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かお・る【薫る・香る・馨る】カヲル🔗🔉

かお・る薫る・香る・馨るカヲル 〔自五〕 ①煙・霧・霞・靄もや・香などがただよう。万葉集2「伊勢の国は…潮気のみ―・れる国に」 ②よいにおいがただよう。におう。「菊の香―・る佳き日」「風―・る五月」 ③顔、特に目もとなどがつややかで美しい。源氏物語薄雲「つらつきまみの―・れるほどなど、いへば更なり」

かぐわし・い【芳しい・香しい・馨しい】カグハシイ🔗🔉

かぐわし・い芳しい・香しい・馨しいカグハシイ 〔形〕[文]かぐは・し(シク) (「香細くわし」の意) ①香りがよい。かんばしい。こうばしい。万葉集19「花橘の―・しき」。「―・い花の香り」 ②美しい。万葉集18「―・し君を相見つるかも」。「―・い乙女の姿」

かんばし・い【香しい・芳しい・馨しい】🔗🔉

かんばし・い香しい・芳しい・馨しい】 〔形〕[文]かんば・し(シク) (カグハシの転) ①においがよい。かおりがよい。こうばしい。「―・い香り」 ②りっぱである。おもしろい。結構である。多く、下に打消の表現を伴う。「―・い成績ではない」「―・くない評判」

けい‐きょう【馨香】‥キヤウ🔗🔉

けい‐きょう馨香‥キヤウ ⇒けいこう

けい‐こう【馨香】‥カウ🔗🔉

けい‐こう馨香‥カウ よい香り。けいきょう。

[漢]馨🔗🔉

 字形 〔香部11画/20画/人名/1930・333E〕 〔音〕ケイ(漢) 〔訓〕かおる・かおり [意味] よいにおいがする。かおる。かおり。感化や名声が伝わる。「芳馨」 ▷は異体字。

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