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広辞苑の検索結果 (6)

かお・る【薫る・香る・馨る】カヲル🔗🔉

かお・る薫る・香る・馨るカヲル 〔自五〕 ①煙・霧・霞・靄もや・香などがただよう。万葉集2「伊勢の国は…潮気のみ―・れる国に」 ②よいにおいがただよう。におう。「菊の香―・る佳き日」「風―・る五月」 ③顔、特に目もとなどがつややかで美しい。源氏物語薄雲「つらつきまみの―・れるほどなど、いへば更なり」

かぐわし・い【芳しい・香しい・馨しい】カグハシイ🔗🔉

かぐわし・い芳しい・香しい・馨しいカグハシイ 〔形〕[文]かぐは・し(シク) (「香細くわし」の意) ①香りがよい。かんばしい。こうばしい。万葉集19「花橘の―・しき」。「―・い花の香り」 ②美しい。万葉集18「―・し君を相見つるかも」。「―・い乙女の姿」

かんばし・い【香しい・芳しい・馨しい】🔗🔉

かんばし・い香しい・芳しい・馨しい】 〔形〕[文]かんば・し(シク) (カグハシの転) ①においがよい。かおりがよい。こうばしい。「―・い香り」 ②りっぱである。おもしろい。結構である。多く、下に打消の表現を伴う。「―・い成績ではない」「―・くない評判」

けい‐きょう【馨香】‥キヤウ🔗🔉

けい‐きょう馨香‥キヤウ ⇒けいこう

けい‐こう【馨香】‥カウ🔗🔉

けい‐こう馨香‥カウ よい香り。けいきょう。

[漢]馨🔗🔉

 字形 〔香部11画/20画/人名/1930・333E〕 〔音〕ケイ(漢) 〔訓〕かおる・かおり [意味] よいにおいがする。かおる。かおり。感化や名声が伝わる。「芳馨」 ▷は異体字。

大辞林の検索結果 (4)

かお・る【薫る・香る・馨る】🔗🔉

かお・る カヲル [0] 【薫る・香る・馨る】 (動ラ五[四]) (1)いいにおいがする。香気をはなつ。「バラの花が―・る」「風―・る五月」 (2)煙・霞・霧などがただよう。「塩気のみ―・れる国に/万葉 162」 (3)顔などが,つややかに美しく見える。「つらつき,まみの―・れる程などいへば更なり/源氏(薄雲)」

か-ぐわし・い【香しい・芳しい・馨しい】🔗🔉

か-ぐわし・い ―グハシイ [4] 【香しい・芳しい・馨しい】 (形)[文]シク かぐは・し 〔「香細(カクワ)し」の意〕 (1)上品なかおりがおだやかににおうさま。「―・い香り」 (2)心をひきつけるさま。魅力的だ。「縵(カズラ)かけ―・し君を相見つるかも/万葉 4120」 [派生] ――さ(名)

かんばし・い【芳しい・香しい・馨しい】🔗🔉

かんばし・い [4] 【芳しい・香しい・馨しい】 (形)[文]シク かんば・し 〔「かぐわしい」の転〕 (1)よいかおりが強くにおうさま。かおりが高い。「―・い梅の香」 (2)(多く否定の語を伴って)高い評価が与えられるさま。感心すべきだ。思わしい。《芳》「業績が―・くない」「あまり―・くないうわさ」 [派生] ――さ(名)

けい-こう【馨香】🔗🔉

けい-こう ―カウ [0] 【馨香】 かぐわしいよいかおり。また,遠くまで及ぶ徳のたとえ。

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