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はと【×鳩・×鴿】🔗🔉

はと【×鳩・×鴿】 ハト目ハト科の鳥の総称。スズメ大から鶏大で、色彩もさまざま。比較的頭が小さく、翼が発達してよく飛ぶ。くちばしを水につけたまま飲むことができ、主に果実・種子を食べる。ひなにはピジョンミルクとよぶ(そのう)の分泌物を与える。日本にはキジバト・アオバトなどがすむ。家禽(かきん)のドバトをいうことが多く、平和の象徴とされる。

はと【波戸・波止】🔗🔉

はと【波戸・波止】 陸から海へ細長く突き出して構築した堤。波よけや、船舶の積み荷の上げ下ろしなどに用いる。

は‐とう【波頭】🔗🔉

は‐とう【波頭】 なみがしら。「白い―」波の上。海上。

は‐とう【波×濤】‐タウ🔗🔉

は‐とう【波×濤】‐タウ 大きな波。大波。「万里の―を越えて行く」

はと‐お【×鳩尾】‐を🔗🔉

はと‐お【×鳩尾】‐を きゅうび(鳩尾)

はとがや【鳩ヶ谷】🔗🔉

はとがや【鳩ヶ谷】 埼玉県南東部の市。植木・苗木を産する。住宅地・工業地化が進む。人口五・五万。

はと‐ぐるま【×鳩車】🔗🔉

はと‐ぐるま【×鳩車】 郷土玩具の一。粘土・木・蔓(つる)などで鳩の形を作り、車をつけてひもで引くようにしたもの。

はとこ【再=従=兄=弟・再=従=姉=妹】🔗🔉

はとこ【再弟・再妹】 またいとこ。

はと‐ざ【×鳩座】🔗🔉

はと‐ざ【×鳩座】 南天の小星座。大犬座の南西にあり、二月上旬の午後八時ごろ南中し、南天に低く見える。明るい星はない。学名、(ラテン)Columba

はと‐ざけ【×鳩酒】🔗🔉

はと‐ざけ【×鳩酒】 鳩の肉・骨をたたき、酒に入れて煮たもの。腰痛や下冷えに効能があるという。

はと‐ぞめ【×鳩染(め)】🔗🔉

はと‐ぞめ【×鳩染(め)】 山鳩色に染めること。また、その染め色。麹塵(きくじん)

はと‐づえ【×鳩×杖】‐づゑ🔗🔉

はと‐づえ【××杖】‐づゑ(はと)の杖(つえ)」に同じ。

はと‐どけい【×鳩時‐計】🔗🔉

はと‐どけい【×鳩時計】 おもりを動力とした掛け時計の一。時刻がくると、鳩が時計の箱の小窓から現れて時の数だけ鳴く仕掛けのもの。

はと‐の‐かい【×鳩の戒】🔗🔉

はと‐の‐かい【×鳩の戒】 《もと、門ごとに巡って熊野の本宮・新宮の事を語っては、鳩の飼料と称して人々から金銭をだまし取ったところから》口先で人をだまし、金銭などを詐取する者。鳩の飼い。「何をか申すことぞ。うさんなる―め」〈浮・一代男・四〉

はと‐の‐つえ【×鳩の×杖】‐つゑ🔗🔉

はと‐の‐つえ【×鳩の×杖】‐つゑ 《ハトは食物をとるときにむせないということにあやかって》握りにハトの飾りのある老人用の杖。昔、中国で宮中から老臣に与えられたもので、日本でも八〇歳以上の功臣に宮中から与えられた。はとづえ。きゅうじょう。「―にすがって宮の御前に参り」〈平家・四〉

はと‐の‐め【×鳩の目】🔗🔉

はと‐の‐め【×鳩の目】 《「鳩の目銭」の略。円形で、銭の穴が鳩の目に似ているところから》近世初期、伊勢参宮の人が賽銭(さいせん)代わりにまいた私鋳の鉛銭。表裏とも文字がなく、銭一文につき一〇文ないし一二文で交換した。勢州宮銭。伊勢宮銭。通宮銭。鳩目。「宮廻りの蒔銭(まきせん)に―といふをかしげなる鉛銭(なまりぜに)」〈浮・永代蔵・四〉

はと‐は【×鳩派】🔗🔉

はと‐は【×鳩派】 強硬手段を用いず、穏健に問題を解決しようとする立場の人たち。鷹派(たかは)

