🔉
けし-ずみ [0] 【消し炭】
おこった炭火や燃えた薪(マキ)の火を消して作った炭。火つきがよい。[季]冬。《―のすぐおこりたつ淋しさよ/虚子》
けしずみ-いろ【消し炭色】🔗⭐🔉
けしずみ-いろ [0] 【消し炭色】
非常に濃い鼠色。
けしずみ-ぐろ【消し炭黒】🔗⭐🔉
けしずみ-ぐろ [0] 【消し炭黒】
「消し炭色」に同じ。
けし-つぼ【消し壺】🔗⭐🔉
けし-つぼ [0][3] 【消し壺】
炭や薪(マキ)の火を消すのに使う壺。火消し壺。
けし-と・める【消し止める】🔗⭐🔉
けし-と・める [4][0] 【消し止める】 (動マ下一)[文]マ下二 けしと・む
(1)燃え広がろうとする火を防ぎとめる。「羽目板を焼いただけで―・めた」
(2)うわさなどが広がるのをくいとめる。「業界内部で―・める」
けし-ふん【消し粉】🔗⭐🔉
けし-ふん [0] 【消し粉】
金銀の箔(ハク)を膠(ニカワ)あるいは水飴と混ぜて乾かし,もんで粉末にしたもの。日用品の蒔絵(マキエ)に用いる。
けしふん-まきえ【消し粉蒔絵】🔗⭐🔉
けしふん-まきえ ―
[5][6] 【消し粉蒔絵】
蒔絵の一種。漆(ウルシ)で模様を描いた上に消し粉をつけて乾燥させた簡単な蒔絵。安価で簡単な技法なので日用雑貨用品に多く用いる。消し蒔絵。消し粉蒔立(マキタテ)。
[5][6] 【消し粉蒔絵】
蒔絵の一種。漆(ウルシ)で模様を描いた上に消し粉をつけて乾燥させた簡単な蒔絵。安価で簡単な技法なので日用雑貨用品に多く用いる。消し蒔絵。消し粉蒔立(マキタテ)。
けし-まく【消し幕】🔗⭐🔉
けし-まく [0] 【消し幕】
歌舞伎で,舞台上で死んだ役の俳優を,途中で退場させるときに用いる幕。後見が黒または赤幕を広げて持ち,俳優をかくしながら,共に移動して退場させる。
け・す【消す】🔗⭐🔉
け・す [0] 【消す】 (動サ五[四])
(1)目に見えているものをなくする。(ア)火・光などを消滅させる。「たき火を―・す」「あかりを―・す」(イ)文字・図形・文様・色などを,見えなくする。「黒板の字を―・す」「雪が足跡を―・してしまった」「衣類の黄ばみを―・す」(ウ)スイッチを操作して,器械・器具のはたらきを止める。「テレビを―・す」「ガスを―・し忘れないように」
(2)心や耳・舌・鼻などに感じていたものをなくする。また,感じないようにする。(ア)音や声を聞こえなくする。磁気テープなどに記録された音やデータをなくすることにもいう。「音を―・してテレビを見る」「飛行機の爆音で声が―・される」「録音を―・す」「データを―・す」(イ)記憶・感情や,匂いなどをなくする。感じなくする。「記憶から―・す」「匂いを―・す」
(3)(「姿を消す」の形で)いなくなる。その場所から見えなくなる。「ちょっと目を離したすきに,姿を―・してしまった」
(4)人を殺す。「仲間に―・されたらしい」
(5)害毒を除き去る。「毒を―・す」「其の殃(ワザワイ)を―・すには真言秘密の効験にしくはなし/太平記 12」
(6)時間を過ごす。「日月を―・す」
(7)(「肝(キモ)を消す」などの形で)心の平静を失う。「今日もや舟にのり給ふらんと肝を―・し/平家 10」
(8)否定する。打ち消す。「今云うた事は眠(ネム)た慰み,たは事なり,と―・して廻れば/浮世草子・新色五巻書」
(9)けなす。「京に来て良い事を見た目で大かた(=世間並)の事は,と―・されて/浮世草子・一代男 4」
〔中古には漢文訓読文に用いられた。→消つ。「消える」に対する他動詞〕
[可能] けせる
