複数辞典一括検索+

うず・める【△埋める】うづめる🔗🔉

うず・める【埋める】うづめる [動マ下一]うづ・む[マ下二]《四段活用の「うづむ」が変化して、室町時代ごろから用いられた》土の中などに物を入れ込んで外から見えないようにする。うめる。「金塊を―・める」物に覆われて外から見えない状態にする。うずまるようにする。「マフラーに首を―・める」ある場所を、物や人でいっぱいにする。「スタンドを―・めた大観衆」低い所やくぼんだ所などに物を詰めてふさぐ。うめる。「壕(ごう)を―・める」損失や不足などを補う。うめる。「赤字を―・める」「余白を―・める」→埋(う )める[用法]

う・める【埋める】🔗🔉

う・める【埋める】 [動マ下一]う・む[マ下二]ある部分・範囲を物でふさぐ。くぼんでいるところに物を詰めて、くぼみをなくす。「城の堀を―・める」穴などに物を入れ、上に何かをかぶせて見えなくする。うずめる。「壺を庭に―・める」「火種を灰に―・める」人や物である場所をいっぱいにする。みたす。うずめる。「観衆が会場を―・めた」不足や損失を補う。「赤字を―・める」「空白を―・める」水などを加えて温度を下げたり濃度を薄めに整えたりする。「風呂を―・める」 [用法]うめる・うずめる――「土で穴をうめる(うずめる)」「小判を入れた瓶(かめ)を地中にうめる(うずめる)」など相通じて用いられるが、「うめる」はくぼみや穴などを何かでふさぎ満たす意が強く、「うずめる」は空いた所を何かですっかり覆うようにする意が強い。◇「スタンドをうずめた観衆」「町を緑でうずめよう」など、ある場所を何かでいっぱいにする「うずめる」は、「うめる」で置き換えられなくはないが、隅々までびっしりという感じを表す場合は「うずめる」を用いるほうが適切。◇逆に、「余白をうめる」「欠員をうめる」など、欠けている部分を満たす意では、「うめる」のほうが一般的である。◇「湯をうめる」「損失をうめる」は「うめる」に特有の、「恋人の胸に顔をうずめる」は「うずめる」に特有の用法で、この場合両語を置き換えることはできない。

大辞泉埋めるで始まるの検索結果 1-2