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ちゃ【茶】🔗🔉

ちゃ【茶】 [名]ツバキ科の常緑低木。暖地に自生。葉は長楕円形で厚くつやがある。秋、白い五弁花を開く。原産地は中国の四川・雲南・貴州など霧の多い山岳地方。若葉を緑茶などとするため広く栽培され、延暦二四年(八〇五)に最澄が中国から種子を持ち帰り栽培したのが始まりという。日本では五月ごろから八、九月ごろまで三、四回摘む。ちゃのき。めざましぐさ。《季 花=冬》「―の花に今夕空の青さかな/万太郎」の若葉・若芽を摘み、飲料用に製したもの。葉茶。また、その飲料。製法により玉露・煎茶・番茶など種類が多い。一般に日本茶(緑茶)をさすが、発酵させた紅茶・中国茶もある。「―をいれる」抹茶をたてること。点茶。また、その作法。茶の湯。茶道。「お―を習う」「―をたしなむ」「茶色」の略。「―のセーター」[名・形動]ちゃかすこと。からかうこと。また、その言葉や、そのさま。「―を言う」「そんな地口のやうな―な事ではなく」〈黄・忠臣蔵前世幕無〉

るい‐ざ【×擂茶・×茶・×櫑茶】🔗🔉

るい‐ざ【×擂茶・×茶・×櫑茶】 茶入れの一種。頸(くび)の部分に丸形の鋲状(びようじよう)文様が点在するもの。

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