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はこ【箱・函・筥・匣・筐】🔗⭐🔉
はこ 【箱・函・筥・匣・筐】
■一■ [0] (名)
(1)物を入れておく器。多くは直方体で蓋(フタ)が付く。
(2)列車の車両。「どの―も満員だ」
(3)三味線を入れる物。また,三味線。また,三味線を持って芸者に従って行く男や芸者をもいう。
(4)得意にしている物事。箱入り
→おはこ
(5)厠(カワヤ)に置いて大便を受けるもの。しのはこ。また,大便。「―すべからず/宇治拾遺 5」
(6)挟み箱。
(7)「箱入り娘」の略。
■二■ (接尾)
助数詞。{■一■(1)}の形をしたもの,あるいは,それに入れたものを数えるのに用いる。「みかん二(フタ)―」
はこ-いり【箱入り】🔗⭐🔉
はこ-いり [0] 【箱入り】
(1)(破損を防いだり,進物用として)箱にはいっていること。また,はいっているもの。「―の菓子」
(2)(箱の中にしまっておくように)大切にすること。また,その物や人。「もとより―の生娘(キムスメ)ならねば/にごりえ(一葉)」
(3)得意とする物事。箱。「―の芸/浮世草子・銀持気質」
→おはこ
(4)「箱入り娘」の略。
はこいり-むすめ【箱入り娘】🔗⭐🔉
はこいり-むすめ [5] 【箱入り娘】
しまい込むようにして大切に育てられた娘。秘蔵の娘。
はこ-えび【箱海老】🔗⭐🔉
はこ-えび [0] 【箱海老】
海産のエビ。体長35センチメートルに達する。頭胸部の甲は箱形で,紫赤色の地に黄白色の不規則な斑紋がある。第二触角は扁平で太い棒状。食用。房総半島以南に分布。ドロエビ。
はこおうまる【箱王丸】🔗⭐🔉
はこおうまる ハコワウマル 【箱王丸】
曾我時致(トキムネ)の幼名。
はこ-おとし【箱落(と)し】🔗⭐🔉
はこ-おとし [3] 【箱落(と)し】
小さい獣が箱の内にはいって餌(エサ)を引くと,上の重石(オモシ)が落ちるしかけの猟具。
はこ-がき【箱書(き)】🔗⭐🔉
はこ-がき [0] 【箱書(き)】 (名)スル
(1)書画・器物などを入れた箱に題名・作者などを記して,その中身を示すこと。また,その文字。茶道では茶器鑑賞のめやすとする場合が多い。
(2)シナリオ作成の際,紙に書いた長方形の枠の中に一場面ごとに要点を書き込むこと。
はこ-かなもの【箱金物】🔗⭐🔉
はこ-かなもの [3] 【箱金物】
コの字形をした建築用金物。柱と土台・梁(ハリ)などの接合部を補強するために用いる。
はこ-がめ【箱亀】🔗⭐🔉
はこ-がめ [0] 【箱亀】
カメ目イシガメ科の一群の総称。腹側の甲羅の前半と後半の境界が蝶番(チヨウツガイ)になり,体を甲内に隠したあとで上下の甲羅をすき間なく閉じる。ほとんどが陸生。日本ではセマルハコガメが八重山群島に産する。
はこぎけ-じゅうたく【箱木家住宅】🔗⭐🔉
はこぎけ-じゅうたく ―ヂユウタク 【箱木家住宅】
神戸市北区山田町にある日本最古の民家。入母屋造りの茅葺きで,在郷武士の住居として室町時代に建設。江戸時代初期に小堀氏から,千年家の称号を与えられる。箱木千年家。
はこ-ぐるま【箱車】🔗⭐🔉
はこ-ぐるま [3] 【箱車】
(1)屋形のある牛車(ギツシヤ)。
(2)箱形の物入れを取り付けた荷車。
はこ-ざかな【箱肴】🔗⭐🔉
はこ-ざかな [3] 【箱肴】
祝儀の贈答に用いる箱入りの魚。多く干鯛が用いられた。「斗樽一荷に―/浮世草子・永代蔵 6」
はこざき【箱崎】🔗⭐🔉
はこざき 【箱崎】
