複数辞典一括検索+

あやまち【過ち・△誤ち】🔗🔉

あやまち【過ち・誤ち】 まちがい。失敗。「―を恐れず試みる」犯してしまった罪。過失。「―を償う」男女間の不倫。不義。けが。負傷。「―すな。心して降(お)りよ」〈徒然・一〇九〉

あやま・つ【過つ・△誤つ】🔗🔉

あやま・つ【過つ・誤つ】 [動タ五(四)]やりそこなう。しくじる。「ねらいを―・たず射る」(「あやまって」の形で)うっかりしてよくないことをしでかす。過失を犯す。「―・って相手にけがを負わせた」悪事を働く。罪を犯す。「重く―・ちたる者の」〈今鏡・二〉見まちがえる。取りちがえる。「み吉野の山べに咲ける桜花雪かとのみぞ―・たれける」〈古今・春上〉だめにする。そこなう。健康を害する。「瘟病(をんびやう)は人を―・つ物と聞こゆるから」〈読・雨月・菊花の約〉殺傷する。「このたび我は―・たれなんとする」〈今昔・二三・一五〉

あやまり【誤り・×謬り】🔗🔉

あやまり【誤り・×謬り】 正しくないこと。まちがい。「記憶の―」「―を正す」やりそこない。失敗。失策。「計算の―」「書き―」正しくない行為。まちがった行為。特に、男女間の不倫。「いささかの事の―もあらば、軽々(かろがろ)しきそしりをや負はむ」〈源・梅枝〉心が異常な状態になること。「御心地の―にこそはありけれ」〈源・蜻蛉〉

あやま・る【誤る・×謬る】🔗🔉

あやま・る【誤る・×謬る】 [動ラ五(四)]やりそこなう。失敗する。「機械の操作を―・る」まちがった判断や予測をする。思いちがいをする。「進むべき道を―・る」正しくない方向に導く。「後人を―・るような言動」道理や正しい判断からはずれる。当を得ない。まちがう。「―・った認識」「―・れる優越感」約束を破る。「契れること―・れる人に」〈伊勢・一二二〉正気でなくなる。心が乱れる。「心弱からむ人は、―・りぬべき心地して胸走る」〈栄花・初花〉→間違える[用法]

ご‐かい【誤解】🔗🔉

ご‐かい【誤解】 [名]スルある事実について、まちがった理解や解釈をすること。相手の言葉などの意味を取り違えること。思い違い。「―を招く」「―を解く」「人から―されるような行動」

