複数辞典一括検索+![]()
![]()
まん‐にょう【万葉】‐エフ🔗⭐🔉
まん‐にょう【万葉】‐エフ
「まんよう」の連声(れんじよう)。
まんにょう‐がな【万葉仮名】マンエフ‐🔗⭐🔉
まんにょう‐がな【万葉仮名】マンエフ‐
まんようがな(万葉仮名)
まんようがな(万葉仮名)
まんにょうしゅう【万葉集】マンエフシフ🔗⭐🔉
まんにょうしゅう【万葉集】マンエフシフ
まんようしゅう(万葉集)
まんようしゅう(万葉集)
まん‐よう【万葉】‐エフ🔗⭐🔉
まん‐よう【万葉】‐エフ
《連声(れんじよう)で「まんにょう」とも》
多くの木の葉。あらゆる草木の葉。
万世。よろずよ。「成敗一統に帰し、大化―に伝はること」〈太平記・一四〉
多くの木の葉。あらゆる草木の葉。
万世。よろずよ。「成敗一統に帰し、大化―に伝はること」〈太平記・一四〉
まんよう【万葉】マンエフ🔗⭐🔉
まんよう【万葉】マンエフ
《連声(れんじよう)で「まんにょう」とも》「万葉集」の略。
まんようい【万葉緯】マンエフヰ🔗⭐🔉
まんようい【万葉緯】マンエフヰ
江戸中期の編注書。二〇巻。今井似閑(いまいじかん)著。享保二年(一七一七)ごろ成立か。万葉集の注釈に役立つ古歌・古文を集め、注を施したもの。
まんよう‐がな【万葉仮名】マンエフ‐🔗⭐🔉
まんよう‐がな【万葉仮名】マンエフ‐
漢字の表す意味とは関係なく、漢字の音や訓をかりて国語の音を表記するのに用いた漢字。万葉集に多く用いられているので、この名がある。字音によるものとして、阿米(アメ・天)・久尓(クニ・国)・許己呂(ココロ・心)、訓によるものとして、名津蚊為(ナツカシ)・八間跡(ヤマト)・夏樫(ナツカシ)・牡鹿(シカ・助動詞)・喚
(ツツ・助詞)などの類。なお、訓によるものには、十六(シシ、四四十六の意)・山上復有山(イヅ・出、「出」が「山」を二つ重ねた形になっているところから)などの複雑な使い方もある。なお、一字一音節によるものから、のちにひらがな・かたかなが発生した。真仮名。
(ツツ・助詞)などの類。なお、訓によるものには、十六(シシ、四四十六の意)・山上復有山(イヅ・出、「出」が「山」を二つ重ねた形になっているところから)などの複雑な使い方もある。なお、一字一音節によるものから、のちにひらがな・かたかなが発生した。真仮名。
まんようこう【万葉考】マンエフカウ🔗⭐🔉
まんようこう【万葉考】マンエフカウ
江戸後期の万葉集の注釈書。一〇冊。賀茂真淵(かものまぶち)著。明和五〜天保六年(一七六八〜一八三五)刊。総論で万葉集の時代区分・歌人などを論じ、巻一・二・一一・一二・一三・一四の六巻を万葉集の原形として、これに注釈を施したもの。他の一四巻については、のちに真淵の草稿本をもとに狛諸成(こまもろなり)が完成。万葉集考。
まんようしゅう【万葉集】マンエフシフ🔗⭐🔉
まんようしゅう【万葉集】マンエフシフ
奈良時代の歌集。二〇巻。大伴家持が現存の形に近いものにまとめたとされる。成立年未詳。短歌・長歌・旋頭歌(せどうか)・仏足石歌・連歌の五体で、歌数四五〇〇余首。仁徳天皇の皇后磐姫(いわのひめ)の作といわれる歌から、天平宝字三年(七五九)大伴家持の歌まで約四〇〇年にわたる全国各地、各階層の人の歌が収められる。東歌(あずまうた)・防人(さきもり)歌などを含み、豊かな人間性を素朴・率直に表現した歌が多い。現存する最古の歌集で、万葉仮名を多く用いている。