け・つ【消つ】🔗⭐🔉
け・つ 【消つ】 (動タ四)
(1)消滅させる。消す。「燃ゆる火を雪もて―・ち/万葉 319」「人知らば―・ちもしつべき思ひさへ/狭衣 2」
(2)心の平静さを失う。「同類の悲しみ魂を―・つ/平家 7」
(3)ないがしろにする。軽んずる。「さすがに心うつくしう人をも―・たず身をもやむごとなく心にくくもてなし/源氏(若菜上)」
(4)凌駕する。圧倒する。「かたちよき人は人を―・つこそにくけれ/源氏(東屋)」
〔平安時代には和歌・和文に用いられ,鎌倉以降「消す」が一般的になり,すたれた〕
け-やす・し【消易し】🔗⭐🔉
け-やす・し 【消易し】 (形ク)
〔「け」は下二段動詞「く(消)」の連用形〕
消えやすい。「朝露の―・き我(ア)が身/万葉 885」
しょう-えん【消炎】🔗⭐🔉
しょう-えん セウ― [0] 【消炎】
炎症を抑えること。
しょうえん-ざい【消炎剤】🔗⭐🔉
しょうえん-ざい セウ― [0][3] 【消炎剤】
炎症を治療する薬剤の総称。解熱鎮痛薬・収斂(シユウレン)薬・副腎皮質ホルモン剤など。
しょう-おん【消音】🔗⭐🔉
しょう-おん セウ― [0] 【消音】 (名)スル
爆音や雑音を小さくすること。
しょうおん-き【消音器】🔗⭐🔉
しょうおん-き セウ― [3] 【消音器】
音源を包み込み,その発生騒音を小さくする装置の総称。
(1)エンジンなどの排気音を小さくする装置。マフラー。
(2)鉄砲の発射音を小さくする装置。サイレンサー。
しょうおん-ピアノ【消音―】🔗⭐🔉
しょうおん-ピアノ セウ― [5] 【消音―】
音を外へ出さない機能を備えたピアノ。通常は鍵盤をたたくとハンマーが弦を打って音を発生するが,消音時には弦を打つ直前でハンマーを止め,かわりに電気的に音を発生する。
しょう-か【消化】🔗⭐🔉
しょう-か セウクワ [0] 【消化】 (名)スル
(1)生物が食物を吸収しやすいように変化させるはたらき。咀嚼(ソシヤク)などによる機械的消化と,消化酵素によって加水分解する化学的消化の二段階がある。
→細胞内消化
(2)読書などで得た知識を十分理解して,自分のものにすること。「教義を―している」
(3)与えられた仕事や予算などを残さず処理すること。「ノルマを―する」
しょうか-えき【消化液】🔗⭐🔉
しょうか-えき セウクワ― [3] 【消化液】
消化腺から消化管内に分泌され,摂取した食物を消化する液体。種々の消化酵素を含む。唾液・胃液・膵液(スイエキ)・胆汁・腸液など。
しょうか-かん【消化管】🔗⭐🔉
しょうか-かん セウクワクワン [0] 【消化管】
口腔に始まり,咽頭・食道・胃・小腸・大腸を経て肛門に終わる一条の管。食物の消化・吸収を行う。
しょうか-き【消化器】🔗⭐🔉
しょうか-き セウクワ― [3] 【消化器】
食物の消化・吸収をつかさどる器官の総称。消化管と付属器官(唾液腺・肝臓・膵臓(スイゾウ))から成る。消化器官。
消化器
[図]
[図]
しょうか-こうそ【消化酵素】🔗⭐🔉
しょうか-こうそ セウクワカウ― [4] 【消化酵素】
炭水化物・タンパク質・脂肪などを加水分解して,その構成単位にまで分解する酵素の総称。消化液中に含まれているアミラーゼ・ペプシン・トリプシン・リパーゼなど。
→消化酵素[表]
しょうか-せい-かいよう【消化性潰瘍】🔗⭐🔉
しょうか-せい-かいよう セウクワ―クワイヤウ [6] 【消化性潰瘍】
胃液の消化作用が主たる原因となる潰瘍。胃潰瘍・十二指腸潰瘍の大部分。
