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けいあん【×桂×庵・慶×庵・慶安】🔗🔉

けいあん【××庵・慶×庵・慶安】 縁談や訴訟の仲立ちをする人。また、雇い人・奉公人の斡旋(あつせん)を職業とする人。口入れ屋。「銀子は或日また浅草の―を訪れた」〈秋声・縮図〉お世辞。追従(ついしよう)。また、それを言う人。「―とりどり御機嫌伺ふ折節」〈浄・傾城酒呑童子〉◆承応(一六五二〜一六五五)のころ、江戸京橋の医者大和慶庵が縁談などを巧みに取りまとめたことによるという。

けいあん‐ぐち【×桂×庵口】🔗🔉

けいあん‐ぐち【××庵口】 双方に気に入るように言葉巧みに言うこと。仲人口(なこうどぐち)。桂庵言葉。「お花三文、嘘八百、―の口入所は縁談の世話」〈滑・浮世床・初〉

けいあん‐げんじゅ【桂庵玄樹】🔗🔉

けいあん‐げんじゅ【桂庵玄樹】一四二七〜一五〇八]室町後期の臨済宗の僧。長門(ながと)の人。別号、島陰。明に渡り、在明七年ののち帰国。薩摩(さつま)の島津忠昌の帰依を受けて桂樹庵を開き、「大学章句」など朱熹の新注による四書を日本で初めて刊行し、薩南学派の祖とされる。著「桂庵和尚家法倭点」「島陰漁唱」など。

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