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かお・る【薫る・香る・馨る】🔗🔉

かお・る カヲル [0] 【薫る・香る・馨る】 (動ラ五[四]) (1)いいにおいがする。香気をはなつ。「バラの花が―・る」「風―・る五月」 (2)煙・霞・霧などがただよう。「塩気のみ―・れる国に/万葉 162」 (3)顔などが,つややかに美しく見える。「つらつき,まみの―・れる程などいへば更なり/源氏(薄雲)」

か-ぐわし・い【香しい・芳しい・馨しい】🔗🔉

か-ぐわし・い ―グハシイ [4] 【香しい・芳しい・馨しい】 (形)[文]シク かぐは・し 〔「香細(カクワ)し」の意〕 (1)上品なかおりがおだやかににおうさま。「―・い香り」 (2)心をひきつけるさま。魅力的だ。「縵(カズラ)かけ―・し君を相見つるかも/万葉 4120」 [派生] ――さ(名)

かんばし・い【芳しい・香しい・馨しい】🔗🔉

かんばし・い [4] 【芳しい・香しい・馨しい】 (形)[文]シク かんば・し 〔「かぐわしい」の転〕 (1)よいかおりが強くにおうさま。かおりが高い。「―・い梅の香」 (2)(多く否定の語を伴って)高い評価が与えられるさま。感心すべきだ。思わしい。《芳》「業績が―・くない」「あまり―・くないうわさ」 [派生] ――さ(名)

けい-こう【馨香】🔗🔉

けい-こう ―カウ [0] 【馨香】 かぐわしいよいかおり。また,遠くまで及ぶ徳のたとえ。

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