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かざ【風】🔗🔉

かざ【風】 〔語素〕《「かぜ(風)」の、複合語を作るときの形》他の語の上に付いて、「かぜ」の意味を表す。「―車(かざぐるま)」「―上(かざかみ)」「―穴(かざあな)

かざ‐ほろし【風×🔗🔉

かざ‐ほろし【風× 《「ほろし」は発疹(ほつしん)のこと。「かざぼろし」とも》風邪の熱などがもとで皮膚に生じる小さな発疹。かざはな。〈和名抄〉

かぜ【風】🔗🔉

かぜ【風】 [名]空気のほぼ水平方向の運動。風向と風速で動きを表す。山谷風・海陸風のような小規模のものから、中規模の季節風、大規模な偏西風・貿易風などがある。「―が吹く」「涼しい―に当たる」「テントが―をはらむ」その身に感じられる人々のようす。「浮世の―は冷たい」「娑婆(しやば)の―」寄席芸人用語で、扇子のこと。(多く「風邪」と書く)鼻・のど・気管などのカタル性炎症。くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・のどの痛み・咳(せき)・痰(たん)や発熱・頭痛・倦怠感(けんたいかん)などの症状がみられ、かぜ症候群ともいう。感冒。ふうじゃ。「―をひく」《季 冬》「縁談や巷(ちまた)に―の猛(たけ)りつつ/草田男」風習。習わし。「久方の月の桂も折るばかり家の―をも吹かせてしかな」〈拾遺・雑上〉〔接尾〕名詞に付いて、そぶり、ようす、わざとらしい態度などの意を表す。「先輩―を吹かす」「臆病―に吹かれる」

て【△風】🔗🔉

て【風】 〔語素〕動詞の連用形や形容詞の語幹などに付いて、そのような風(かぜ)である意を表す。「追い―」「疾(はや)―」

ふう【風】🔗🔉

ふう【風】 ある地域・社会などの範囲内で一般に行われている生活上の様式。また、やり方・流儀。風俗・習慣。ならわし。「都会の―になじむ」「昔の―を守る」「武家の―」人や物の姿・かっこう。なり。風体。「医者の―を装う」それらしいようす。ふり。「知らない―をする」「気どった―」世間への体裁。聞こえ。「隣近所へ―の悪い思いをする」〈近松秋江・別れたる妻に送る手紙〉性格の傾向。性向。「人を疎んじる―がある」「詩経」の六義(りくぎ)の一。諸国の民衆の間で作られた詩歌。名詞に付いて、そういう様式である、そういう外見である、その傾向がある、などの意を表す。「地中海―の料理」「アララギ―の短歌」「役人―の男」

ふう‐ぼう【風×貌】‐バウ・【風×】‐ボウ🔗🔉

ふう‐ぼう【風×貌】‐バウ・【風×‐ボウ 風采と容貌。身なりや顔つきなど、外から見たその人のようす。「大家の―がある」

ふり【振り・△風】🔗🔉

ふり【振り・風】 [名]振り動かすこと。また、振れ動くこと。「バットの―が足りない」人の振る舞い。しぐさ。また、なりふり。「人の―見てわが―直せ」見せかけの態度や動作。ようす。ふう。「寝た―をする」料理屋・旅館などで、紹介や予約なしに客が来ること。また、その客。「―の客」一時的であること。臨時。「材木屋から搾(しぼ)る―のものを…払いに当て」〈秋声・縮図〉舞踊で、動作・所作のこと。「―をつける」女性用の和服の袖付け止まりから袖下までの、縫い合わせない部分。和歌の歌いぶり。和歌の風体。「大僧正は、おほやう西行が―なり」〈後鳥羽院御口伝〉歌曲の歌いざま。節回し。「その様を習ひて謡ひたれば、―はその―にて似ぬにや」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉ずれていること。ゆがんでいること。「建ては建てたが、ちっくり笠に―がある」〈浄・嫩軍記〉金銭の都合をつけること。やりくり。「借銀かさみ、しだいに―に詰まり」〈浮・永代蔵・六〉(ふんどし)や腰巻をつけないこと。多く男子にいう。ふりちん。「金吹きは―になるのがしまひなり」〈柳多留・三〉「振袖」の略。「友禅の―の袂(たもと)に北時雨」〈浄・歌祭文〉「振袖新造」の略。「片町の―を内へ呼び入れ」〈浄・阿波鳴渡〉〔接尾〕助数詞。振る動作の回数を表すのに用いる。「バットを一―二―する」刀剣を数えるのに用いる。「二―の刀」 [類語](ふう)・様子(ようす)・体(てい)・身振り・素振(そぶ)り・しぐさ・格好・演技・ジェスチャー・ポーズ

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