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いと【△幼】🔗🔉

いと【幼】 [名]《近世上方語》幼児。男女の区別なく用いたが、後期には女児をさすようになった。「お生まれなされた―様(=男児)の」〈浄・布引滝〉「向かひの嬶(かか)や隣の―(=女児)なぞ対手(あひて)にして」〈滑・浮世風呂・四〉〔接頭〕名詞に付いて、おさない、いとけない、の意を表す。「―姫君二つ三つばかりにておはしませば」〈栄花・初花〉

いと【糸】🔗🔉

いと【糸】 天然、または人造の繊維を細長く引きのばしてよりをかけたもの。織物糸・縫い糸・編み物糸など。「―をつむぐ」細長くのようになっているもの。「クモの―」琴または三味線などの弦楽器の弦(げん)。「―を張る」琴・三味線のこと。「―竹」釣り糸。「―を垂れる」(比喩的に)物事を結びつけるもの。「記憶の―をたぐる」「運命の―」糸引き納豆をいう女房詞。

いと【伊都・怡土】🔗🔉

いと【伊都・怡土】 伊都国(いとのくに)

い‐と【異図】🔗🔉

い‐と【異図】 謀反(むほん)の心。異心。

い‐と【意図】🔗🔉

い‐と【意図】 [名]スル何かをしようとすること。「早期開催を―する」何かをしようと考えている事柄。おもわく。もくろみ。「相手の―をくむ」

いと🔗🔉

いと [副]非常に。たいへん。きわめて。「三寸ばかりなる人、―うつくしうて居たり」〈竹取〉ほんとうに。まったく。「忘れ草種とらましを逢ふことの―かく難きものと知りせば」〈古今・恋五〉(あとに打消しの語を伴って)あまり。それほど。「―やむごとなき際(きは)にはあらぬが」〈源・桐壺〉◆現在「いとも」という表現に残る。

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[音]ケン    ゲン [訓]いと    つる [部首]糸 [総画数]11 [コード]区点    2430      JIS   383E      S‐JIS 8CBC [分類]人名用漢字 [難読語] →けんじょう【絃上・玄象】

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[音]シ [訓]いと [部首]糸 [総画数]12 [コード]区点    6915      JIS   652F      S‐JIS E34E

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[音]ジン [訓]いと [部首]糸 [総画数]10 [難読語] →しょく‐じん【織

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