まんようしゅうこう【万葉集考】マンエフシフカウ🔗⭐🔉
まんようしゅうこう【万葉集考】マンエフシフカウ
「万葉考」の別名。
まんようしゅうこぎ【万葉集古義】マンエフシフコギ🔗⭐🔉
まんようしゅうこぎ【万葉集古義】マンエフシフコギ
江戸後期の万葉集の注釈書。一四一冊。鹿持雅澄(かもちまさずみ)著。文政一〇年(一八二七)ごろ成立、天保一三年(一八四二)ごろまで加筆。万葉集本文の解釈を中心に、枕詞・人名・地名・歌格・語法など各方面の研究を集大成したもの。
まんようしゅうしょう【万葉集抄】マンエフシフセウ🔗⭐🔉
まんようしゅうしょう【万葉集抄】マンエフシフセウ
平安末期の万葉集の注釈書。一巻。藤原盛方著か。万葉集の短歌一六九首、長歌三首、旋頭歌一首に、簡単な注を片仮名で施したもの。
「万葉集註釈」の異称。
平安末期の万葉集の注釈書。一巻。藤原盛方著か。万葉集の短歌一六九首、長歌三首、旋頭歌一首に、簡単な注を片仮名で施したもの。
「万葉集註釈」の異称。
まんようしゅうたまのおごと【万葉集玉の小琴】マンエフシフたまのをごと🔗⭐🔉
まんようしゅうたまのおごと【万葉集玉の小琴】マンエフシフたまのをごと
江戸後期の万葉集の注釈書。二冊。本居宣長著。安永八年(一七七九)成立。天保九年(一八三八)刊。巻四までの歌を抄出して注釈を施す。賀茂真淵の「万葉考」を補説したもの。
まんようしゅうちゅうしゃく【万葉集註釈】マンエフシフチユウシヤク🔗⭐🔉
まんようしゅうちゅうしゃく【万葉集註釈】マンエフシフチユウシヤク
鎌倉中期の万葉集の注釈書。一〇巻。仙覚著。文永六年(一二六九)成立。万葉集の本格的な注釈書として最初のもの。仙覚抄。万葉集抄。
まんようしゅうりゃくげ【万葉集略解】マンエフシフリヤクゲ🔗⭐🔉
まんようしゅうりゃくげ【万葉集略解】マンエフシフリヤクゲ
江戸後期の万葉集の注釈書。二〇巻三〇冊。橘千蔭著。寛政八〜文化九年(一七九六〜一八一二)刊。先人の説を集成した簡便な全注で、入門書として広く読まれた。
まんよう‐しょくぶつ【万葉植物】マンエフ‐🔗⭐🔉
まんよう‐しょくぶつ【万葉植物】マンエフ‐
万葉集に詠み込まれている植物。約一六〇種ある。
まんようだいしょうき【万葉代匠記】マンエフダイシヤウキ🔗⭐🔉
まんようだいしょうき【万葉代匠記】マンエフダイシヤウキ
江戸前期の万葉集の注釈書。二〇巻。契沖著。徳川光圀の命により、天和三年(一六八三)着手。初稿本は元禄元年(一六八八)ごろ、精撰本は同三年成立。万葉集の全巻にわたり詳密な注を加えたもので、以後の万葉集研究の基礎となり、最初の実証的研究書とされる。万葉集代匠記。
まんよう‐ちょう【万葉調】マンエフテウ🔗⭐🔉
まんよう‐ちょう【万葉調】マンエフテウ
万葉集の歌の特色をなす調べ。一般的には、現実生活における素朴な感動、強い実感を率直に表現し、格調は雄健でおおらか。五七調を主とし、短歌では二句切れ・四句切れが多い。賀茂真淵(かものまぶち)は「ますらおぶり」と称した。
大辞泉に「万葉」で始まるの検索結果 1-18。