福岡市東区の地名。博多湾沿岸に位置する。古来,筥崎宮や松原が有名。((歌枕))「幾世にか語り伝へむ―の松の千歳のひとつならねば/拾遺(神楽)」
はこ-し【箱師】🔗⭐🔉
はこ-し [2] 【箱師】
電車など,乗り物を専門にする掏摸(スリ)。
はこしき-せっかん【箱式石棺】🔗⭐🔉
はこしき-せっかん ―セキクワン [5] 【箱式石棺】
板石を用い長方形の四辺を囲んだ石棺。普通は蓋石があるが無いものも含まれる。日本では縄文時代からあり,弥生・古墳時代に多い。組み合わせ式石棺。
はこ-じどうしゃ【箱自動車】🔗⭐🔉
はこ-じどうしゃ [4] 【箱自動車】
車体が四角な箱形をした自動車。
〔大正・昭和初期の語〕
はこ-じゃく【箱尺】🔗⭐🔉
はこ-じゃく [0] 【箱尺】
⇒水準標尺(スイジユンヒヨウシヤク)
はこ-じょう【箱錠】🔗⭐🔉
はこ-じょう ―ヂヤウ [0] 【箱錠】
ドアに取り付ける錠で,開閉する装置が金属製の箱に入っているもの。
はこ-ずし【箱鮨】🔗⭐🔉
はこ-ずし [2] 【箱鮨】
「押し鮨」に同じ。
はこ-スパナ【箱―】🔗⭐🔉
はこ-スパナ [4] 【箱―】
⇒ボックス-スパナ
はこ-ぜん【箱膳】🔗⭐🔉
はこ-ぜん [0] 【箱膳】
奉公人などが食器を入れておく箱。食事のときは蓋(フタ)を膳として用いる。きりだめ。飯台。
はこ-そ【箱訴】🔗⭐🔉
はこ-そ [0] 【箱訴】
徳川吉宗が1721年に設けた直訴の制度。評定所の門前に目安箱を置き,これに入れられた訴状は将軍みずからが開いた。
はこだ【箱田】🔗⭐🔉
はこだ 【箱田】
姓氏の一。
はこだ-ろくすけ【箱田六輔】🔗⭐🔉
はこだ-ろくすけ 【箱田六輔】
(1850-1885) 自由民権運動家。福岡藩士。征韓論に共鳴し頭山満らと士族結社を組織,萩の乱に呼応して挙兵を企て投獄された。1879年(明治12)向陽社(のち玄洋社)を組織,初代社長となる。国会開設建白書を元老院に提出。
はこだて-せんそう【箱館戦争】🔗⭐🔉
はこだて-せんそう ―サウ 【箱館戦争】
1868年(明治1),榎本武揚を中心とする旧幕臣が箱館五稜郭に拠(ヨ)って新政府樹立を図り,維新政府軍に抵抗した戦い。翌年,榎本らは降服,戊辰(ボシン)戦争はここに終結した。五稜郭の戦い。
はこだて-ぶぎょう【箱館奉行】🔗⭐🔉
はこだて-ぶぎょう ―ギヤウ [5] 【箱館奉行】
江戸幕府の職名。遠国(オンゴク)奉行の一。老中支配。蝦夷(エゾ)地の行政や辺境の防備をつかさどった。1802年2月に置かれた蝦夷奉行を改めて同年5月に設けられ,07年松前奉行と改称されたが,54年箱館開港に伴って再び設けられた。
はこ-だん【箱段】🔗⭐🔉
はこ-だん [0] 【箱段】
玄関に設けた箱状の上がり台。
はこ-ぢょうちん【箱提灯】🔗⭐🔉
はこ-ぢょうちん ―ヂヤウチン [3] 【箱提灯】
上下に丸い蓋(フタ)のある,大形の円筒形の提灯。畳むと,全部が蓋の中に収まる。
箱提灯
[図]
[図]
はこ-づめ【箱詰(め)】🔗⭐🔉
はこ-づめ [0] 【箱詰(め)】 (名)スル
箱に詰めること。また,詰めた物。「―のミカン」
はこ-づり【箱釣(り)】🔗⭐🔉
はこ-づり [0] 【箱釣(り)】
祭りや縁日の露店などで,浅い水槽の中の鯉(コイ)・鮒(フナ)・金魚などを釣らせる遊び。金魚すくいを含めていうこともある。[季]夏。
はこ-てん【箱点】🔗⭐🔉
はこ-てん [0] 【箱点】
麻雀で,点数棒を入れておく箱が空になって持ち点がなくなること。
