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さくら【桜】🔗🔉

さくら【桜】 バラ科サクラ属の落葉高木の総称。日本の代表的な花として、古来、広く親しまれている。ヤマザクラ・サトザクラ・オオシマザクラなど種類は多く、園芸品種も多い。現在多く植えられているのはソメイヨシノ。花は春に咲き、淡紅色・白色など。古くから和歌の題材とされ、単に花といえば桜をさし、かざしぐさ・あだなぐさ・たむけぐさなどともよばれた。花は塩漬けにして桜湯に、葉は塩漬けにして桜餅に用いられ、またミザクラの実は食用。樹皮は漢方で薬用。木材は家具・建築用。《季 花=春 実=夏》「宵浅くふりいでし雨の―かな/万太郎」「桜色」の略。「桜襲(さくらがさね)」の略。芝居などで、ただで見物するかわりに、頼まれて役者に声をかける者。転じて、露店商などの仲間で、客のふりをし、品物を褒めたり買ったりして客に買い気を起こさせる者。《色が桜の花に似ているところから》馬肉の俗称。桜肉。紋所の名。桜の花を図案化したもの。

さくら‐うぐい【桜×】‐うぐひ🔗🔉

さくら‐うぐい【桜×‐うぐひ 桜の花が咲くころにとれるウグイ。腹部が赤い婚姻色を帯びるところからいう。《季 春》「散りうかぶ―の日和(ひより)かな/蓼太」

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[音]オウ [訓]さくら [部首]木 [総画数]10 [コード]区点    2689      JIS   3A79      S‐JIS 8DF7 [分類]常用漢字 [難読語] →うわみず‐ざくら【上溝桜・上不見桜】かにわ【樺・桜皮】さくらん‐ぼう【桜ん坊・桜桃】つが‐ざくら【栂桜】ゆすら‐うめ【梅桃・英桃・桜桃】

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