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さく‐さん【×柞蚕】🔗🔉

さく‐さん【×柞蚕】 ヤママユガ科のガ。大形で、翅(はね)は赤褐色または灰褐色で眼状紋がある。中国の原産で、明治年間に日本に輸入された。幼虫の食草はクリ・クヌギ・カシワなどで、野外のクヌギ林で飼育される。繭は蚕のものより大形で茶色。

さく‐さん【酢酸・×醋酸】🔗🔉

さく‐さん【酢酸・×醋酸】 刺激臭と酸味のある無色の液体。飽和脂肪酸の一種で、弱酸。食酢の主成分。また生体では物質代謝上重要。酢酸発酵や木材の乾留によって得られ、工業的にはアセトアルデヒドを酸化して製する。染色・合成酢・写真の定着液などに使用。また化学工業上重要な合成原料。化学式CH3COOH

さくさん‐アミル【酢酸アミル】🔗🔉

さくさん‐アミル【酢酸アミル】 酢酸とアミルアルコールとのエステル。ナシに似た芳香をもつ無色の液体で、香料・溶剤・接着剤の製造などに用いる。化学式CH3COOC5H11

さくさん‐アルミニウム【酢酸アルミニウム】🔗🔉

さくさん‐アルミニウム【酢酸アルミニウム】 水酸化アルミニウムを酢酸で溶かして作る、やや酢酸臭のある無色の粉末。媒染剤や防水剤として使用。化学式Al(CH3COO)3

さくさん‐エステル【酢酸エステル】🔗🔉

さくさん‐エステル【酢酸エステル】 酢酸とアルコールのエステルの総称。多くは芳香のある無色の液体で、人工香料に使用。酢酸アミル・酢酸エチルなど。

さくさん‐エチル【酢酸エチル】🔗🔉

さくさん‐エチル【酢酸エチル】 酢酸とエチルアルコールのエステル。パイナップルに似た芳香のある無色の液体。引火しやすい。果実エッセンス・溶剤などに使用。化学式CH3COOC2H5

さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】🔗🔉

さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】 水酸化カルシウムに酢酸を作用させて作る、白色の粉末。酢酸・アセトンの製造、織物の捺染剤(なつせんざい)、なめしなどに使用。化学式Ca(CH3COO)2

さくさん‐きん【酢酸菌】🔗🔉

さくさん‐きん【酢酸菌】 エチルアルコールを酢酸に変える細菌の総称。桿菌(かんきん)で、連鎖状につながっている。酢を作るのに利用される。

さくさん‐けんし【酢酸絹糸】🔗🔉

さくさん‐けんし【酢酸絹糸】 アセテートのこと。

さくさん‐し【×柞蚕糸】🔗🔉

さくさん‐し【×柞蚕糸】 柞蚕の繭からとった糸。淡褐色で絹糸に似て光沢がある。→絹紬(けんちゆう)

さくさん‐せんいそ【酢酸繊維素】‐センヰソ🔗🔉

さくさん‐せんいそ【酢酸繊維素】‐センヰソ アセチルセルロースのこと。

さくさん‐どう【酢酸銅】🔗🔉

さくさん‐どう【酢酸銅】 酸化銅または塩基性炭酸銅を酢酸に溶かして得られる暗緑青色の結晶。殺虫剤・医薬品などに使用。一水塩の化学式Cu(CH3COO)2 ・ H2O

さくさん‐ナトリウム【酢酸ナトリウム】🔗🔉

さくさん‐ナトリウム【酢酸ナトリウム】 酢酸を水酸化ナトリウムで中和し、蒸発して得られる白色結晶。水に溶ける。染色の媒染や分析試薬などに使用。

さくさん‐なまり【酢酸鉛】🔗🔉

さくさん‐なまり【酢酸鉛】 ふつうには酢酸鉛()Pb(CH3COO)2のこと。酸化鉛を温希酢酸に溶かし、冷却して得られる無色の結晶。三水和物Pb(CH3COO)2 ・ 3H2Oは鉛糖(えんとう)とよばれ、水溶液は甘味があるが有毒。医薬・染色・鉛めっきなどに利用。ほかに酢酸鉛()Pb(CH3COO)4があり、強酸化剤として用いる。

さくさん‐はっこう【酢酸発酵】‐ハツカウ🔗🔉

さくさん‐はっこう【酢酸発酵】‐ハツカウ 酢酸菌の作用で、エチルアルコールが酸化されて酢酸になる現象。食酢の製造に利用。

さくさん‐ビニル【酢酸ビニル】🔗🔉

さくさん‐ビニル【酢酸ビニル】 エチレンと酢酸から合成される甘味臭のある無色の液体。アセチレンと酢酸の反応により合成される。酢酸ビニル樹脂・ビニロンなどの原料。化学式CH2 = CHOCOCH3

さくさんビニル‐じゅし【酢酸ビニル樹脂】🔗🔉

さくさんビニル‐じゅし【酢酸ビニル樹脂】 酢酸ビニルを重合させて得られる熱可塑性樹脂。軟化点が低く、成形材料としては用いられず、溶液または乳化液として塗料・接着剤・チューインガムのベースなどに使用。

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