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みょう‐が【×茗荷】めう‐🔗🔉

みょう‐が【×茗荷】めう‐ 《「めが(芽香)」の音変化という。「茗荷」は当て字》ショウガ科の多年草。地下茎が横に伸び、地上茎は高さ五〇センチ〜一メートル。葉は長楕円形で、互生。夏から秋にかけ、地際に苞(ほう)が二列に重なって卵状の花穂をつけ、苞の間から淡黄色の三弁花を出す。全体に特有の香りがあり、茗荷の子とよぶ花穂や若芽を食用にし、栽培される。熱帯アジアの原産。めが。《季 子=夏 花=秋》「日は宙にしづかなるもの―の子/林火」紋所の名。ミョウガの芽や花を図案化したもの。おろかな人。をたくさん食べると物忘れするという俗説からいう。「大門を這入(はひ)る―に出る生姜」〈柳多留・一二二〉

みょう‐が【×冥加】ミヤウ‐🔗🔉

みょう‐が【×冥加】ミヤウ‐ 気がつかないうちに授かっている神仏の加護・恩恵。また、思いがけない幸せ。冥助(みようじよ)。冥利(みようり)。「―を願う」「命―」神仏の加護・恩恵に対するお礼。「薬代を―のためにつかはしたし」〈浮・永代蔵・六〉「冥加金」の略。「この銀を…改めて尼御へ布施、せめて娘が―ぢゃわいのう」〈浄・歌祭文〉

みょうが‐きん【×冥加金】ミヤウガ‐🔗🔉

みょうが‐きん【×冥加金】ミヤウガ‐ 神仏の利益(りやく)にあずかろうとして、また、あずかったお礼として、社寺に奉納する金銭。冥加銭。江戸時代の雑税の一。商工業者などが営業免許や利権を得た代償として、利益の一部を幕府または領主に納めたもの。のちには、一定の率で課されることが多くなった。冥加銭。

みょうがく【明覚】ミヤウガク🔗🔉

みょうがく【明覚】ミヤウガク一〇五六〜?]平安後期の天台宗の僧。加賀の温泉寺に住し、悉曇(しつたん)学・国語音韻などの研究にすぐれた業績を残した。著「悉曇大底」「梵字形音義(ぼんじぎようおんぎ)」「悉曇要訣(しつたんようけつ)」など。めいかく。

みょうが‐せん【×冥加銭】ミヤウガ‐🔗🔉

みょうが‐せん【×冥加銭】ミヤウガ‐冥加金」に同じ。「―は沢山に、お心持ちしだい」〈滑・膝栗毛・六〉

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