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おと【△弟・△乙】🔗🔉

おと【弟・乙】 [名]上代、男女の別なく、兄弟または姉妹の関係にある者のうち年少の者。おとうと。また、いもうと。「其の―木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)を留めて」〈記・上〉(え)末の子。おとご。「姉が手を引き、―は抱く」〈浄・油地獄〉狂言面の一。不器量な若い女の面。乙御前(おとごぜ)。おたふく。おかめ。〔接頭〕名詞に付いて、年下の、年が若い、末の、などの意を表す。「―おじ(弟叔父)」「―ご(弟子)」年若く美しい意を表す。「―たなばた(弟棚機)」「―たちばなひめ(弟橘媛)」

おと‐うと【弟】🔗🔉

おと‐うと【弟】 《「おとひと(弟人)」の音変化》きょうだいのうち、年下の男。兄。夫や妻の弟。また、妹の夫。義弟。古く、性別に関係なく、年下のきょうだいを呼んだ語。「妻(め)の―をもて侍りける人に」〈古今・雑上・詞書〉→弟(おと)

おと‐と【△弟】🔗🔉

おと‐と【弟】 《「おとうと」の音変化》おとうと。古くは、同性のきょうだいの年下の者。「いや―などを有(も)っていると、随分厄介なものですよ」〈漱石・門〉「姉―(=妹)の中につとまとはれて」〈更級〉

おと‐ひと【△弟】🔗🔉

おと‐ひと【弟】 おとうと。「行(わざ)(このかみ)―に闕(か)けり」〈雄略紀〉

てい【弟】🔗🔉

てい【弟】 年下の兄弟。おとうと。「兄(けい)たり難く―たり難し」(けい)師について教えをうける者。門人。門弟。弟子。「師は若く、―は幼く」〈蘆花・思出の記〉

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[音]テイ    ダイ    デ [訓]おとうと    ただ [部首]弓 [総画数]7 [コード]区点    3679      JIS   446F      S‐JIS 92ED [分類]常用漢字 [難読語] →いとこ【従兄弟・従姉妹】いや‐いとこ【弥従兄弟・弥従姉妹】おとうかし【弟猾】おとぎり‐そう【弟切草】おと‐ご【乙子・弟子】おとと‐い【弟兄】おと‐ひめ【弟姫・乙姫】おとみ‐づわり【弟見悪阻】おと‐みや【弟宮】さののおとがみ‐の‐おとめ【狭野弟上娘子】てしかが【弟子屈】な‐おと【汝弟】はとこ【再従兄弟・再従姉妹】まな‐でし【愛弟子】

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