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は‐あり【羽×蟻】🔗🔉

は‐あり【羽×蟻】 アリ・シロアリ類で、初夏から盛夏にかけての交尾期に、羽化して巣から飛び立った女王アリと雄アリ。はねあり。《季 夏》「―とぶや富士の裾野の小家より/蕪村」

はい‐あつ【背圧】🔗🔉

はい‐あつ【背圧】 蒸気機関・内燃機関で排出される蒸気やガスの圧力。

ハイ‐アライ【スペインjai alai】🔗🔉

ハイ‐アライ【スペインjai alai】 スペインの球技。敵味方の選手が、手にはめたラケットで硬球を壁に交互に打ちつけて得点を争うもの。一七世紀にバスク地方で始まり、フランス・イタリア・メキシコなどでも行われている。回力球。

はい‐あん【廃案】🔗🔉

はい‐あん【廃案】 議決・採用されずに廃止となった議案・提案など。「審議未了のために―となる」

はいい‐すう【配位数】ハイヰ‐🔗🔉

はいい‐すう【配位数】ハイヰ‐ 錯体などで、中心原子に配位結合をすることのできる配位子の数。六、四、二などになるものが多い。

はい‐いり【×這ひ入り】はひ‐🔗🔉

はい‐いり【×這ひ入り】はひ‐ 這って中にはいること。「ともし火の消えて、―に暗ければ」〈かげろふ・下〉門の入り口。はいり口。「妹が家の―に立てる青柳に今やなくらむ鶯の声」〈後撰・春上〉

はい‐い・る【×這ひ入る】はひ‐🔗🔉

はい‐い・る【×這ひ入る】はひ‐ [動ラ四]這って中へはいる。「村雨のまぎれにて、え知り給はぬに、かろらかにふと―・り給ひて」〈源・賢木〉

はい‐いろ【灰色】はひ‐🔗🔉

はい‐いろ【灰色】はひ‐ 灰のような、白と黒との中間の色。ねずみ色。グレー。希望がなく暗い気持ちで活気のないこと。「―の日々を送る」《白とも黒ともはっきりしないところから》疑惑のあること。「容疑が―のまま釈放される」

はい‐うら【灰△占】はひ‐🔗🔉

はい‐うら【灰占】はひ‐(うず)み火や火桶(ひおけ)などの灰をかいて吉凶を占うこと。

はい‐えい【背泳】🔗🔉

はい‐えい【背泳】 泳法の一。水面にあおむけになり、両手を交互に車輪のようにまわして水をかき、ばた足を用いて、頭の方に進む泳ぎ方。せおよぎ。バックストローク。

ハイエク【Friedrich August von Hayek】🔗🔉

ハイエク【Friedrich August von Hayek】一八九九〜一九九二]オーストリアの経済学者。独自の貨幣的景気理論を提示。また、自由主義思想の究明と発展に努力。一九七四年ノーベル経済学賞受賞。著「景気と貨幣」「資本の純粋理論」など。

はい‐えそ【肺△壊×疽】‐ヱソ🔗🔉

はい‐えそ【肺×疽】‐ヱソ 肺に腐敗菌が感染し、組織が壊死(えし)・融解する病気。肺化膿(かのう)症の一。

はい‐えつ【拝謁】🔗🔉

はい‐えつ【拝謁】 [名]スル身分の高い人に面会することをへりくだっていう語。「国王に―する」

ハイエナ【hyaena】🔗🔉

ハイエナ【hyaena】 食肉目ハイエナ科ハイエナ亜科の哺乳類の総称。体長八〇〜一六〇センチ。体形はオオカミに似るが、吻(ふん)が太く、腰部が低い。分類上はジャコウネコに近く、肛門(こうもん)付近に臭腺(しゆうせん)をもつ。歯やあごが丈夫で、死肉を骨ごとむさぼり食う。夜行性。灰色に黒い縞模様のあるシマハイエナ、黒い斑点のあるブチハイエナなど。主にアフリカに分布。たてがみいぬ。

