複数辞典一括検索+

つつが【×恙】🔗🔉

つつが【×恙】 病気などの災難。わずらい。やまい。「事に触れて、我が身に―ある心地するも」〈源・匂宮〉→つつがない「恙虫(つつがむし)」の略。〈文明本節用集〉

つつが‐な・い【×恙無い】🔗🔉

つつが‐な・い【×恙無い】 [形]つつがな・し[ク]病気・災難などがなく日を送る。平穏無事である。「―・く暮らす」「―・く日程を終える」

つつが‐むし【×恙虫】🔗🔉

つつが‐むし【×恙虫】 ダニ目ツツガムシ科のケダニの総称。成虫は体長一〜二ミリ、体表に多数の毛が生えている。幼虫は野ネズミに寄生し、時に人間を吸血して恙虫病を媒介する。アカツツガムシ・タテツツガムシなどがある。

つつがむし‐びょう【×恙虫病】‐ビヤウ🔗🔉

つつがむし‐びょう【×恙虫病】‐ビヤウ 野ネズミが保有するリケッチアの一種をツツガムシが媒介し、人が刺されたときに感染して起こる病気。高熱を発し、リンパ節が腫(は)れ、全身に発疹(ほつしん)が生じる。届出伝染病の一。致命的となることがあったが、現在は有効な抗生物質がある。

つつみ‐な・し【×恙み無し】🔗🔉

つつみ‐な・し【×恙み無し】 [形ク]さしさわりがない。無事である。つつがない。「―・く幸(さき)くいまさば荒磯波(ありそなみ)ありても見むと」〈万・三二五三〉

つつ・む【×恙む・△障む】🔗🔉

つつ・む【×恙む・障む】 [動マ四]病気になる。また、災難にあう。「大舟を荒海(あるみ)に出だしいます君―・むことなくはや帰りませ」〈万・三五八二〉

よう‐ちゅう【×恙虫】ヤウ‐🔗🔉

よう‐ちゅう【×恙虫】ヤウ‐ つつがむし

🔗🔉

[音]ヨウ [訓]つつが [部首]心 [総画数]10 [コード]区点    5589      JIS   5779      S‐JIS 9C99 [難読語] →しょう‐よう【小恙】つつが‐むし【恙虫】び‐よう【微恙】

大辞泉で始まるの検索結果 1-8