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お‐いえ【△御家】‐いへ🔗🔉

お‐いえ【御家】‐いへ 貴人・主君などの家の敬称。また、他人の家の敬称。「―の一大事」主婦の居間。また、畳を敷いた部屋。座敷。「母者人、女房ども…―の真中、どっかと坐れば」〈浄・忠臣蔵〉上方で、良家の妻の敬称。お内儀。「―はどうぢゃいな」〈滑・膝栗毛・六〉芸能の家元。「謡の太夫はどれどれぞ、―のしぶや、金春(こんぱる)や」〈仮・竹斎・上〉

おいえ‐きょうげん【△御家狂言】おいへキヤウゲン🔗🔉

おいえ‐きょうげん【御家狂言】おいへキヤウゲン 浄瑠璃・歌舞伎で、御家騒動や仇討(あだう)ちなどを扱った狂言の総称。伊達(だて)騒動に取材した「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」など。御家物。

おいえ‐げい【△御家芸】おいへ‐🔗🔉

おいえ‐げい【御家芸】おいへ‐ その家に伝わる独特の芸。歌舞伎の市川家の「勧進帳」の類。最も得意とする事柄。「柔道は日本の―」

おいえ‐さま【△御家様】おいへ‐🔗🔉

おいえ‐さま【御家様】おいへ‐ 近世、上方で中流以上の商家の主婦を敬っていった語。おえさま。「よい衆の娘子達や、―方」〈浄・油地獄〉

おいえ‐そうどう【△御家騒動】おいへサウドウ🔗🔉

おいえ‐そうどう【御家騒動】おいへサウドウ 江戸時代、大名などの家中で、家督相続や権力争いなどから起こった紛争。加賀・伊達(だて)・黒田・鍋島(なべしま)藩などのものが有名。会社・団体などの内輪もめ。内紛。

おいえ‐ほお【△御家×頬】おいへほほ🔗🔉

おいえ‐ほお【御家×頬】おいへほほ(かぶと)の付属品の名称。面頬(めんぼお)の、しわもひげもないもの。

おいえ‐もの【△御家物】おいへ‐🔗🔉

おいえ‐もの【御家物】おいへ‐ 御家狂言

おいえ‐りゅう【△御家流】おいへリウ🔗🔉

おいえ‐りゅう【御家流】おいへリウ 和様書道の流派の一。江戸時代、幕府の文教政策で広く一般に流布した青蓮院(しようれんいん)派をいう。香道の流派の一。三条西実隆(さんじようにしさねたか)が創始。

お‐うち【△御内・△御△家】🔗🔉

お‐うち【御内・家】 他人の家や家庭の敬称。お宅。「あすは―にいらっしゃいますか」自分の家の丁寧な言い方。「暗くなったので、ぼくも―に帰りましょうね」

おえ‐さま【△御△家様】おへ‐🔗🔉

おえ‐さま【家様】おへ‐ 《「おいえさま」の音変化》上方で、中流以上の商家の主婦を敬っていう語。「―にもお目にかからうと存じ、参りました」〈浄・氷の朔日〉

ご‐かもん【御家門】🔗🔉

ご‐かもん【御家門】 家門(かもん)

ご‐けにん【御家人】🔗🔉

ご‐けにん【御家人】 鎌倉時代、将軍直属の武士。将軍に忠誠義務を尽くす代償に、所領安堵・新恩給与などの保護を受けた。江戸時代、将軍直属の家臣のうち、御目見(おめみえ)以下の者。→旗本

ごけにん‐かぶ【御家人株】🔗🔉

ごけにん‐かぶ【御家人株】 江戸時代、御家人が生活困窮によって農民・町人などに売り渡した家格。表向きは養子縁組の形をとった。

ごけにん‐やく【御家人役】🔗🔉

ごけにん‐やく【御家人役】 鎌倉幕府の御家人が幕府に対して義務として負った役。戦時の軍役、京都・鎌倉の大番役、異国警護番役など。

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