しょうか-せん【消化腺】🔗⭐🔉
しょうか-せん セウクワ― [0] 【消化腺】
消化液を分泌する腺の総称。唾液腺・肝臓・膵臓(スイゾウ)・胃腺・小腸腺をいう。
しょうか-ふりょう【消化不良】🔗⭐🔉
しょうか-ふりょう セウクワ―リヤウ [4] 【消化不良】
(1)暴飲暴食,腐敗物の摂取,感染症,疲労などにより,食物が十分に消化されない状態。食欲不振・腹痛・嘔吐・下痢などがみられる。
(2)知識や学問を十分に理解することができず,身につけられないこと。「せっかく最新情報を与えても―を起こしている」
しょうか-やく【消化薬】🔗⭐🔉
しょうか-やく セウクワ― [3] 【消化薬】
食物の消化を促進したり,食欲を増進させる薬剤。ジアスターゼ・パンクレアチンなどの消化酵素製剤,および塩酸リモナーデなどの酸剤。消化剤。
しょう-か【消火】🔗⭐🔉
しょう-か セウクワ [0] 【消火】 (名)スル
火や火災を消すこと。「消火器で―する」
しょうか-き【消火器】🔗⭐🔉
しょうか-き セウクワ― [3] 【消火器】
初期の火災を消すために用いる小型可搬式の器具。
しょうか-せん【消火栓】🔗⭐🔉
しょうか-せん セウクワ― [0] 【消火栓】
火災消火のために水道に設けた給水栓。
しょう-か【消夏・銷夏】🔗⭐🔉
しょう-か セウ― [0] 【消夏・銷夏】
夏の暑さをしのぐこと。暑さしのぎ。[季]夏。
しょう-か【消過】🔗⭐🔉
しょう-か セウクワ [1] 【消過】 (名)スル
時間を費やすこと。「時間空しく―するあるも/八十日間世界一周(忠之助)」
しょう-かち【消渇・
】🔗⭐🔉
しょう-かち セウ― 【消渇・
】
(1)古く淋病(リンビヨウ)をいう語。
(2)のどがかわき,尿の出ない病気。
(カチ)の病(ヤマイ)。[和名抄]

】
(1)古く淋病(リンビヨウ)をいう語。
(2)のどがかわき,尿の出ない病気。
(カチ)の病(ヤマイ)。[和名抄]
しょう-かつ【消渇】🔗⭐🔉
しょう-かつ セウ― 【消渇】
「しょうかち(消渇){(2)}」に同じ。[日葡]
しょう-かん【消閑】🔗⭐🔉
しょう-かん セウ― [0] 【消閑】 (名)スル
ひまをつぶすこと。「以て―するの優れるに如かず/月世界旅行(勤)」
しょう-きゃく【消却・銷却】🔗⭐🔉
しょう-きゃく セウ― [0] 【消却・銷却】 (名)スル
(1)消してなくすこと。「名前を名簿から―する」
(2)使ってなくすこと。消費。
(3)借金などを返済すること。「一〇年で―する」
しょう-きょ【消去】🔗⭐🔉
しょう-きょ セウ― [1][0] 【消去】 (名)スル
(1)消し去ること。消え去ること。「悲惨な思い出は―できない」
(2)〔数〕 代入・加減その他によって,いくつかの方程式からその中の未知数を表す文字を消し去ること。
(3)〔心〕 条件反応を強化しないこと。また,強化しないため条件反応が生起しなくなること。
⇔強化
しょうきょ-ほう【消去法】🔗⭐🔉
しょうきょ-ほう セウ―ハフ [0] 【消去法】
(1)〔数〕 連立方程式で消去により順次未知数を減らし,最後に一つの未知数だけの方程式にして解いていく方法。特に連立一次方程式の加減法をいうことがある。
(2)多様な選択肢が考えられる場合に,偽りのもの,不利のものから順次消してゆき,最後に残ったものを正しいとする方法・考え方。
しょう-きょく【消極】🔗⭐🔉
しょう-きょく セウ― [0] 【消極】 (名・形動)[文]ナリ
〔negative〕
