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きぬた【×砧・×碪】🔗🔉

きぬた【×砧・×碪】 《「きぬいた(衣板)」の音変化》木槌(きづち)で打って布を柔らかくしたり、つやを出したりするのに用いる木や石の台。また、それを打つこと。《季 秋》「―打て我に聞かせよや坊が妻/芭蕉」「砧拍子(きぬたびようし)」の略。

きぬた【砧】🔗🔉

きぬた【砧】 謡曲。四番目物。世阿弥作。長年帰らぬ夫を砧を打ちつつ待っていた妻が焦がれ死にし、死後も妄執に苦しむ。箏曲(そうきよく)および地歌の曲名の一類。砧の音を表現する部分(砧地)を含むのが特徴。岡康砧・五段砧・新砧などがある。砧物。

きぬた‐こつ【×砧骨】🔗🔉

きぬた‐こつ【×砧骨】 耳小骨の一。鐙骨(あぶみこつ)と槌骨(つちこつ)の間にある。ちんこつ。

きぬた‐せいじ【×砧青磁】🔗🔉

きぬた‐せいじ【×砧青磁】 中国、南宋時代に竜泉窯(りゆうせんよう)で焼かれた青磁。日本における呼称で、青磁の最上品とされた。

きぬた‐そう【×砧草】‐サウ🔗🔉

きぬた‐そう【×砧草】‐サウ アカネ科の多年草。山地に生え、高さ三〇〜六〇センチ。茎は四角柱で、葉が四枚ずつ輪生。葉は卵形で先がとがる。夏、白い小花が集まって咲く。

きぬた‐びょうし【×砧拍子】‐ビヤウシ🔗🔉

きぬた‐びょうし【×砧拍子】‐ビヤウシ 歌舞伎下座音楽の一。二本の木の棒を打ち合わせて砧の音の感じを出すもの。田舎家の場面や立ち回りなどに用いる。

だい‐ぎ【台木・×砧木】🔗🔉

だい‐ぎ【台木・×砧木】 接ぎ木の台にする木。接ぎ台。物の台にする木。「下駄の―」

ちん‐こつ【×砧骨】🔗🔉

ちん‐こつ【×砧骨】 きぬたこつ

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[音]チン [訓]きぬた [部首]石 [総画数]10 [コード]区点    2146      JIS   354E      S‐JIS 8B6D [難読語] →おかやすぎぬた【岡康砧・岡安砧】かな‐とこ【鉄床・鉄砧】だい‐ぎ【台木・砧木】ちん‐こつ【砧骨】てっ‐ちん【鉄砧】

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