はこ-でんじゅ【箱伝授】🔗⭐🔉
はこ-でんじゅ 【箱伝授】
古今伝授の一。上冷泉(カミレイゼイ)家に伝わった古今伝授。秘伝を密封した箱に収めて伝えたところからこの名がある。
はこ-どい【箱樋】🔗⭐🔉
はこ-どい ―ドヒ [0] 【箱樋】
箱のように四角な樋。はこひ。
はこ-どり【箱鳥】🔗⭐🔉
はこ-どり 【箱鳥】
顔鳥(カオトリ)(郭公か)のことという。「深山木(ミヤマギ)にねぐら定むる―も/源氏(若菜上)」
はこどり-の【箱鳥の】🔗⭐🔉
はこどり-の 【箱鳥の】 (枕詞)
箱鳥は夜間に山の巣を出て明け方に戻ることから「明く」にかかる。「―明けてくやしき物をこそ思へ/古今六帖 6」
はこ-にわ【箱庭】🔗⭐🔉
はこ-にわ ―ニハ [0] 【箱庭】
浅い箱や鉢に土を盛り,小さな草木や石などを配し,模型の橋・家その他を置いて山水や庭園の姿を模して観賞するもの。[季]夏。《―の人に古りゆく月日かな/虚子》
はこにわ-りょうほう【箱庭療法】🔗⭐🔉
はこにわ-りょうほう ―ニハレウハフ [5] 【箱庭療法】
砂を入れた箱と玩具で箱庭を作らせる心理療法。心理診断にも用いられる。
はこね【箱根】🔗⭐🔉
はこね 【箱根】
神奈川県南西部,箱根山一帯の通称,および足柄下郡の町名。富士箱根伊豆国立公園の一部。国際的な観光地。古くからの東海道の要衝で,江戸時代には関所があった。
はこね-うつぎ【箱根空木】🔗⭐🔉
はこね-うつぎ [4] 【箱根空木】
スイカズラ科の落葉低木。海岸近くに自生し,庭木ともする。葉は楕円形で対生する。五,六月,枝先や葉腋(ヨウエキ)に漏斗形で先が五裂する花を多数つける。花は初め白色,次第に紅色に変わる。
箱根空木
[図]
[図]
はこね-おんせん【箱根温泉】🔗⭐🔉
はこね-おんせん ―ヲン― 【箱根温泉】
箱根火山一帯に湧出する温泉の総称。単純泉・食塩泉・硫黄泉など多種。早川の渓谷沿いと,中央火口丘付近の温泉群から成る。
はこね-かごかきうた【箱根駕籠舁き唄】🔗⭐🔉
はこね-かごかきうた 【箱根駕籠舁き唄】
神奈川県箱根峠の民謡で,仕事唄。駕籠かきたちが,客を楽しませるために唄った。
はこね-こめつつじ【箱根米躑躅】🔗⭐🔉
はこね-こめつつじ [6][7] 【箱根米躑躅】
ツツジ科の半落葉低木。富士周辺の山地の岩地に自生。高さ約1メートル。よく分枝し,楕円形の葉を輪生状に互生。若枝や葉に毛がある。七月頃,枝先に筒状の白い小花を一〜三個ずつつける。
はこね-ごんげん【箱根権現】🔗⭐🔉
はこね-ごんげん 【箱根権現】
⇒箱根神社(ハコネジンジヤ)
はこね-ざいく【箱根細工】🔗⭐🔉
はこね-ざいく [4] 【箱根細工】
小田原・箱根に産する木工細工。山中の広葉樹を用いた寄せ木・象眼・挽き物・組み木など。
はこね-さんしょううお【箱根山椒魚】🔗⭐🔉
はこね-さんしょううお ―サンセウウヲ [6] 【箱根山椒魚】
サンショウウオの一種。全長約15センチメートル。体形はイモリに似る。体の背面は赤褐色で中央線に沿って一条の橙色帯が走る。腹面は紫褐色。四国・近畿から東北地方にかけての山間部の渓流に見られる。
はこね-じ【箱根路】🔗⭐🔉
はこね-じ ―ヂ 【箱根路】
小田原から箱根峠を経て三島に至る道。里程約八里。近世以後,本道となる。足柄路に対していう。
はこね-しだ【箱根羊歯】🔗⭐🔉
はこね-しだ [4] 【箱根羊歯】
イノモトソウ科の常緑性シダ植物。暖地の山中の岩上に生える。葉は長さ約15センチメートルで,二,三回羽状に分枝し,羽片は質がかたく倒三角形で上端が裏に折り返り胞子嚢(ノウ)群をおおう。葉柄は黒紫色で光沢がある。ハコネソウ。アジアンタム。
