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が-おく【瓦屋】🔗🔉

が-おく グワヲク [0] 【瓦屋】 かわらぶきの家。

が-かい【瓦解】🔗🔉

が-かい グワ― [0] 【瓦解】 (名)スル 組織や秩序あるものがばらばらに崩れてだめになってしまうこと。「幕藩体制が―する」「一国―せんとする/天賦人権論(辰猪)」

が-き【瓦器】🔗🔉

が-き グワ― [1] 【瓦器】 (1)素焼きの土器。主に古代の土製品にいう。かわらけ。 (2)平安から室町にかけて近畿地方で用いられた軟質の土器。表面がいぶされて灰黒色を呈する。主に食器など日常容器に用いられた。

が-けん【瓦硯】🔗🔉

が-けん グワ― [0] 【瓦硯】 陶製の硯(スズリ)。石の硯が使われる以前に使用された。

が-し【瓦市・瓦子】🔗🔉

が-し グワ― [1] 【瓦市・瓦子】 中国宋代の,劇場・飲食店・妓楼(ギロウ)などが集中していた歓楽街。

が-せき【瓦石】🔗🔉

が-せき グワ― [0] 【瓦石】 (1)かわらと石。価値のないもののたとえ。がしゃく。 (2)煉瓦(レンガ)。

が-ぜん【瓦全】🔗🔉

が-ぜん グワ― [0] 【瓦全】 〔北斉書(元景安伝)「大丈夫寧可玉碎,不瓦全」〕 かわらとなって安全に残る意。何もしないで生きながらえていること。甎全(センゼン)。 ⇔玉砕(ギヨクサイ)

か-とう【火灯・瓦灯】🔗🔉

か-とう クワ― [0] 【火灯・瓦灯】 〔「がとう」とも〕 (1)中に灯火をともすための陶製の用具。方形で上が狭く,下が広い。 (2)「火灯口」「火灯窓」「火灯額(カトウビタイ)」の略。

が-とう【瓦当】🔗🔉

が-とう グワタウ [0] 【瓦当】 軒丸瓦の先端の半円または円形の部分。半円形から円形へと発展した。文様が施される。

が-とう【瓦塔】🔗🔉

が-とう グワタフ [0] 【瓦塔】 瓦質または須恵器の塔。木造の塔の形を模して各層ごとに焼いてから組み立てたもの。奈良時代または平安前期頃に作られた。礼拝の対象あるいは墳墓の標識などとする説がある。

が-れき【瓦礫】🔗🔉

が-れき グワ― [0] 【瓦礫】 〔「がりゃく」とも〕 (1)瓦(カワラ)と小石。特に,建物の崩れた残骸をいう。「―の山」「一夜にして―と化した街」 (2)値打ちのないもの。「風流才子復た―の訳書を待たず/花柳春話(純一郎)」

かわら【瓦】🔗🔉

かわら カハラ [0] 【瓦】 〔梵 kapla から生じた語という〕 (1)粘土を一定の形に焼き固めたもの。多く屋根を葺(フ)く材料とし,また地面にも敷く。中国から寺院建築に伴って伝来した。現在ではセメント・ガラス・金属などを原料としたものもあり,和型と洋型がある。鬼瓦・丸瓦・平瓦・軒(ノキ)瓦・鐙(アブミ)瓦など。 (2)(玉に対して)価値のないもの。がらくた。 ⇔玉

かわら-いたべい【瓦板塀】🔗🔉

かわら-いたべい カハラ― [5] 【瓦板塀】 塀の腰の部分を瓦で張り,上部を板張りにしたもの。

かわら-がま【瓦窯】🔗🔉

かわら-がま カハラ― [3] 【瓦窯】 瓦を焼くための窯。古代では,多く丘陵の斜面を利用した登り窯であった。すえがま。

かわら-ぎょう【瓦経】🔗🔉

かわら-ぎょう カハラギヤウ [0] 【瓦経】 仏教経典の文章を瓦に刻んで焼き,土中に埋めたもの。経典を永遠に伝えようとする考えから起こった。平安末期に流行。兵庫県極楽寺などが有名。経瓦。