(1)進んではたらきかけようとしないこと。控えめであったり否定的・受動的であったりすること。また,そのさま。
⇔積極
「―策」「始終―な事ばかり考へてゐる人達は/うづまき(敏)」
(2)陰極。
[派生] ――さ(名)
しょうきょく-ざいさん【消極財産】🔗⭐🔉
しょうきょく-ざいさん セウ― [5] 【消極財産】
財産のうちの負の部分である債務のこと。
⇔積極財産
しょうきょく-てき【消極的】🔗⭐🔉
しょうきょく-てき セウ― [0] 【消極的】 (形動)
自分から進んではたらきかけをしようとしないさま。
⇔積極的
「万事に―な態度」「娘の縁談に両親は―だ」
しょうきょく-てき-がいねん【消極的概念】🔗⭐🔉
しょうきょく-てき-がいねん セウ― [7] 【消極的概念】
⇒否定的概念(ヒテイテキガイネン)
しょう-けん【消遣・銷遣】🔗⭐🔉
しょう-けん セウ― [0] 【消遣・銷遣】 (名)スル
気をはらすこと。気ばらし。「詩歌俳諧を―の具とし/渋江抽斎(鴎外)」
しょう-こう【消光】🔗⭐🔉
しょう-こう セウクワウ [0] 【消光】 (名)スル
月日を送ること。「面白く半日を―する事が出来るのは/吾輩は猫である(漱石)」
しょう-こん【消魂・銷魂】🔗⭐🔉
しょう-こん セウ― [0] 【消魂・銷魂】
(1)驚きや悲しみのために気力が失せること。「彼(カノ)―も,此怨恨も暫し征清戦争の大渦に巻込れつ/不如帰(蘆花)」
(2)夢中になること。我を忘れること。「蝶の移り香に―の思を残す/近代批評の意義(抱月)」
しょうさい-じゅ【消災呪】🔗⭐🔉
しょうさい-じゅ セウサイ― [3] 【消災呪】
わざわいを消す呪文。災厄を除く真言。
しょう-さん【小産・消産】🔗⭐🔉
しょう-さん セウ― 【小産・消産】
流産のこと。「してそれは―ばし召されての事か/浄瑠璃・孕常盤」
しょう-さん【消散】🔗⭐🔉
しょう-さん セウ― [0] 【消散】 (名)スル
消えてなくなること。また,消し散らすこと。「幻影は―して/緑簑談(南翠)」
しょう-じ【消磁】🔗⭐🔉
しょう-じ セウ― [0] 【消磁】
(1)磁性体の磁化を消すこと。強磁性体の残留磁化を消すには,熱したり交流磁場を加える。
(2)磁気テープなどに書き込まれた記録を消すこと。
しょう-しつ【消失】🔗⭐🔉
しょう-しつ セウ― [0] 【消失】 (名)スル
消えてなくなること。「権利が―する」
しょう-じゅ【消受】🔗⭐🔉
しょう-じゅ セウ― [1] 【消受】 (名)スル
受けること。受け入れること。「人の―すべきの福慶なり/西国立志編(正直)」
しょう-しゅう【消臭】🔗⭐🔉
しょう-しゅう セウシウ [0] 【消臭】
(不快な)においをけすこと。
しょうしゅう-ざい【消臭剤】🔗⭐🔉
しょうしゅう-ざい セウシウ― [3][0] 【消臭剤】
不快な臭いを化学的に分解・中和・吸着したりしてやわらげたり,除去したりする薬剤。
しょうしゅう-せんい【消臭繊維】🔗⭐🔉
しょうしゅう-せんい セウシウ―
[5] 【消臭繊維】
生体内の酸化酵素と類似の働きをもつ物質を含む繊維。悪臭分子を酵素によってとらえ酸化し,別の物質にかえて消臭する。
[5] 【消臭繊維】
生体内の酸化酵素と類似の働きをもつ物質を含む繊維。悪臭分子を酵素によってとらえ酸化し,別の物質にかえて消臭する。
しょう-しょ【消暑・銷暑】🔗⭐🔉
しょう-しょ セウ― [1][0] 【消暑・銷暑】
暑さをしのぐこと。消夏。
しょう-じょ【消除】🔗⭐🔉
しょう-じょ セウヂヨ [1] 【消除】 (名)スル