ハイ‐オクタン【high-octane】🔗🔉

ハイ‐オクタン【high-octane】 ガソリンのオクタン価が高いこと。また、そのガソリン。ハイオク。

はい‐おさえ【灰押(さ)え】はひおさへ🔗🔉

はい‐おさえ【灰押(さ)え】はひおさへ 香炉・火鉢などの灰をならしたり、押さえたりするための道具。灰かき。灰ならし。灰押し。

はい‐おし【灰押し】はひ‐🔗🔉

はい‐おし【灰押し】はひ‐灰押さえ」に同じ。

はい‐おとし【灰落(と)し】はひ‐🔗🔉

はい‐おとし【灰落(と)し】はひ‐ タバコの灰などを落としたりする器具。灰皿・灰吹きなど。

はいかい‐うた【俳×諧歌】🔗🔉

はいかい‐うた【俳×諧歌】 はいかいか(俳諧歌)

はいかい‐か【俳×諧歌】🔗🔉

はいかい‐か【俳×諧歌】 和歌の一体。用語または内容にこっけい味のある歌。古今集巻一九に多くみえる。ざれごとうた。はいかいうた。→狂歌

はいかい‐し【俳×諧師】🔗🔉

はいかい‐し【俳×諧師】 俳諧の連歌を職業とし、その点料を取って生活する人。俳諧の宗匠。俳諧・俳句に巧みな人。俳人。

はいかい‐しきもく【俳×諧式目】🔗🔉

はいかい‐しきもく【俳×諧式目】 俳諧の連歌の方式・規則。江戸初期、松永貞徳が連歌式目に準拠して定めたものに始まるという。俳諧式。俳式。

はいかいたいよう【俳諧大要】ハイカイタイエウ🔗🔉

はいかいたいよう【俳諧大要】ハイカイタイエウ 俳論。一冊。正岡子規著。明治二八年(一八九五)発表。俳句の学び方と作法を三段階に分けて論じたもの。

はいかい‐み【俳×諧味】🔗🔉

はいかい‐み【俳×諧味】 俳諧がもっている風趣・味わい。脱俗・風流・飄逸(ひよういつ)・洒脱(しやだつ)などの傾向を特色とする。俳趣味。俳味。

はい‐かき【灰×掻き】はひ‐🔗🔉

はい‐かき【灰×掻き】はひ‐ 灰押さえ」に同じ。焼け跡の灰や燃え残りを掻き出すなどして跡かたづけをすること。また、その人。「―棒」

はい‐かく・る【×這ひ隠る】はひ‐🔗🔉

はい‐かく・る【×這ひ隠る】はひ‐ [動ラ下二]這うようにしてこそこそと隠れる。ひそみ隠れる。「世離れたる海づらなどに―・れぬるをりかし」〈源・帚木〉

ハイ‐カラ【high collar】🔗🔉

ハイ‐カラ【high collar】 [名・形動]ハイカラー」に同じ。「―で頤を突上げる苦しさを辛抱(がまん)して」〈魯庵・社会百面相〉《明治三一、二年ごろの議会で、を着用していた洋行帰りの議員たちを、「万朝報」がハイカラー党とからかって書き立てたところから》西洋風を気どること。流行を追ったり、目新しいものを好んだりすること。また、そういう人や、そのさま。「―な着物の柄」「―趣味」「―さん」西洋風に結った髪。ハイカラ髪。日本髪に対していう。「たっぷりある髪を、無造作らしくひっつめの―に結んでいたが」〈里見・大道無門〉

はいき‐かん【排気管】‐クワン🔗🔉

はいき‐かん【排気管】‐クワン 内燃機関で、排気するガスを外部へ導くための管。エキゾーストパイプ。

はいき‐き【排気機】🔗🔉

はいき‐き【排気機】 空気を吸い出して内部を真空にするポンプ。真空ポンプ。排気ポンプ。

はいき‐こう【排気坑】‐カウ🔗🔉

はいき‐こう【排気坑】‐カウ 炭鉱などで、坑内の汚れた空気を外部に排出する坑道。入気坑。

はいき‐の‐かみ【波比岐神】はひき‐🔗🔉

はいき‐の‐かみ【波比岐神】はひき‐ 屋敷の内外を守護するという神。一説に、旅人の守護神。

はいくたいかん【俳句大観】ハイクタイクワン🔗🔉

はいくたいかん【俳句大観】ハイクタイクワン 俳句の索引。一冊。佐々醒雪編。大正五年(一九一六)刊。明治以前の有名な俳句約一万二〇〇〇句を、初句・第二句・第三句に分け、それぞれ五十音順に配列したもの。正式書名は「三句索引俳句大観」。

