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だだ【駄駄】🔗🔉

だだ【駄駄】 子供などが甘えてわがままを言うこと。「―を言う」◆「駄駄」は当て字。「じだんだ(地団太)」の音変化とも「嫌だ嫌だ」の略からともいう。

ダダ【フランスdada】🔗🔉

ダダ【フランスdada】 「ダダイスム」の略。「ダダイスト」の略。

だ‐だいこ【△大太鼓】🔗🔉

だ‐だいこ【大太鼓】 雅楽の舞楽に用いる大型の太鼓。鼓面の直径は約二メートル、周囲に火焔(かえん)の装飾があり、二本の桴(ばち)で打つ。左方・右方用で、模様・色彩が異なる。火焔太鼓。

ダダイスト【フランスdadaste】🔗🔉

ダダイスト【フランスdadaste】 ダダイスムを信奉する人。ダダ。

ダダイスム【フランスdadasme】🔗🔉

ダダイスム【フランスdadasme】 第一次大戦中から戦後にかけて欧米に興った芸術運動。既成のあらゆる芸術的・社会的価値体系を否定し、極端な反理性・反道徳主義を唱えた。ダダイズム。ダダ。

たたい‐にんしん【多胎妊娠】🔗🔉

たたい‐にんしん【多胎妊娠】 二人以上の胎児を同時に妊娠していること。胎児の数により、双胎・品胎(ひんたい)(三児)・四胎などとよぶ。

たたえ‐な【△称え名】たたへ‐🔗🔉

たたえ‐な【称え名】たたへ‐ 功績などをほめたたえて呼ぶ名。通称。通り名。「―を小文吾となん喚(よば)れ給ふ」〈読・八犬伝・八〉

たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】たたかひ‐には🔗🔉

たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】たたかひ‐には 戦争が行われている場所。戦場。「―に一人の小さき僧出で来たりて」〈今昔・一七・三〉

たたかわ・す【戦わす】たたかはす🔗🔉

たたかわ・す【戦わす】たたかはす [動サ五(四)]力・技などを激しくきそい合う。「意見を―・す」

たたき【×叩き・×敲き】🔗🔉

たたき【×叩き・×敲き】 打つこと。また、その人。「太鼓―」(「三和土」とも書く)叩き土に石灰や水をまぜて練ったものを塗り、たたき固めて仕上げた土間。のちにはコンクリートで固めた土間。「玄関の―」カツオをおろして表面を火であぶり、そのまま、あるいは手や包丁の腹でたたいて身を締めてから刺し身状に切ったもの。薬味や調味料を添える。「たたきなます」の略。生の魚肉・獣肉などを包丁の刃でたたいて細かくした料理。石の表面をたたいてならし細かい槌(つち)のあとを残す仕上げ方。石工(いしく)の語。俗に、強盗のこと。「―に入る」江戸時代の刑罰の一。罪人の肩・背・尻をむちで打つもの。重敲き(一〇〇打)と軽敲き(五〇打)があった。江戸時代、正月や祭礼などに手拍子をとり、早口に文句を唱えながら門付けをした芸人。たたきのよじろう。よじろう。義太夫節の曲節の一。の唱えごとの節を取り入れたもの。落語や講釈で、前座を務める者。

たたき‐あい【×叩き合い】‐あひ🔗🔉

たたき‐あい【×叩き合い】‐あひ たたき合うこと。「マスコミどうしの―」

たたき‐あ・う【×叩き合う】‐あふ🔗🔉

たたき‐あ・う【×叩き合う】‐あふ [動ワ五(ハ四)]互いにたたく。打ちあう。「肩を―・って労をねぎらう」冗談などを言い合う。また、互いにはげしく言い合う。「軽口を―・う」「にくまれ口を―・う」

たたき‐あみ【×叩き網】🔗🔉

たたき‐あみ【×叩き網】 網を半円形に張り、水面をたたいて魚をそこに追い込んで捕る漁法。

たたき‐いし【×叩き石】🔗🔉

たたき‐いし【×叩き石】 手に直接にぎって槌(つち)(ハンマー)として使った石器の総称。わらをたたいて柔らかくするための台石。

たたき‐うり【×叩き売り】🔗🔉

たたき‐うり【×叩き売り】 大道商人などが、品物をのせた台などをたたいて威勢よく口上を述べながら、少しずつ値引きして売ること。「バナナの―」大安売り。投げ売り。

たたき‐う・る【×叩き売る】🔗🔉

たたき‐う・る【×叩き売る】 [動ラ五(四)]大道商人などが叩き売りをする。「安物の陶器を―・る」大安売りをする。また、売ることを強調していう語。「土地を二束三文で―・る」