はこね-しちとう【箱根七湯】🔗⭐🔉
はこね-しちとう ―タウ 【箱根七湯】
箱根温泉郷のうち,古くから開かれた湯本・塔
沢・宮
下・堂ヶ島・底倉・芦
湯・姥子(ウバコ)の七湯。姥子の代わりに木賀を入れることがある。
沢・宮
下・堂ヶ島・底倉・芦
湯・姥子(ウバコ)の七湯。姥子の代わりに木賀を入れることがある。
はこね-じんじゃ【箱根神社】🔗⭐🔉
はこね-じんじゃ 【箱根神社】
神奈川県足柄下郡箱根町,芦
湖東岸にある神社。祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・木花咲哉姫尊・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)。箱根権現。
湖東岸にある神社。祭神は瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・木花咲哉姫尊・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト)。箱根権現。
はこね-そう【箱根草】🔗⭐🔉
はこね-そう ―サウ [0] 【箱根草】
ハコネシダの別名。
はこね-とうげ【箱根峠】🔗⭐🔉
はこね-とうげ ―タウゲ 【箱根峠】
神奈川県と静岡県の境,箱根外輪山の南端にある峠。国道一号線が通る。旧東海道の難所として知られた。
はこね-の-せき【箱根関】🔗⭐🔉
はこね-の-せき 【箱根関】
江戸時代,東海道の箱根山中に設けられた関所。神奈川県足柄下郡箱根町の芦
湖畔にある本関のほかに五か所の裏関所があり,小田原藩管理下にあって,厳重に通行を取り締まった。
湖畔にある本関のほかに五か所の裏関所があり,小田原藩管理下にあって,厳重に通行を取り締まった。
はこね-はちり【箱根八里】🔗⭐🔉
はこね-はちり [5] 【箱根八里】
小田原から箱根峠を越えて三島までの約八里のみちのり。
はこね-まごうた【箱根馬子唄】🔗⭐🔉
はこね-まごうた 【箱根馬子唄】
神奈川県箱根峠の民謡で,仕事唄。駄賃付け馬子たちが唄った唄。旧南部領の博労の夜曳き唄が源流。
はこね-やま【箱根山】🔗⭐🔉
はこね-やま 【箱根山】
神奈川県南西部にある三重式火山。主峰神山は海抜1438メートル。南西麓に火口原湖芦
湖がある。カルデラ内部には温泉が多い。((歌枕))「―双子の山も秋深み明け暮れ風に木の葉散りかふ/好忠集」
湖がある。カルデラ内部には温泉が多い。((歌枕))「―双子の山も秋深み明け暮れ風に木の葉散りかふ/好忠集」
はこね-ゆもと【箱根湯本】🔗⭐🔉
はこね-ゆもと 【箱根湯本】
箱根町東部,早川と須雲(スクモ)川の合流点にある温泉地。単純泉・弱食塩泉。箱根温泉のうち,最古のもの。
はこね-ようすい【箱根用水】🔗⭐🔉
はこね-ようすい 【箱根用水】
相模国の芦
湖の水を,トンネルを掘って箱根山西麓の駿河国深良(フカラ)川・黄瀬川に導いた灌漑用水。深良村名主大庭源之丞が中心となり1666年に着工,70年竣工。深良用水。
湖の水を,トンネルを掘って箱根山西麓の駿河国深良(フカラ)川・黄瀬川に導いた灌漑用水。深良村名主大庭源之丞が中心となり1666年に着工,70年竣工。深良用水。
はこねれいげんいざりのあだうち【箱根霊験躄仇討】🔗⭐🔉
はこねれいげんいざりのあだうち ―
ザリノアダウチ 【箱根霊験躄仇討】