ハイ‐クラス【high-class】🔗🔉

ハイ‐クラス【high-class】 [名・形動]高級であること。第一級であること。また、そのさま。「―な店」

はい‐け【廃家】🔗🔉

はい‐け【廃家】 はいか(廃家)

はいこう‐せい【背光性】ハイクワウ‐🔗🔉

はいこう‐せい【背光性】ハイクワウ‐背日性(はいじつせい)」に同じ。向光性。

はい‐こ・む【×這い込む】はひ‐🔗🔉

はい‐こ・む【×這い込む】はひ‐ [動マ五(四)]這って中に入り込む。這い入る。「縁側へ上って座舗(ざしき)へ―・み」〈二葉亭・浮雲〉夜ばいをする。「奴は下女癖があると見えて今でも下女に―・む」〈魯庵・社会百面相〉

はい‐こも・る【×這ひ×籠もる】はひ‐🔗🔉

はい‐こも・る【×這ひ×籠もる】はひ‐ [動ラ四]這い込んで中にこもる。「人げなう、たださる方に―・りて過ぐしつべし」〈源・東屋〉

はい‐さつ【拝察】🔗🔉

はい‐さつ【拝察】 [名]スル推察することをへりくだっていう語。「御健勝のことと―いたします」

はい‐しき【俳式】🔗🔉

はい‐しき【俳式】 「俳諧式目」の略。

はいしん‐こうい【背信行為】‐カウヰ🔗🔉

はいしん‐こうい【背信行為】‐カウヰ 信義にそむくような行為。戦争において、真実を告げる義務のある場合に、味方の利益のため、休戦旗・赤十字旗などを不当に使用するなどして敵の行動を誤らせる行為。戦時国際法では違法とされる。

はいすい‐かん【配水管】‐クワン🔗🔉

はいすい‐かん【配水管】‐クワン 上水道の配水のために使う管。

はいすい‐ち【配水池】🔗🔉

はいすい‐ち【配水池】 上水道の配水量を調整するために、一時蓄えておく池。

はいすい‐トンすう【排水トン数】🔗🔉

はいすい‐トンすう【排水トン数】 船舶の重量を排水量で示すもの。英トンまたはメートルトンで表す。艦艇に用いる。→トン

はいせい‐しん【肺性心】🔗🔉

はいせい‐しん【肺性心】 肺疾患が原因となって肺の血流や換気が低下するため、心臓の負担が増し、特に右心が肥大して弱った状態。チアノーゼ・呼吸困難などの症状が認められる。

はい‐せいせい【裴世清】🔗🔉

はい‐せいせい【裴世清】 中国、隋の官人。推古天皇一六年(六〇八)帰国する遣隋使小野妹子(おののいもこ)とともに来日して煬帝(ようだい)の親書を天皇に伝え、送使となった小野妹子とともに、同年帰国。生没年未詳。