消え失せること。また,消し去ること。除去。「数年を歴ずして国債悉々く―せんと/明六雑誌 8」
しょう-じん【消尽】🔗⭐🔉
しょう-じん セウ― [0] 【消尽】 (名)スル
すっかり使い果たすこと。「金はすでに―してしまった」
しょう・する【消する・銷する】🔗⭐🔉
しょう・する セウ― [3] 【消する・銷する】 (動サ変)[文]サ変 せう・す
(1)消える。なくなる。「我の従順は貧乏と共に―・す可し/文明論之概略(諭吉)」
(2)時を過ごす。暮らす。「道後の温泉に浴して半月の閑を―・するなど/思出の記(蘆花)」
しょう-せつ【消雪】🔗⭐🔉
しょう-せつ セウ― [0] 【消雪】 (名)スル
人工的に雪をとかすこと。融雪。「―道路」
しょう-せっかい【消石灰】🔗⭐🔉
しょう-せっかい セウセキクワイ [3] 【消石灰】
水酸化カルシウムの通称。
しょう-そく【消息】🔗⭐🔉
しょう-そく セウ― [0] 【消息】
(1)動静。様子。状態。「その間(カン)の―は不明だ」
(2)状況を知らせる手紙や言葉。便り。音信。しょうそこ。「―が途絶える」「―を絶つ」
(3)盛衰。消長。「士たる者は富貴―の事ともに論ずべからず/読本・雨月(菊花の約)」
(4)来意を告げること。案内をこうこと。「人の来て―言ひ入れたる/和泉式部集」
しょうそく=を絶・つ🔗⭐🔉
――を絶・つ
遭難したり行方不明になったりして,一切の消息がわからなくなる。
しょう-そこ【消息】🔗⭐🔉
しょう-そこ セウ― 【消息】
「しょうそく(消息)」の転。「御―もなきにこそはあめれ/和泉式部日記」
しょうそこ-が・る【消息がる】🔗⭐🔉
しょうそこ-が・る セウソコ― 【消息がる】 (動ラ四)
手紙を出したいと思う。「すいたる田舎人ども,心かけ,―・る,いと多かり/源氏(玉鬘)」
きえいる【消え入る】(和英)🔗⭐🔉
きえいる【消え入る】
vanish.→英和
きえうせる【消え失せる】(和英)🔗⭐🔉
きえうせる【消え失せる】
vanish;→英和
fade away.
きえる【消える】(和英)🔗⭐🔉
けしいん【消印】(和英)🔗⭐🔉
けしいん【消印】
a postmark;→英和
a date stamp (日付印).〜のある postmarked.
けしゴム【消しゴム】(和英)🔗⭐🔉
けしゴム【消しゴム】
<米> an eraser;<英>a rubber.→英和
けしとめる【消し止める】(和英)🔗⭐🔉
けしとめる【消し止める】
put out[extinguish];getunder control.
けす【消す】(和英)🔗⭐🔉
しょうおんき【消音器】(和英)🔗⭐🔉
しょうおんき【消音器】
<米>a muffler;→英和
<英>a silencer.
しょうか【消化】(和英)🔗⭐🔉
しょうか【消火】(和英)🔗⭐🔉
しょうか【消火】
fire fighting.〜する fight[put out]a fire.→英和
‖消火器 a (fire) extinguisher.消火栓 a fireplug;a hydrant.消火ホース a fire hose.
しょうきょ【消去する】(和英)🔗⭐🔉
しょうきょ【消去する】
eliminate.→英和
‖消去法 elimination.
しょうせっかい【消石灰】(和英)🔗⭐🔉
しょうせっかい【消石灰】
slaked lime.
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