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ちゃ【茶】🔗⭐🔉
ちゃ【茶】
(慣用音。漢音はタ、唐音はサ)
①ツバキ科の常緑低木。中国南西部の温・熱帯原産。葉は長楕円形で厚く表面に光沢があり、10月頃葉腋に白花を開く。多くの変種がある。果実は扁円形で、開花の翌秋に成熟し、通常3個の種子がある。木の芽。「茶の花」は〈[季]冬〉。「―を摘む」
ちゃ
チャ(花)
撮影:関戸 勇
チャ(実)
撮影:関戸 勇
②茶の若葉を採取して製した飲料。若葉を蒸しこれを冷却してさらに焙いって製する。若葉採取の時期は4月頃に始まるが、その遅速によって一番茶・二番茶・三番茶の別がある。湯を注いで用いるのを煎茶といい、粉にして湯にまぜて用いるのを抹茶または碾ひき茶という。なお、広義には焙ほうじ茶・紅茶・ウーロン茶・マテ茶などの総称。茗。〈日葡辞書〉。「―を飲む」
③抹茶を立てること。点茶。茶の湯。「お―を習う」
④茶色の略。
⑤いいかげんなことを言うこと。からかうこと。ちゃかすこと。黄表紙、御存商売物「相応に―を言ふて置きけるゆゑ、絵そらごとといひ初めしなり」。「―を言う」
→御茶
⇒茶にする
⇒茶を立てる
チャ(花)
撮影:関戸 勇
チャ(実)
撮影:関戸 勇
②茶の若葉を採取して製した飲料。若葉を蒸しこれを冷却してさらに焙いって製する。若葉採取の時期は4月頃に始まるが、その遅速によって一番茶・二番茶・三番茶の別がある。湯を注いで用いるのを煎茶といい、粉にして湯にまぜて用いるのを抹茶または碾ひき茶という。なお、広義には焙ほうじ茶・紅茶・ウーロン茶・マテ茶などの総称。茗。〈日葡辞書〉。「―を飲む」
③抹茶を立てること。点茶。茶の湯。「お―を習う」
④茶色の略。
⑤いいかげんなことを言うこと。からかうこと。ちゃかすこと。黄表紙、御存商売物「相応に―を言ふて置きけるゆゑ、絵そらごとといひ初めしなり」。「―を言う」
→御茶
⇒茶にする
⇒茶を立てる
[漢]茶🔗⭐🔉
茶 字形
筆順
〔艹部6画/9画/教育/3567・4363〕
〔音〕チャ(慣) サ(唐)
[意味]
①木の名。「茶園」
②①の若葉をむして乾燥したもの(に湯を注いだ飲料)。「茶の湯」「茶会・緑茶・茶菓さか・喫茶きっさ」
③色の名。②を煮出した、黒みを帯びた赤黄色。ブラウン。「茶褐色ちゃかっしょく」
④からかい。おどけ。ちゃかし。「茶を言う」「茶気」▶日本での用法。
[解字]
もと「荼と・た」の省略形。「荼」は、「余」を音符とする形声字。にがな・ちゃの意味を表したが、後に後者にはもっぱら省略体の「茶」を用いるようになった。
[下ツキ
喫茶・紅茶・新茶・製茶・煎茶・粗茶・奠茶・点茶・番茶・福茶・普茶料理・抹茶・無茶・銘茶・緑茶
筆順
〔艹部6画/9画/教育/3567・4363〕
〔音〕チャ(慣) サ(唐)
[意味]
①木の名。「茶園」
②①の若葉をむして乾燥したもの(に湯を注いだ飲料)。「茶の湯」「茶会・緑茶・茶菓さか・喫茶きっさ」
③色の名。②を煮出した、黒みを帯びた赤黄色。ブラウン。「茶褐色ちゃかっしょく」
④からかい。おどけ。ちゃかし。「茶を言う」「茶気」▶日本での用法。
[解字]
もと「荼と・た」の省略形。「荼」は、「余」を音符とする形声字。にがな・ちゃの意味を表したが、後に後者にはもっぱら省略体の「茶」を用いるようになった。
[下ツキ
喫茶・紅茶・新茶・製茶・煎茶・粗茶・奠茶・点茶・番茶・福茶・普茶料理・抹茶・無茶・銘茶・緑茶
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