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【秦】 10画 禾部 [人名漢字] 区点=3133 16進=3F41 シフトJIS=9060 《音読み》 シン/ジン〈qn〉 《名付け》 はた 《意味》 {名}戦国時代の七雄の一つ。今の陝西センセイ省の地を領有した。 {名}王朝名。戦国の七雄の一つであった秦が始皇帝のとき、他の諸国を征服してたてた中国最初の統一王朝。三代十五年で漢に滅ぼされた。前二二一〜前二〇六 {名}五胡ゴコ十六国の一つ。苻健フケンがたてた。前秦。三五一〜三九四 {名}五胡十六国の一つ。羌キョウ族の姚萇ヨウチョウが前秦を滅ぼしてたてた。後秦。三八四〜四一七 {名}五胡十六国の一つ。鮮卑センピ族の乞伏国仁キツブクコクジンがたてた。西秦。三八五〜四三一 {名}陝西センセイ省のこと。周代の秦が陝西にあったことから。 《解字》 会意。「禾+舂(うすでつく)の略体」。もと、生長がはやい植物のこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要人名

秦山 シンザン🔗🔉

【秦山】 シンザン 秦の地方の山。現在の陝西センセイ省の山。「秦嶺シンレイ」と同じ。

秦火 シンカ🔗🔉

【秦火】 シンカ 秦の始皇帝が、復古的な思想を排除するために、国家の政策を行うさまたげとなる書籍を焼き捨てたこと。→「焚書坑儒フンショコウジュ」

秦中 シンチュウ🔗🔉

【秦中】 シンチュウ 今の陝西センセイ省の地。関中。▽古く、秦の国があったことから。

秦声 シンセイ🔗🔉

【秦声】 シンセイ 秦(今の陝西センセイ省)の地方で歌われた俗謡。秦国の音楽。

秦政 シンセイ🔗🔉

【秦政】 シンセイ 秦朝の政治。秦の始皇帝のこと。▽「政」は、始皇の名。

秦庭之哭 シンテイノコク🔗🔉

【秦庭之哭】 シンテイノコク〈故事〉春秋時代、楚ソの申包胥シンホウショが秦に援軍を求めにいき、秦の宮殿の庭の垣カキにすがって七日間声をあげて泣き、ついに援軍を得た故事。また、転じて、人に援助をたのむことのたとえ。〔→左伝

秦陵 シンリョウ🔗🔉

【秦陵】 シンリョウ 秦の始皇帝のみささぎ。陝西センセイ省臨潼リントウ県の驪山リザンのふもとにある。

秦淮 シンワイ🔗🔉

【秦淮】 シンワイ 川名。秦代につくられたという。南京ナンキンの西郊をよこぎり、長江に注ぐ。

秦楚 シンソ🔗🔉

【秦楚】 シンソ 中国の戦国時代の二つの強国、秦と楚ソ。「秦楚之路シンソノミチ」と同じ。

秦楚之路 シンソノミチ🔗🔉

【秦楚之路】 シンソノミチ〈故事〉距離が遠いことのたとえ。▽秦と楚がともに都から遠いことから。また、一説に、秦楚両国の間の遠いことから。「秦楚」とも。〔→孟子

秦篆 シンテン🔗🔉

【秦篆】 シンテン 書体の名称。秦代に李斯リシが籀文チュウブン(大篆ダイテン)を簡略にしてつくったといわれる。「小篆ショウテン」とも。

秦隷 シンレイ🔗🔉

【秦隷】 シンレイ 書体の名称。秦代に秦篆シンテン(小篆ショウテン)をさらに簡略にしてつくられたもの。「隷書」とも。

秦嶺 シンレイ🔗🔉

【秦嶺】 シンレイ 山名。中国中部を東西に走り、黄河流域と長江流域とを分ける重要な山系。「秦山」「南山」「終南山」ともいう。

秦檜 シンカイ🔗🔉

【秦檜】 シンカイ〈人名〉1090〜1155 南宋ナンソウの政治家。江寧(江蘇コウソ省)の人。字アザナは会之カイシ。高宗のとき宰相に任ぜられ、南下して来た金キンを恐れて和議を主張し、岳飛らの主戦論者を謀殺した。

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