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いと(虫)🔗🔉

いと 幼児。特に女児、娘。浄瑠璃、源平布引滝「お生れなされた―様の」。物類称呼「京にていとと称す。いとをし又いとけなしなどの下略なるべし」

いと【糸】🔗🔉

いと】 ①繭・綿・麻・毛などの繊維を細く長くひきのばして、よりをかけたもの。万葉集20「わが妹子がしぬひにせよと着けし紐―になるとも吾は解かじとよ」。「針に―を通す」 ②琴・三味線などの弦楽器の弦げん。転じて、琴・三味線の異称。「二の―が切れる」 ③生糸。 ④釣糸。「―を垂れる」 ⑤細く長くて糸のような線状のもの。比喩的にも使う。「クモの―」「柳の―」「記憶の―をたぐる」 ⑥(女房詞。ねばりをひくところから)納豆なっとう⇒糸を引く

い‐と【異図】🔗🔉

い‐と異図】 謀叛むほんの心。ふたごころ。異心。

い‐と【意図】🔗🔉

い‐と意図】 ①考えていること。おもわく。つもり。「敵の―を見抜く」 ②行おうとめざしていること。また、その目的。「早期実現を―する」「―的なごまかし」

いと(副詞)🔗🔉

いと 〔副〕 ①はなはだしく。極めて。大層。万葉集18「ほととぎす―ねたけくは橘の花散る時に来鳴きとよむる」 ②(程度・状態の副詞にかかる)全く。ほんとうに。源氏物語桐壺「―かく思う給へましかばと、息も絶えつつ」 ③(下に否定の語を伴って)それほどに。たいして。万葉集8「天の河―川波は立たねども」

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