はい‐せせり【灰×り】はひ‐🔗🔉

はい‐せせり【灰×り】はひ‐ 火箸などで灰をもてあそぶこと。灰いじり。「火箸を取り、―して」〈浮・諸艶大鑑・三〉

はいせつ‐き【排×泄器】🔗🔉

はいせつ‐き【排×泄器】 排泄を行う器官。排出器官。

はいせん‐カタル【肺×尖カタル】🔗🔉

はいせん‐カタル【肺×尖カタル】 肺尖部の結核性病変。肺結核の初期症状。また、肺結核が治りにくかった時代には、ぼかしていうのにも使われた。

はい‐そくせん【肺×塞栓】🔗🔉

はい‐そくせん【肺×塞栓】 下肢などの静脈に生じた血栓などが肺動脈に入り、閉塞するために起こる疾患。胸痛・呼吸困難やショック状態を呈する。

はい‐たく【配×謫】🔗🔉

はい‐たく【配×謫】 [名]スル配流(はいる)」に同じ。

はい‐たつ【配達】🔗🔉

はい‐たつ【配達】 [名]スル郵便物や商品などを指定された宛先へ届けること。「市内は無料で―する」「新聞―」

はいた‐てき【排他的】🔗🔉

はいた‐てき【排他的】 [形動]排他の傾向があるさま。「―な土地柄」

はいたてき‐ろんりわ【排他的論理和】🔗🔉

はいたてき‐ろんりわ【排他的論理和】 二つの命題A・Bのどちらか一方が真であるときだけ真であるとする、「AまたはB」という命題の解釈の一。コンピューターの回路で、二つの入力のうち、どちらか一方の入力のときのみ出力するもの。エクスクルーシブOR(オア)。XOR(エツクスオア)

はい‐たもとお・る【×這ひ徘=徊る】はひたもとほる🔗🔉

はい‐たもとお・る【×這ひ徘徊る】はひたもとほる [動ラ四]「はいもとおる」に同じ。「若子(みどりこ)の―・り朝夕(あさよひ)に音(ね)のみそ我(あ)が泣く君なしにして」〈万・四五八〉

はいた‐りつ【排他律】🔗🔉

はいた‐りつ【排他律】 パウリの原理

はいち‐せい【背地性】🔗🔉

はいち‐せい【背地性】 植物の地上茎で、重力と逆の方向に屈曲する性質。負の屈地性。向地性。

はいち‐てんかん【配置転換】‐テンクワン🔗🔉

はいち‐てんかん【配置転換】‐テンクワン [名]スル組織内において構成員の仕事の場所や内容などを換えること。配置換え。配転。

ハイツ【heights】🔗🔉

ハイツ【heights】 高台にある集団住宅。また、集合住宅・住宅団地などにつける呼び名。

ハイ‐テク【high-tech】🔗🔉

ハイ‐テク【high-tech】 《「ハイテクノロジー」の略》先端的な科学技術。「―機器」「―産業」

ハイテク‐おせん【ハイテク汚染】‐ヲセン🔗🔉

ハイテク‐おせん【ハイテク汚染】‐ヲセン マイクロエレクトロニクス・バイオテクノロジーなど時代の先端技術産業が生み出す環境汚染。集積回路を作る過程で洗浄に使う有機塩素系溶剤による地下水汚染など。

はいとう‐おち【配当落ち】ハイタウ‐🔗🔉

はいとう‐おち【配当落ち】ハイタウ‐ 決算期が過ぎたために、株式にその期の配当金を受け取る権利がなくなった状態。ふつう、株価は配当金に見合う分だけ安くなる。

はいとう‐きん【配当金】ハイタウ‐🔗🔉

はいとう‐きん【配当金】ハイタウ‐ 配当する金。特に、利益や剰余金の分配金、株式配当金、保険配当金など。

はいとう‐せいこう【配当性向】ハイタウセイカウ🔗🔉

はいとう‐せいこう【配当性向】ハイタウセイカウ 税引き利益のうち、配当金の支払いに向けられる比率。

はいとう‐たい【配糖体】ハイタウ‐🔗🔉

はいとう‐たい【配糖体】ハイタウ‐ 糖類と、アルコールやフェノールなどの水酸基をもつ有機化合物とが結合した化合物。生物、特に植物体に広く存在し、サポニン・ジキタリスなどがあり、糖がグルコースのときはグリコシドといい、最も多く存在。

