カラカス Caracas ベネズエラ共和国の首都。海抜1000メートルの高原にある。外港はラグアイラ。

カラカラ Caracalla (188-217) 古代ローマ皇帝マルクス＝アウレリウス＝アントニヌス（在位 211-217）の通称。増税のために帝国内の全自由民にローマ市民権を与えた。ローマ市内に大公共浴場（カラカラ浴場）を建設。メソポタミア遠征の途次，部下により暗殺された。

カラジャス Carajas ブラジル北部，トカンチンス川上流域にある世界有数の埋蔵量をもつ鉱山。鉄分65パーセント以上の鉄鉱を産出。

カラット [2][1] carat; karat （１）宝石の質量を表す単位。200ミリグラムに当たる。記号は K, ct （２）金の純度を表す単位。純金を二四カラットとする。例えば一八カラットは，純度二四分の一八ということで，一八金ともいう。記号 K, kt 金。 〔カラットは古く，はかりで重さを測るのに carob（イナゴ豆）豆を用いたことから〕

カラベル [1] caravel スペイン・ポルトガルで中世以後に用いた，二，三本のマストに三角帆を用いた小型帆船。

カラメル [0] (フランス) caramel ショ糖・ブドウ糖などの糖類を加熱して得る黒褐色の粘度の高い物質。食品の着色剤・風味料として用いる。

カラメル-ソース [5] caramel sauce プディングなど食品にかけて用いるカラメル。

カルメラ [0] (ポルトガル) caramelo 赤ざらめに水を加えて煮立てカラメル状になったところへ重曹を加えてかき回し，発泡させながら，冷まし固まらせた菓子。カルメ焼き。カルメル。 〔室町末期に渡来したものは氷砂糖に卵白を加えて煮つめ，よく泡立った時に冷まし固めたもの〕

キャラウェー [1] caraway セリ科の一，二年草。ヨーロッパ原産。種子を香辛料・香料に，またウイキョウの代用品として健胃・駆風薬などに用いる。ヒメウイキョウ。

キャラバン [1] caravan （１）砂漠を隊を組んで行く商人の集団。隊商。 （２）ある目的のために，隊を組んで遠征したり各地を回ること。また，その集団。「観光―」「―を組む」 （３）商品の販売・宣伝のため，各地を回ること。 （４）キャラバン-シューズの略。

キャラバン-シューズ [5] Caravan shoes 底に厚い合成ゴムを貼った，防水ズックの編み上げ靴。山歩き・ハイキング用。商標名。

キャラベル [1] caravel ⇒カラベル

キャラメル [0] caramel 牛乳・バター・水飴(ミズアメ)・小麦粉などにバニラなどの香料を加えて煮固めた飴菓子。小さく切って一粒ずつ包装する。 →カラメル

ca・ra・ba・o[k:rb:ou] n.(pl.〜s,<集合>〜) (フィリピンの)水牛 (water buffalo).

car・a・bi・neer[krbinr] n.騎銃兵 (cf.carbine).

car・a・bi・nier[krbinr] n.騎銃兵 (cf.carbine).

car・a・col[krkoul,-kl/-kl] n.,vi.,vt.(-ll-) 《馬術》半回転(する,させる).

car・a・cole[krkoul] n.,v.＝caracol.

ca・rafe[krf] n.ガラスの水差し.

car・a・mel→音声 n.焼き砂糖,カラメル<味付け・着色用>;キャラメル.

car・a・pace[krpeis] n.《動》(カメの)背甲,(カニなどの)甲羅(ら).

car・at[krt] n.カラット<宝石の衡量単位:1/5g>;金位.

car・a・van→音声 n.隊商,キャラバン;(ジプシー・サーカスなどの)ほろ馬車;<英>移動住宅,トレーラー (<米>trailer).

car・a・vn・sa・ry[krvnsri] n.隊商宿;ホテル,旅館.

car・a・vn・se・rai[-rai] n.隊商宿;ホテル,旅館.

car・a・vel[krvel] n.(15−16世紀の)快走帆船.

car・a・way[krwei] n.キャラウェー,ヒメウイキョウ<セリ科>.

craway seds キャラウェーの実<香味料>.