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いと‐ま【△暇・×遑】🔗🔉

いと‐ま【暇・×遑】 《「いと」は「いとなし」の「いと」で休みの時、「ま」は間の意》用事のない時間。ひま。「休む―もない」一時的に休むこと。休暇。「三日ほどのお―を乞う」職務を離れること。辞職。また、解雇。ひま。「雇い主に―を願い出る」離縁。離婚。「妻に―を出す」(多く「おいとまする」の形で用いる)別れて去ること。また、そのあいさつ。辞去。「―を告げる」「そろそろお―しよう」喪に服すること。またそのために出仕しない期間。「御―になり給ひぬれば、藤壺も夜さり罷(まか)で給ひ」〈宇津保・国譲上〉ある物事をするのに空けることのできる時間。「仮名文見給ふるは目の―いりて」〈源・若菜上〉すきま。ひま。「谷風の吹き上げにたてる玉柳枝の―も見えぬ春かな」〈夫木・三〉

ひま【暇・△閑】🔗🔉

ひま【暇・閑】 [名]継続する動作などの合間に生じるわずかの時間。「食事をする―もない」「―を見て外出する」事をするための一定の時間。「―のかかる仕事」「手間―」自由に使える時間。なすべきことの何もない時間。「―を持てあます」休暇。休み。「一週間の―をいただく」主従・夫婦などの関係を断つこと。縁を切ること。[形動][ナリ]自由になる時間がふんだんにあるさま。なすべきことの何もないさま。「明日は―だ」「商売が―になる」「―な人」 [類語](いとま)・閑暇(かんか)・小暇(しようか)・小閑(しようかん)・寸暇・寸閑・余暇(よか)手透(す)き・手明き・用無し・閑散・無聊(ぶりよう)・開店休業

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[音]カ [訓]いとま    ひま [部首]日 [総画数]13 [コード]区点    1843      JIS   324B      S‐JIS 89C9 [分類]常用漢字 [難読語] →しん‐か【請暇】

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