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さるか【秦=吉=了】🔗🔉

さるか【秦了】 九官鳥の別名。

しん【秦】🔗🔉

しん【秦】 中国の国名。春秋戦国時代の国の一。戦国七雄の一。初め秦(甘粛)の地にいたが、前七七一年、周の諸侯に列せられて以後、渭水(いすい)に沿って東進。勢力を拡大して、前二四九年に周を滅ぼし、前二二一年政(始皇帝)の時には六国を滅ぼし天下を統一。都は咸陽。前二〇七年、三代一五年で漢の劉邦(りゆうほう)(高祖)に滅ぼされた。五胡十六国時代の三王朝、前秦・後秦・西秦。

しん‐かい【秦檜】‐クワイ🔗🔉

しん‐かい【秦檜】‐クワイ一〇九〇〜一一五五]中国、南宋の政治家。字(あざな)は会之。江寧(江蘇省)の人。高宗に仕え、岳飛を獄死させて金と和議を結んだ。政権維持のため言論を弾圧し、後世、奸臣(かんしん)の典型とされる。

しんきつりょう【×秦吉了】シンキツレウ🔗🔉

しんきつりょう【×秦吉了】シンキツレウ 九官鳥(きゆうかんちよう)の別名。

しん‐きょう【×秦鏡】‐キヤウ🔗🔉

しん‐きょう【×秦鏡】‐キヤウ 《「西京雑記」にある、秦の始皇帝が、人の心の善悪や病気の有無を照らして見たという鏡から》人の心の善悪正邪を見抜く眼識。

しん‐しょう【×秦×椒】‐セウ🔗🔉

しん‐しょう【××椒】‐セウ フユザンショウの漢名。

しん‐てん【×秦×篆】🔗🔉

しん‐てん【××篆】 小篆(しようてん)

しん‐でん【×秦×甸】🔗🔉

しん‐でん【××甸】 中国の秦の時代の、王都近辺の広い土地。広々として遠いありさまのたとえ。「ひろき野あり。―の一千里とかや」〈鹿島紀行〉

じんのうはじんらく【秦王破陣楽】ジンワウハヂンラク🔗🔉

じんのうはじんらく【秦王破陣楽】ジンワウハヂンラク 雅楽。唐楽。乞食(こつじき)調で古楽(一説には新楽)の中曲。四人舞で、舞手は甲冑(かつちゆう)をつけ、矛(ほこ)を持って舞う。唐の太宗の武勲をたたえた曲という。現在は廃曲。神功破陣楽。七徳の舞。

しん‐ぴ【×秦皮】🔗🔉

しん‐ぴ【×秦皮】 トネリコの別名。

しん‐れい【秦嶺】🔗🔉

しん‐れい【秦嶺】 中国中央部、甘粛(かんしゆく)省・陝西(せんせい)省の南部に東西に連なる山脈。標高二〇〇〇〜三〇〇〇メートルの山々で、最高峰は陝西省の太白山の三七六七メートル。狭義には、これから河南省の伏牛・桐柏山脈に至る、渭水(いすい)と漢水との分水嶺をさす。華北・華中を分ける自然の境界線をなす。チンリン。中国西安市の南東にある終南山の別称。

はた【秦】🔗🔉

はた【秦】 姓氏の一。古代の渡来系氏族。伝承では、応神天皇の時に来朝した弓月君(ゆづきのきみ)の子孫と称する。織物の生産に従事する秦部(はたべ)を統率した。

はた‐さはちろう【秦佐八郎】‐サハチラウ🔗🔉

はた‐さはちろう【秦佐八郎】‐サハチラウ一八七三〜一九三八]細菌学者。島根の生まれ。慶大教授。本姓、山根。伝染病研究所に入り北里柴三郎に師事。エールリッヒとともに明治四三年(一九一〇)梅毒の化学療法剤サルバルサンを発見。

はた‐しん【秦】🔗🔉

はた‐しん【秦】 《「秦」を「はた」と訓読するところから》中国古代の国名「秦」を、同音の「晋(すすむしん)」と区別していう語。

はだの【秦野】🔗🔉

はだの【秦野】 神奈川県南西部の市。秦野盆地にあり、葉タバコの集散地として発展。ラッカセイ・茶などを栽培。丹沢登山の基地。人口一五・五万。

はた‐の‐かわかつ【秦河勝】‐かはかつ🔗🔉

はた‐の‐かわかつ【秦河勝】‐かはかつ 古代の官人。山城の人。聖徳太子の舎人(とねり)で、蜂岡寺(のちの広隆寺)を創建したと伝える。生没年未詳。

はたのきみ‐でら【秦公寺】🔗🔉

はたのきみ‐でら【秦公寺】 《秦河勝(はたのかわかつ)が建立したところから》広隆寺の古称。はたきみでら。

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[音]シン [訓]はた [部首]禾 [総画数]10 [コード]区点    3133      JIS   3F41      S‐JIS 9060 [分類]人名用漢字 [難読語] →うずまさ【太秦】さるか【秦吉了】しん‐でん【秦甸】

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