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サルカ【秦吉了】🔗🔉

サルカ秦吉了】 (南方の語という)九官鳥きゅうかんちょう

しん【秦】🔗🔉

しん】 ①中国古代、春秋戦国時代の大国。始祖非子の時、周の孝王に秦(甘粛)を与えられ、前771年、襄公の時、初めて諸侯に列せられ、秦王政(始皇帝)に至って六国を滅ぼして天下を統一(前221年)。中国史上最初の中央集権国家。3世16年で漢の高祖に滅ぼされた。( 〜前206) ②中国、五胡十六国の西秦・前秦・後秦。 ③中国陝西省の別称。

しん‐かい【秦桧】‥クワイ🔗🔉

しん‐かい秦桧‥クワイ 南宋初めの宰相。字は会之。江寧(南京)の人。高宗に仕え、侵入する金国と講和して南宋を安定させた。主戦派の岳飛を獄死させ、自らの栄達をはかったと批判され、後世奸臣の典型とされる。(1090〜1155)

しん‐かん【秦観】‥クワン🔗🔉

しん‐かん秦観‥クワン 北宋の詩人・詞人。字は少游・太虚。淮海居士と号す。揚州高郵の人。蘇門四学士の一人。国史院編修官などを務める。著「淮海集」。(1049〜1100)

しんきつりょう【秦吉了】‥レウ🔗🔉

しんきつりょう秦吉了‥レウ 九官鳥の異称。

しん‐きょう【秦鏡】‥キヤウ🔗🔉

しん‐きょう秦鏡‥キヤウ (「西京雑記」に見える、秦の始皇帝が人の善悪邪正、病気の有無などを照らしたという鏡の故事から)外面には現れない人の善悪などを見通す眼識。

しん‐こう【秦皇】‥クワウ🔗🔉

しん‐こう秦皇‥クワウ 秦の始皇帝のこと。

しんこうとう【秦皇島】‥クワウタウ🔗🔉

しんこうとう秦皇島‥クワウタウ ⇒しんのうとう

しんざん【秦山】🔗🔉

しんざん秦山】 (Qinshan) ①中国上海市南部、金山区にある景勝地。秦の始皇帝がこの山から海を臨んだと伝える故事に因む地名。 ②中国浙江省北部、海塩県の地名。杭州湾に臨み、中国最初の原子力発電所がある。

しん‐しょう【秦椒】‥セウ🔗🔉

しん‐しょう秦椒‥セウ 〔植〕サンショウの異称。

しん‐でん【秦甸】🔗🔉

しん‐でん秦甸】 中国の秦の王都付近の土地。広々として遠く遥かなさまをいう。保元物語(金刀比羅本)「かの―の一千余里」

しんのうとう【秦皇島】‥ワウタウ🔗🔉

しんのうとう秦皇島‥ワウタウ (Qinhuangdao)中国、河北省北東端の港湾都市。華北と東北をつなぐ交通の要衝。石炭・石油を積み出す不凍港として発展。秦の始皇帝が訪れたことに因む称。人口81万7千(2000)。→北戴河

じんのうはじんらく【秦王破陣楽】‥ワウ‥ヂン‥🔗🔉

じんのうはじんらく秦王破陣楽‥ワウ‥ヂン‥ 雅楽の唐楽、太食調たいしきちょうの曲。もとはその枝調子えだちょうしの乞食調こつじきちょうに属していた。唐の太宗が秦王であった時、劉武周を破った状にかたどるともいう。四人舞。甲冑を帯し、鉾を持って舞う。現在廃曲。神功破陣楽。大定破陣楽。大定太平楽。秦王。→七徳の舞

しん‐ぴ【秦皮】🔗🔉

しん‐ぴ秦皮】 梣とねりこの樹皮。漢方生薬として解熱・鎮痛に、また眼疾に効ありという。

しん‐ぷう【秦風】🔗🔉

しん‐ぷう秦風】 ①周代の秦(今の甘粛省天水県)の地の風俗を詠じた詩。詩経に収録。 ②(秦は中国西部にあるからいう)西風。

しんれい【秦嶺】🔗🔉

しんれい秦嶺】 (Qinling)中国陝西せんせい省の南部にある山。終南山の背後にあたり、秦嶺山脈の中心部を形成。 ⇒しんれい‐さんみゃく【秦嶺山脈】

しんれい‐さんみゃく【秦嶺山脈】🔗🔉

しんれい‐さんみゃく秦嶺山脈】 崑崙こんろん山脈の支脈。延長1500キロメートル以上。陝西せんせい・甘粛の両省を貫き河南省に入り、鄭州付近で終わる。黄河と長江の分水嶺。最高峰は太白山(3767メートル)。東の淮河わいがとともに形成する秦嶺‐淮河線は、華北と華中、北の畑作と南の稲作の境界をなす。 ⇒しんれい【秦嶺】

はた【秦】🔗🔉

はた】 (古くはハダ)姓氏の一つ。古代の渡来系の氏族。応神天皇のとき渡来した弓月君ゆづきのきみの子孫と称するが、確かではない。5世紀後半頃より、伴造とものみやつことして多数の秦部はたべを管理し、織物の生産などにたずさわった。 ⇒はた‐さはちろう【秦佐八郎】 ⇒はた‐とよきち【秦豊吉】 ⇒はた‐の‐かわかつ【秦河勝】

はた‐さはちろう【秦佐八郎】‥ラウ🔗🔉

はた‐さはちろう秦佐八郎‥ラウ 細菌学者。島根県生れ。北里研究所員、慶大教授。ペスト菌を研究。ドイツに留学中エールリッヒと共に梅毒の治療薬サルバルサンを合成。(1873〜1938) ⇒はた【秦】

はた‐しん【秦】🔗🔉

はた‐しん】 中国の「秦」を「晋」(すすむしん)と区別していう語。

はた‐とよきち【秦豊吉】🔗🔉

はた‐とよきち秦豊吉】 劇場経営者・文筆家・翻訳家。東京生れ。東宝の経営の傍ら、日本初のストリップ「額縁ショー」を手掛けた。丸木砂土の名でエッセーも執筆。(1892〜1956) ⇒はた【秦】

はだの【秦野】🔗🔉

はだの秦野】 (ハタノとも)神奈川県西部の市。秦野盆地の中心都市で、かつては葉タバコの集散地。花卉かき園芸が盛ん。住宅地化が進む。人口16万8千。

はた‐の‐かわかつ【秦河勝】‥カハ‥🔗🔉

はた‐の‐かわかつ秦河勝‥カハ‥ 飛鳥時代の山背やましろ国の富豪。聖徳太子に仕え、603年葛野かどの郡(現、京都市太秦うずまさ)に蜂岡寺(今の広隆寺)を建てた。生没年未詳。 ⇒はた【秦】

[漢]秦🔗🔉

 字形 〔禾部5画/10画/人名/3133・3F41〕 〔音〕シン(漢) 〔訓〕はた [意味] 中国の国名。 ㋐戦国七雄の一つ。前二二一〜前二〇五年天下を統一。「秦の始皇帝」 ㋑中国陝西せんせい省地方の古名。 ▷「晋」(=すすむしん)と区別して、俗に「はたしん」という。は異体字。 [難読] 秦皮とねりこ

[漢]秦🔗🔉

 〔部5画〕 ⇒禾部

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