人形浄瑠璃。時代物。司馬芝叟作。1801年初演。飯沼(躄(イザリ))勝五郎が兄の敵討ちをした実説によるという。いざりとなった勝五郎は妻初花とともに敵滝口上野(コウズケ)を討つために苦難するが,箱根権現の霊験によって足腰も立ち,本懐をとげる。いざりの仇討。
ザリノアダウチ 【箱根霊験躄仇討】
人形浄瑠璃。時代物。司馬芝叟作。1801年初演。飯沼(躄(イザリ))勝五郎が兄の敵討ちをした実説によるという。いざりとなった勝五郎は妻初花とともに敵滝口上野(コウズケ)を討つために苦難するが,箱根権現の霊験によって足腰も立ち,本懐をとげる。いざりの仇討。
はこ-ばしご【箱梯子】🔗⭐🔉
はこ-ばしご [3] 【箱梯子】
階段下を引き出しや戸棚に利用した階段。箱階段。
箱梯子
[図]
[図]
はこ-ばしゃ【箱馬車】🔗⭐🔉
はこ-ばしゃ [0] 【箱馬車】
乗る所を箱形にした馬車。幌(ホロ)馬車に対していう。
はこ-ひ【函樋・箱樋】🔗⭐🔉
はこ-ひ [0] 【函樋・箱樋】
箱形のとい。長い板を組んで作り,多く水車などの水の通路とする。はこどい。
はこ-ひだ【箱襞】🔗⭐🔉
はこ-ひだ [0] 【箱襞】
ひだ山が左右突き合わせになり,箱のような感じのひだ。ボックス-プリーツ。
はこ-ひばち【箱火鉢】🔗⭐🔉
はこ-ひばち [3] 【箱火鉢】
箱形の木製火鉢。
はこ-ふぐ【箱河豚】🔗⭐🔉
はこ-ふぐ [0] 【箱河豚】
フグ目の海魚。全長約25センチメートル。体形は箱状。腹びれがなく,ほぼ全身が硬い甲板で包まれる。黄色の地に淡青色の円斑が多数散在する。皮は有毒で,肉は無毒。本州中部以南の沿岸に分布。ハコフグ科の七種をも含めて総称することが多い。
はこ-ぶね【箱船・箱舟・方舟】🔗⭐🔉
はこ-ぶね [0][3] 【箱船・箱舟・方舟】
(1)長方形の船。
(2)旧約聖書の「ノアの箱舟」のこと。
はこ-まくら【箱枕】🔗⭐🔉
はこ-まわし【箱回し】🔗⭐🔉
はこ-まわし ―マハシ [3] 【箱回し】
(1)近世の門付芸人の一。箱形の舞台を肩から下げて,大鼓・小鼓ではやしながら人形を操った。
(2)「箱屋{(2)}」に同じ。「なにどんとかいふ―をつれ/安愚楽鍋(魯文)」
はこ-みや【箱宮】🔗⭐🔉
はこ-みや [0][2] 【箱宮】
神社の形を小さく作った,神棚に飾るもの。
はこ-むね【箱棟】🔗⭐🔉
はこ-むね [0] 【箱棟】
板で箱形につくった大棟。
箱棟
[図]
[図]
はこ-めがね【箱眼鏡】🔗⭐🔉
はこ-めがね [3] 【箱眼鏡】
箱の底にガラス板やレンズをはめた,水中を透視するための眼鏡。[季]夏。
はこ-もん【箱紋・筥紋】🔗⭐🔉
はこ-もん [2] 【箱紋・筥紋】
方形に描いた紋。
はこ-や【箱屋】🔗⭐🔉
はこ-や [0] 【箱屋】
(1)箱を作ったり売ったりする職業。また,その人・店。
(2)三味線などを持って,客席に出る芸者に従って行く男衆。見番に属する。箱まわし。箱持ち。
(3)指物師(サシモノシ)。
はこ-やなぎ【箱柳・白楊】🔗⭐🔉
はこ-やなぎ [3] 【箱柳・白楊】
ヤマナラシの別名。
はこいり【箱入り】(和英)🔗⭐🔉
はこいり【箱入り】
⇒箱詰.箱入り娘 one's pet[apron-string]daughter.
はこにわ【箱庭】(和英)🔗⭐🔉
はこにわ【箱庭】
a miniature garden.
はこぶね【箱舟】(和英)🔗⭐🔉
はこぶね【箱舟】
an ark.→英和
ノアの〜 Noah's ark.
大辞林に「箱」で始まるの検索結果 1-80。
[図]