ご‐き【誤記】🔗🔉

ご‐き【誤記】 [名]スルあやまって書くこと。書きあやまり。「―を訂正する」「あて名を―する」

ご‐けん【誤見】🔗🔉

ご‐けん【誤見】 誤った見方。まちがった見解。

ご‐さ【誤差】🔗🔉

ご‐さ【誤差】 真の値と測定値または近似値との差。「―のわずかな時計」食い違い。違い。「計画と実際との間に―が生じる」

ごさ‐きょくせん【誤差曲線】🔗🔉

ごさ‐きょくせん【誤差曲線】 数学で、誤差の分布状態を表すと認められる曲線。正規曲線となる。

ご‐さつ【誤殺】🔗🔉

ご‐さつ【誤殺】 [名]スル故意でなく、誤って人を殺すこと。また、まちがえて目的以外の人を殺すこと。「猟銃の暴発で人を―する」

ごさ‐ぶんぷ【誤差分布】🔗🔉

ごさ‐ぶんぷ【誤差分布】 数学で、誤差の値とその度数の分布。同一大の正負の誤差(偶然的誤差)が同程度に生じるところから、誤差分布は正規分布となる。

ご‐さん【誤算】🔗🔉

ご‐さん【誤算】 [名]スル計算をまちがえること。また、その計算。推測や予想に誤りがあること。見込み違い。読み違い。「相手の能力を―していた」

ご‐じ【誤字】🔗🔉

ご‐じ【誤字】 誤った形の字。正しくない文字。主として漢字についていう。

ご‐しゃ【誤写】🔗🔉

ご‐しゃ【誤写】 [名]スル文章などを写しまちがえること。「原本を―する」

ご‐しゃ【誤射】🔗🔉

ご‐しゃ【誤射】 [名]スルまちがえて撃つこと。

ご‐しょう【誤称】🔗🔉

ご‐しょう【誤称】 誤ってとなえること。まちがった呼び方。

ご‐しょく【誤植】🔗🔉

ご‐しょく【誤植】 印刷物で、文字・記号に誤りがあること。ミスプリント。

ご‐しん【誤信】🔗🔉

ご‐しん【誤信】 [名]スル誤って信じ込むこと。

ご‐しん【誤診】🔗🔉

ご‐しん【誤診】 [名]スル医師が診断を誤ること。また、その診断。「―して手当てが遅れる」

ご‐しん【誤審】🔗🔉

ご‐しん【誤審】 [名]スル競技や裁判などで、審判・判定を誤ること。また、その審判。

ご‐そう【誤想】‐サウ🔗🔉

ご‐そう【誤想】‐サウ [名]スル思い違いをすること。「毎(つね)に勝つが如く―する事もあらんが」〈逍遥・文章新論〉法律上、ある事実について思い違いのために効力が認められないもの。「―防衛」「―結婚」

ご‐だつ【誤脱】🔗🔉

ご‐だつ【誤脱】 文章中の字句の誤りや字句の抜けているところ。また、その字句。「―の目立つ原稿」

ご‐だん【誤断】🔗🔉

ご‐だん【誤断】 [名]スル誤った判断を下すこと。また、その判断。「状況を―する」

ご‐でん【誤伝】🔗🔉

ご‐でん【誤伝】 [名]スルまちがって伝えること。また、その内容。「通信社が戦局を―した」

ご‐でん【誤電】🔗🔉

ご‐でん【誤電】 内容のまちがっている電報。

ご‐とう【誤答】‐タフ🔗🔉

ご‐とう【誤答】‐タフ [名]スルまちがって答えること。また、まちがった答え。「一〇問中の三問を―する」

ご‐どく【誤読】🔗🔉

ご‐どく【誤読】 [名]スル誤って読むこと。読み誤り。「変わった名前なのでしばしば―される」

ご‐にん【誤認】🔗🔉

ご‐にん【誤認】 [名]スル誤ってそれと認めること。見まちがえること。「事実を―する」「―逮捕」

ご‐はい【誤配】🔗🔉

ご‐はい【誤配】 [名]スル郵便物や品物をあて名と違った所に配ること。「―された郵便物を差し戻す」

ご‐ばく【誤爆】🔗🔉

ご‐ばく【誤爆】 [名]スル誤った目標を爆撃または爆破すること。取り扱い方法をまちがえたために爆発すること。「―しないよう細心の注意を払う」

ご‐はん【誤判】🔗🔉

ご‐はん【誤判】 裁判官が誤って下す判決。

ご‐びゅう【誤×謬】‐ビウ🔗🔉

ご‐びゅう【誤×謬】‐ビウ [名]スルまちがえること。まちがい。「―を犯す」「―を正す」「一言以て是非を―することあり」〈織田訳・花柳春話〉

ご‐ふつ【誤払】🔗🔉

ご‐ふつ【誤払】 誤って支払うこと。

ご‐ぶん【誤聞】🔗🔉

ご‐ぶん【誤聞】 [名]スル聞きまちがい。聞き誤り。「余(わ)れ豈に―せんや」〈織田訳・花柳春話〉

ご‐ほう【誤報】🔗🔉

ご‐ほう【誤報】 まちがった知らせ。報道されたことが事実と違っていること。「事件は―だった」

ご‐やく【誤訳】🔗🔉

ご‐やく【誤訳】 [名]スルまちがって翻訳すること。また、その訳。「映画のせりふを―する」

ご‐よう【誤用】🔗🔉

ご‐よう【誤用】 [名]スル使い方をまちがえること。また、そういう使い方。「敬語を―する」

🔗🔉

[音]ゴ [訓]あやま‐る    あやま‐り    まど‐う [部首]言 [総画数]14 [コード]区点    2477      JIS   386D      S‐JIS 8CEB [分類]常用漢字

大辞泉で始まるの検索結果 1-38