はい‐とうみつ【廃糖×蜜】‐タウミツ🔗🔉

はい‐とうみつ【廃糖×蜜】‐タウミツ サトウキビやサトウダイコンからの砂糖製造過程で、繰り返し砂糖を結晶させた後に残る液。

はいとう‐りつ【配当率】ハイタウ‐🔗🔉

はいとう‐りつ【配当率】ハイタウ‐ 出資額に対する配当金の割合。特に、株式の額面金額に対する一株当たりの年間配当金の割合。

はいとう‐れい【廃刀令】ハイタウ‐🔗🔉

はいとう‐れい【廃刀令】ハイタウ‐ 大礼服着用者・軍人・警察官にのみ帯刀を認め、士族などの帯刀を禁止した法令。明治九年(一八七六)公布。

はい‐とり【×蠅取り】はひ‐🔗🔉

はい‐とり【×蠅取り】はひ‐はえとり」に同じ。

はい‐ならし【灰△均し】はひ‐🔗🔉

はい‐ならし【灰均し】はひ‐ 火鉢などの灰をかきならすのに用いる金属製の道具。灰おさえ。灰かき。

はい‐にち【排日】🔗🔉

はい‐にち【排日】 外国人が、日本人や日本製品などを排斥すること。「―運動」抗日(こうにち)運動

ハイネ【Heinrich Heine】🔗🔉

ハイネ【Heinrich Heine】一七九七〜一八五六]ドイツの詩人・批評家。ドイツの反動的政策を痛烈に批判し、フランスの七月革命を契機に、一八三一年パリに亡命。愛と革命の詩人とよばれる。詩集「歌の本」「ロマンツェーロ」、長詩「ドイツ冬物語」、評論「ロマン派」「ドイツの宗教と哲学の歴史」、紀行「旅の絵」など。

はい‐ねこ【灰猫】はひ‐🔗🔉

はい‐ねこ【灰猫】はひ‐ 灰色の毛の猫。火を落としたかまどに入り、灰まみれになった猫。《季 冬》

はい‐ねつ【廃熱】🔗🔉

はい‐ねつ【廃熱】 本来の目的には不要となって廃棄される熱。「―利用」

はい‐のうよう【肺×膿×瘍】‐ノウヤウ🔗🔉

はい‐のうよう【肺××瘍】‐ノウヤウ 肺化膿症の一。肺に化膿菌(かのうきん)が感染して膿瘍ができるもの。

はい‐の‐き【灰の木】はひ‐🔗🔉

はい‐の‐き【灰の木】はひ‐ ハイノキ科の常緑高木。山地に自生。葉は細長い楕円形。五月ごろ、白い花を総状につけ、花びらは五つに裂けている。実は熟すと黒紫色になり、狭卵形。葉から良質の灰汁(あく)ができ、媒染染料の染色に使用。とちしば。そめしば。

はい‐はく【拝白】🔗🔉

はい‐はく【拝白】 謹んで申し上げること。拝啓。

はいはん‐ちけん【廃藩置県】🔗🔉

はいはん‐ちけん【廃藩置県】 明治四年(一八七一)明治政府が中央集権化を図るため、全国二六一の藩を廃して府県を置いたこと。全国三府三〇二県がまず置かれ、同年末までに三府七二県となった。

はいひ‐そけん【廃罷訴権】🔗🔉

はいひ‐そけん【廃罷訴権】 債権者取消権

はい‐ふう【俳風・×誹風】🔗🔉

はい‐ふう【俳風・×誹風】 俳諧の流儀・風体(ふうてい)。俳句の作風。「蕉門(しようもん)の―」

はいふうすえつむはな【誹風末摘花】ハイフウすゑつむはな🔗🔉

はいふうすえつむはな【誹風末摘花】ハイフウすゑつむはな 川柳集。四編四冊。似実軒酔茶(にじつけんよいちや)ほか編。安永五〜享和元年(一七七六〜一八〇一)刊。川柳評の万句合(まんくあわせ)などから好色的な句を集めたもの。