たたき‐おこ・す【×叩き起(こ)す】🔗🔉

たたき‐おこ・す【×叩き起(こ)す】 [動サ五(四)]戸などをたたいて、眠っている人の目を覚まさせる。「突然の来訪者に―・される」眠っている人を無理に起こす。「電話で―・される」

たたき‐おと・す【×叩き落(と)す】🔗🔉

たたき‐おと・す【×叩き落(と)す】 [動サ五(四)]たたいて落とす。「柿の実を―・す」その地位などから力ずくで下ろす。「社長のいすから―・す」

たたき‐き・る【×叩き切る】🔗🔉

たたき‐き・る【×叩き切る】 [動ラ五(四)]たたいて切る。「ロープを石で―・る」勢いよく切る。切ることを強調していう語。「一刀のもとに―・る」

たたき‐こ・む【×叩き込む】🔗🔉

たたき‐こ・む【×叩き込む】 [動マ五(四)]たたいて深く入れる。勢いよく打ち込む。「楔(くさび)を―・む」乱暴に中へ入れる。ぶちこむ。「牢(ろう)へ―・む」厳しく教え込む。しっかりと覚えさせる。「芸のいろはを―・まれる」「地図を頭に―・む」

たたき‐ころ・す【×叩き殺す】🔗🔉

たたき‐ころ・す【×叩き殺す】 [動サ五(四)]たたいて殺す。なぐり殺す。また、殺すことを強調していう語。ぶちころす。「棒で―・す」

たたき‐こわ・す【×叩き壊す】‐こはす🔗🔉

たたき‐こわ・す【×叩き壊す】‐こはす [動サ五(四)]たたいてめちゃめちゃに破壊する。「壺を―・す」

たたき‐た・てる【×叩き立てる】🔗🔉

たたき‐た・てる【×叩き立てる】 [動タ下一]たたきた・つ[タ下二]しきりにたたく。「間拍子おもしろく畳を―・てる音」〈万太郎・ゆく年〉

たたき‐つ・ける【×叩き付ける】🔗🔉

たたき‐つ・ける【×叩き付ける】 [動カ下一]たたきつ・く[カ下二]激しく打ちつける。「背中からマットに―・ける」「窓に―・ける雨」激しい勢いで差し出す。「辞表を―・ける」相手に無理に押しつける。否応なしに従わせる。「老母をたらし、―・け、あんまりななされやう」〈浄・曾根崎〉幼児の背中を軽くたたいて寝かしつける。「蚊帳の内へ入り赤児を―・け」〈伎・四谷怪談〉

たたき‐つち【×叩き土】🔗🔉

たたき‐つち【×叩き土】 花崗岩(かこうがん)などが風化してできた土。漆食(しつくい)土。

たたき‐な【×叩き菜】🔗🔉

たたき‐な【×叩き菜】 七草がゆに用いる菜。正月六日の晩あるいは七日の朝にまな板にのせてたたく行事がある。

たたき‐なお・す【×叩き直す】‐なほす🔗🔉

たたき‐なお・す【×叩き直す】‐なほす [動サ五(四)]たたいて、まっすぐにする。転じて、ねじ曲がった品行や心構えを正すために再度鍛える。「性根を―・す」

たたき‐なます【×叩き×鱠】🔗🔉

たたき‐なます【×叩き×鱠】 アジ・イワシ・キスなどの身を包丁でたたきつぶし、味噌や酢味噌で和えたもの。漁船の上でつくるので、沖なますともいう。

たたき‐のめ・す【×叩きのめす】🔗🔉

たたき‐のめ・す【×叩きのめす】 [動サ五(四)]激しくなぐりつけて、起き上がれないようにする。「強いパンチで―・す」言葉で激しく攻撃するなどして、意気をすっかり失わせる。「鋭い論評に―・される」