はと‐ば【波止場】🔗🔉

はと‐ば【波止場】 港で、波止(はと)を築いた所。埠頭(ふとう)。船着き場。また、港のこと。

はとば‐いろ【×鳩羽色】🔗🔉

はとば‐いろ【×鳩羽色】 鳩の羽のような、黒みがかった薄い紫色。

はとば‐ねずみ【×鳩羽×鼠】🔗🔉

はとば‐ねずみ【×鳩羽×鼠】 紫色をおびた鼠色。

はと‐びん【×鳩便】🔗🔉

はと‐びん【×鳩便】 伝書鳩による通信。

はと‐ぶえ【×鳩笛】🔗🔉

はと‐ぶえ【×鳩笛】 郷土玩具の一。鳩の鳴き声に似た音を出す、鳩の形をした土焼きの笛。《季 秋》

はと‐ふ・く【×鳩吹く】🔗🔉

はと‐ふ・く【×鳩吹く】 [動カ四]両手を合わせて吹き、ハトの鳴き声を出す。猟師がシカを呼んだり、仲間の合図に用いたりする。「まぶしさし―・く秋の山人は己(おの)がありかを知らせやはする」〈曾丹集〉《季 秋》「藪陰や―・く人のあらはるる/子規」

はと‐ぽっぽ【×鳩ぽっぽ】🔗🔉

はと‐ぽっぽ【×鳩ぽっぽ】 鳩をいう幼児語。

ハトホル【Hathor】🔗🔉

ハトホル【Hathor】 エジプト神話で、天空と愛の女神。牝牛の姿で表される。ギリシア人によりアフロディテと同一視された。

はと‐まめ【×鳩豆】🔗🔉

はと‐まめ【×鳩豆】 鳩のえさとして与える豆。「鳩が豆鉄砲を食ったよう」の略。

はと‐むぎ【×鳩麦】🔗🔉

はと‐むぎ【×鳩麦】 イネ科の一年草。高さ約一・五メートル。ジュズダマに似て、細長い葉が互生し、夏から秋、雌花と雄花との穂がつく。実は暗褐色の堅い鞘(さや)をもつが、指で割ることができる。種子は漢方で苡仁(よくいにん)といい利尿・健胃薬とする。アジア熱帯地方の原産。川穀(せんこく)。四国麦。《季 秋》「―や昔通ひし叔父が家/子規」

はと‐むね【×鳩胸】🔗🔉

はと‐むね【×鳩胸】 胸部が、鳩の胸のように大きくふくらんでいること。近世の具足で、胸を大きくふくらませた鉄製の胴。(あぶみ)の前方の丸くそり返った部分。三味線の棹(さお)が胴に接する部分のふくらんだところ。

はと‐め【×鳩目】🔗🔉

はと‐め【×鳩目】 靴や書類とじなどの、ひもを通す小穴。また、そのための環状の金具。アイレット。

はとやま‐いちろう【鳩山一郎】‐イチラウ🔗🔉

はとやま‐いちろう【鳩山一郎】‐イチラウ一八八三〜一九五九]政治家。東京の生まれ。立憲政友会に属し、昭和八年(一九三三)文相のときに滝川事件を起こした。第二次大戦後、自由党を創立して総裁となったが、公職追放。解除後、日本民主党総裁となり、同二九年首相に就任、ソ連との国交回復を実現した。

はとり【△服△部・△服△織】🔗🔉

はとり【部・織】 《「はたお(機織)り」の音変化》機を織ること。また、それを職業とした人。「人の国に織るてふ―伝へても怪しやいかにここにしも着る」〈夫木・三三〉

は‐とり【△執×翳】🔗🔉

は‐とり【×翳】 即位・朝賀などの大礼の際、天皇が高御座(たかみくら)にあるとき、左右八人ずつ並び、翳(さしは)をさしかざして天皇の顔を覆う役の女官。

はとり‐べ【△服△部】🔗🔉

はとり‐べ【部】 大化前代、機織りを職とした品部(しなべ)。はたおりべ。

ハトロン‐し【ハトロン紙】🔗🔉

ハトロン‐し【ハトロン紙】(オランダ)patroonpapier(薬莢(やつきよう)用の丈夫な紙)から》薄茶色の丈夫な西洋紙。包装紙や封筒用紙に使う。クラフト紙。

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[音]キュウ    ク [訓]はと    やまばと    あつ‐まる    あつ‐める [部首]鳥 [総画数]13 [コード]区点    4023      JIS   4837      S‐JIS 94B5 [分類]人名用漢字 [難読語] →あお‐ばと【青鳩・緑鳩】いかる【斑鳩・鵤】いかるが【斑鳩】しょ‐きゅう【雎鳩】みさご【鶚・雎鳩】みず‐おち【鳩尾】みぞ‐おち【鳩尾】

鴿🔗🔉

鴿 [音]コウ [訓]はと [部首]鳥 [総画数]17 [コード]区点    8291      JIS   727B      S‐JIS E9F9

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