はい‐ふき【灰吹き】はひ‐🔗🔉

はい‐ふき【灰吹き】はひ‐ タバコ盆についている、タバコの吸い殻を吹き落とすための竹筒。吐月峰(とげつぽう)「灰吹き銀」「灰吹き法」の略。

はいふき‐ほう【灰吹き法】はひふきハフ🔗🔉

はいふき‐ほう【灰吹き法】はひふきハフ 金・銀を含む鉛鉱を通気しながら熱し、鉛を酸化鉛にして骨灰などに吸収させ、あとに金・銀の粒を残す精錬法。

はい‐ふ・す【×這ひ伏す】はひ‐🔗🔉

はい‐ふ・す【×這ひ伏す】はひ‐ [動サ四]腹ばいになって伏す。「大きなる木ども…女郎花(をみなへし)などの上によろぼひ―・せる」〈能因本枕・一八六〉

はい‐ふるい【灰×篩】はひふるひ🔗🔉

はい‐ふるい【灰×篩】はひふるひ 灰にまじっているものを、ふるって除くための金網を張った道具。

はい‐ほん【配本】🔗🔉

はい‐ほん【配本】 [名]スル発行した本を小売店・購読者に配ること。また、その本。「月末に―する」

はいま【△駅・△駅馬】🔗🔉

はいま【駅・駅馬】 「はゆま」の音変化。「筑紫の国より―に乗りて来(まうき)て言(まう)さく」〈皇極紀〉

はい‐まく【×胚膜】🔗🔉

はい‐まく【×胚膜】 哺乳類・鳥類・爬虫類(はちゆうるい)などで、胚を包む膜。羊膜・漿膜(しようまく)・尿膜などの総称。胚の保護・栄養・呼吸・排出などの役割をする。

はい‐まくら【俳×枕】🔗🔉

はい‐まくら【俳×枕】 俳句に詠まれた名所・旧跡。

はい‐まつ【×這松】はひ‐🔗🔉

はい‐まつ【×這松】はひ‐ マツ科の常緑低木。本州中部以北の高山に自生。幹は地を這って四方に広がるが、直立することもある。樹皮は黒褐色。葉は針状で五枚ずつ束生。六月ごろ、雄花と雌花とをつけ、小さな球果を結ぶ。

はい‐まつわ・る【×這い×纏わる】はひまつはる🔗🔉

はい‐まつわ・る【×這い×纏わる】はひまつはる [動ラ五(四)]這うようにのびて巻きつく。這ってからみつく。「つたが塀に―・る」

はい‐まみれ【灰△塗れ】はひ‐🔗🔉

はい‐まみれ【灰塗れ】はひ‐ [名・形動]灰にまみれること。灰だらけになること。また、そのさま。灰まぶれ。「やかんのふたを火鉢に落として―にする」

はい‐まゆみ【杜=仲】はひ‐🔗🔉

はい‐まゆみ【杜仲】はひ‐ トチュウの古名。〈新撰字鏡〉

はい‐まわ・る【×這い回る】はひまはる🔗🔉

はい‐まわ・る【×這い回る】はひまはる [動ラ五(四)]あちこち這ってまわる。「赤ん坊が部屋中を―・る」

ハイマンス【Corneille Jean Heymans】🔗🔉

ハイマンス【Corneille Jean Heymans】一八九二〜一九六八]ベルギーの生理・薬理学者。頸動脈洞と大動脈が酸素や炭酸ガス分圧に反応して呼吸を調節していることを発見。一九三八年ノーベル生理学医学賞受賞。

はい‐み【俳味】🔗🔉

はい‐み【俳味】 俳諧的な味わい。俳諧味。

ハイ‐ミス🔗🔉

ハイ‐ミス 《和high+miss》婚期を過ぎた未婚の女性。

はい‐めん【背面】🔗🔉

はい‐めん【背面】 後ろの方。後ろの側。「敵の―を突く」物事の裏に隠されている別の面。「事件の―を暴く」

はい‐もう【廃△忘・敗亡】‐マウ🔗🔉

はい‐もう【廃忘・敗亡】‐マウ [名]スルうろたえること。驚きあわてること。「有繋(さすが)の秀才も頗る―して」〈魯庵・社会百面相〉忘れ去ること。忘却。「御尋ねありけるに、折節―して演(の)べ得ざりければ」〈盛衰記・四〉

はい‐もとお・る【這ひ徘=徊る】はひもとほる🔗🔉

はい‐もとお・る【這ひ徘徊る】はひもとほる [動ラ四]這いまわる。「鶉(うづら)なすい―・り」〈万・一九九〉

はい‐やき【灰焼】はひ‐🔗🔉

はい‐やき【灰焼】はひ‐ 大嘗祭に用いる白酒(しろき)と黒酒(くろき)に入れる灰をつくること。また、その役目。

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