たたき‐ふ・せる【×叩き伏せる】🔗🔉

たたき‐ふ・せる【×叩き伏せる】 [動サ下一]たたきふ・す[サ下二]なぐって倒す。「一撃のもとに―・せる」徹底的に相手をやっつけて屈服させる。「暴論を―・せる」

たたき‐わけ【×叩き△別け】🔗🔉

たたき‐わけ【×叩き別け】 等分に分けること。山分け。「利徳(もうけ)は茶屋と―」〈魯文・安愚楽鍋〉

たたく・る🔗🔉

たたく・る [動ラ四]しわくちゃにする。めちゃめちゃにする。「袴の裾、踏み―・って」〈浄・反魂香〉

たた‐さ【△縦さ】🔗🔉

たた‐さ【縦さ】 たての方向。たて。たてさま。「―にもかにも横さも奴(やつこ)とそ」〈万・四一三二〉

たた‐さま【△縦様・△縦△方】🔗🔉

たた‐さま【縦様・方】 [形動ナリ]たてになっているさま。立てたさま。たて。「琵琶の御琴を―に持たせ給へり」〈枕・九四〉まっすぐ。「草生ひ茂りたるを、長々と―にいけば」〈枕・二二三〉

だだっ‐こ【駄駄っ子・駄駄っ△児】🔗🔉

だだっ‐こ【駄駄っ子・駄駄っ児】 だだをこねる子供。ききわけのない子供。

だだっ‐ぴろ・い【だだっ広い】🔗🔉

だだっ‐ぴろ・い【だだっ広い】 [形]やたらに広い。必要以上に広い。だだびろい。「―・い部屋」

たた‐なめて【×楯△並めて】🔗🔉

たた‐なめて【×並めて】 〔枕〕楯(たて)を並べて弓を射る意から、「射(い)」の音を含む地名「伊那佐(いなさ)」「泉(いずみ)」にかかる。「―泉の川の水脈(みを)絶えず」〈万・三九〇八〉

たたなわ・る【△畳なわる】たたなはる🔗🔉

たたなわ・る【畳なわる】たたなはる [動ラ五(四)]幾重にも重なる。また、重なり合って連なる。「お召の羽織の裾が…座布団の上に―・って」〈鴎外・青年〉「登り立ち国見をせせば―・る青垣山」〈万・三八〉

だだ‐びろ・い【だだ広い】🔗🔉

だだ‐びろ・い【だだ広い】 [形]だだびろ・し[ク]「だだっぴろい」に同じ。「黒ずんだ、―・い台所に」〈三重吉・山彦〉

たたふし‐の‐まい【×楯節舞】‐まひ🔗🔉

たたふし‐の‐まい【×楯節舞】‐まひ 吉師舞(きしまい)

たたまり【△畳まり】🔗🔉

たたまり【畳まり】 積もりに積もること。「宿賃(やちん)の―の算用をなされぬ」〈浮・色三味線・二〉

たたま・る【△畳まる】🔗🔉

たたま・る【畳まる】 [動ラ五(四)]たたんだ状態になる。「―・ったふとんを片付ける」積み重なる。「いろいろごたごた―・り」〈宮本・伸子〉

たたみ‐いす【畳み×椅子】🔗🔉

たたみ‐いす【畳み×椅子】 たたんで持ち運びができるように作った椅子。

たたみ‐いと【畳糸】🔗🔉

たたみ‐いと【畳糸】 畳表や縁(へり)などを縫うのに用いる、青麻で作った太い糸。

たたみ‐いわし【畳×鰯】🔗🔉

たたみ‐いわし【畳×鰯】 カタクチイワシの稚魚を板海苔状に平らに干し固めた食品。軽く火であぶって食する。

たたみ‐おもて【畳表】🔗🔉

たたみ‐おもて【畳表】 藺草(いぐさ)の茎などと麻糸とで織ったござ。畳の表につける。産地により備後(びんご)表・琉球表などがある。

たたみ‐か・ける【畳み掛ける】🔗🔉

たたみ‐か・ける【畳み掛ける】 [動カ下一]たたみか・く[カ下二]相手に余裕を与えないように、立て続けに行う。「―・けて質問する」たたもうとする。たたみ始める。「洗濯物を―・けてやめる」