かわら-くぎ【瓦釘】🔗🔉

かわら-くぎ カハラ― [3] 【瓦釘】 瓦がすべり落ちないように,瓦尻に打つ釘。

かわら-ざ【瓦座】🔗🔉

かわら-ざ カハラ― [0] 【瓦座】 軒の敷平瓦(シキヒラカワラ)がすべらないようにするため裏甲の上に取り付ける細長い木の桟。

かわら-ざる【瓦猿】🔗🔉

かわら-ざる カハラ― [4] 【瓦猿】 土焼きの猿の像。俗に「変わらざる」の意味にとって,平穏無事を祝うものとされた。

かわら-ざん【瓦桟】🔗🔉

かわら-ざん カハラ― [3] 【瓦桟】 引っ掛け桟瓦を引っ掛けるために,軒先に平行に野地(ノジ)に打ち付けた木の桟。

かわら-し【瓦師】🔗🔉

かわら-し カハラ― [3] 【瓦師】 (1)瓦を焼く職人。かわらや。 (2)瓦で屋根を葺(フ)く職人。

かわら-すずり【瓦硯】🔗🔉

かわら-すずり カハラ― [4] 【瓦硯】 陶製の硯。がけん。

かわら-せんべい【瓦煎餅】🔗🔉

かわら-せんべい カハラ― [4] 【瓦煎餅】 小麦粉・卵・砂糖を材料として焼いた,屋根瓦形の煎餅。

かわら-たけ【瓦茸】🔗🔉

かわら-たけ カハラ― [3] 【瓦茸】 担子菌類ヒダナシタケ目のきのこ。広葉樹の枯れた材に屋根瓦のように多数重なりあって生ずる。傘は半円形で径2〜7センチメートル,表面に同心円的な縞模様がある。裏面には多数の管孔(クダアナ)があり,その内面に担子胞子を生ずる。雲茸。

かわら-にんぎょう【瓦人形】🔗🔉

かわら-にんぎょう カハラ―ギヤウ [4] 【瓦人形】 土焼きの人形。伏見人形・今戸人形・堤人形・古賀人形など。

かわら-の-まつ【瓦の松】🔗🔉

かわら-の-まつ カハラ― 【瓦の松】 〔白居易の新楽府「驪宮高」の「牆有衣兮瓦有松」から〕 家の荒れたさま。荒れた家の棟に草や木の生えるさま。「我が宿の―の木高さに/散木奇歌集」

かわら-の-まど【瓦の窓】🔗🔉

かわら-の-まど カハラ― 【瓦の窓】 (1)瓦焼きのもので作った窓。 (2)貧者・隠者の住居。また,そこに住む者。「―柴の庵の言の葉をも/千載(序)」

かわら-ばん【瓦版】🔗🔉

かわら-ばん カハラ― [0] 【瓦版】 江戸時代,事件などの速報記事を一枚刷りにしたもの。市中を売り歩いた。粘土に文字・絵をほりつけ,瓦形に焼いたものを版にしたというのが語源らしいが,現存するものは木版。 →読み売り

かわら-ぶき【瓦葺き】🔗🔉

かわら-ぶき カハラ― [0] 【瓦葺き】 (1)瓦で屋根を葺くこと。また,その屋根。 (2)寺をいう斎宮の忌み詞。

かわら-べい【瓦塀】🔗🔉

かわら-べい カハラ― [3] 【瓦塀】 竪(タテ)瓦を張った塀。目地(メジ)に海鼠漆喰(ナマコシツクイ)を施す。

かわら-ぼう【瓦棒】🔗🔉

かわら-ぼう カハラバウ [3] 【瓦棒】 金属板葺(ブ)きの屋根で,屋根の傾斜に沿って一定間隔に並べて取り付けた細長い角材。接合部の雨仕舞いのために用いる。

かわら-もち【瓦餅】🔗🔉

かわら-もち カハラ― [3] 【瓦餅】 〔形が平たく瓦のようなのでいう〕 伸餅(ノシモチ)。

かわら-や【瓦屋】🔗🔉

かわら-や カハラ― [3] 【瓦屋】 (1)瓦葺(ブ)きの家。 (2) [0] 瓦師。また,瓦を売る人。 (3)瓦を焼く窯。また,それのある所。瓦窯。

かわら-やき【瓦焼(き)】🔗🔉

かわら-やき カハラ― [0] 【瓦焼(き)】 瓦を焼くこと。また,その職人。

かわら-やね【瓦屋根】🔗🔉

かわら-やね カハラ― [4] 【瓦屋根】 瓦葺(ブ)きの屋根。

がかい【瓦解】(和英)🔗🔉

がかい【瓦解】 collapse;→英和 a (down)fall.→英和 〜する fall;collapse.

かわら【瓦】(和英)🔗🔉

かわら【瓦】 a tile.→英和 〜ぶきの tiled.‖瓦家 a tile-roofed house.瓦屋 a tile-maker (焼く人);a tiler (ふく人).

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