たたみ‐こ・む【畳み込む】🔗🔉

たたみ‐こ・む【畳み込む】 [動マ五(四)]折りたたんで中に入れる。「新聞にちらしを―・む」「テーブルの脚を内側に―・む」心の中に深くとどめる。しっかり記憶する。「忠告を胸に―・む」畳み掛ける」に同じ。「―・んで言う」

たたみ‐こも【畳△薦】🔗🔉

たたみ‐こも【畳薦】 [名]畳にする薦。「―隔て編む数かよはさば道の芝草生ひざらましを」〈万・二七七七〉〔枕〕薦を幾重にも重ねるところから、「重(へ)」の音をもつ地名「平群(へぐり)」にかかる。「命の全(また)けむ人は―平群(へぐり)の山の熊白檮(くまかし)が葉を髻華(うず)にさせその子」〈記・中・歌謡〉

たたみ‐さし【畳刺(し)】🔗🔉

たたみ‐さし【畳刺(し)】 畳をさして作ること。また、その職人。

たたみ‐すいれん【畳水練】🔗🔉

たたみ‐すいれん【畳水練】 《畳の上で行う水泳の訓練の意》理屈ばかりで実地の訓練が欠けているため、実際には役に立たないこと。畳の上の水練。畑水練。

たたみ‐つき【畳付き】🔗🔉

たたみ‐つき【畳付き】 表面に畳表をつけたもの。下駄・草履などにいう。陶磁器、特に茶碗・茶入れなどの底の、畳にじかに触れる部分。

たたみ‐な・す【畳みなす】🔗🔉

たたみ‐な・す【畳みなす】 [動サ四]幾重にも重ねる。「すくよかならぬ山の気色、木深く世離れて―・し」〈源・帚木〉

たたみ‐め【畳(み)目】🔗🔉

たたみ‐め【畳(み)目】 紙・布などをたたんだときにできる折り目。「―のしわをのばす」畳表の編み目。畳の目。

たたみ‐ものさし【畳み物差(し)・畳み△尺】🔗🔉

たたみ‐ものさし【畳み物差(し)・畳み尺】 携帯に便利なように、折りたためるように作ったものさし。

たたみ‐やたい【畳み屋台】🔗🔉

たたみ‐やたい【畳み屋台】 折りたたんで運搬できるようにつくった小型の屋台。

たたら【踏=鞴・蹈=鞴】🔗🔉

たたら【踏鞴・蹈鞴】 足で踏んで空気を送る大形のふいご。鋳物師が用いる。(「鑪」とも書く)の装置をした砂鉄精錬炉。

だだら‐あそび【駄駄羅遊び】🔗🔉

だだら‐あそび【駄駄羅遊び】 遊里で、金銭を浪費して遊ぶこと。転じて、無意味な遊び。

だだら‐だいじん【駄駄羅大尽】🔗🔉

だだら‐だいじん【駄駄羅大尽】 遊里で、金銭を湯水のように使って豪遊する客。「身はこの廓(さと)へ通ひつめ、当世―と、人に知られて」〈伎・比翼稲妻〉

たたら‐はま【多多良浜】🔗🔉

たたら‐はま【多多良浜】 福岡市東区、博多湾に面する海岸。元寇(げんこう)の古戦場。また、延元元=建武三年(一三三六)足利尊氏(あしかがたかうじ)・直義の兄弟が菊池武敏を破った地。

たたら‐まつり【踏=鞴祭(り)】🔗🔉

たたら‐まつり【踏鞴祭(り)】 鞴祭(ふいごまつ)

たたり‐め【×祟り目】🔗🔉

たたり‐め【×祟り目】 たたりにあうとき。災難をこうむるとき。「弱り目に―」

たたわ・し【×湛はし】たたはし🔗🔉

たたわ・し【×湛はし】たたはし [形シク]物事が完全無欠で満ち足りている。「望月(もちづき)の―・しけむと我(あ)が思ふ皇子(みこ)の命(みこと)は」〈万・三三二四〉いかめしく、りっぱである。おごそかである。「これぞ―・しきやうにて、むまのはなむけしたる」〈土佐〉

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