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かお‐みせ【顔見せ・顔見世】かほ‐🔗⭐🔉
かお‐みせ【顔見せ・顔見世】かほ‐
[名]スル
大ぜいの前に初めて顔を見せること。人前に出ること。
(顔見世)遊女や芸者などが、初めて勤めに出るとき、揚屋や料亭などにあいさつして回ること。
(顔見世)歌舞伎年中行事の一。江戸時代、年一度の各座の俳優の交代のあと、新規の顔ぶれで行う最初の興行。一一月(京坂では宝暦期から一二月)に行われ、江戸・京都・大坂でそれぞれのしきたりがあった。現在、本来の意義は失われたが、一一月東京歌舞伎座、一二月京都南座でこの名の興行が行われる。顔見世芝居。顔見世興行。顔ぶれ。《季 冬》「―や子々孫々も此の桟敷(さじき)/太祇」



顔見世の二番目🔗⭐🔉
顔見世の二番目
《顔見世狂言の二番目は出演者の多い狂言を出したところから》家族の多いことのたとえ。「おらが内は―といふ内だから、居候の絶えねえもいい」〈滑・浮世床・初〉
かおみせ‐きょうげん【顔見世狂言】かほみせキヤウゲン🔗⭐🔉
かおみせ‐きょうげん【顔見世狂言】かほみせキヤウゲン
顔見世に上演する歌舞伎狂言。劇中で一座の役者を紹介するが、筋を展開させるうえで、時代や場面などにいろいろな約束事があった。
かおみせ‐ぎん【顔見世銀】かほみせ‐🔗⭐🔉
かおみせ‐ぎん【顔見世銀】かほみせ‐
江戸時代、主に大坂の両替屋が新規に開業するとき、仲間の取り締まりである十人両替に納付した祝儀銀。
かおみせ‐こうぎょう【顔見世興行】かほみせコウギヤウ🔗⭐🔉
かおみせ‐こうぎょう【顔見世興行】かほみせコウギヤウ
「顔見世
」に同じ。

かおみせ‐しばい【顔見世芝居】かほみせしばゐ🔗⭐🔉
かおみせ‐しばい【顔見世芝居】かほみせしばゐ
「顔見世
」に同じ。

かおみせ‐ばんづけ【顔見世番付】かほみせ‐🔗⭐🔉
かおみせ‐ばんづけ【顔見世番付】かほみせ‐
歌舞伎番付の一。顔見世の前に、次の一年間に出演する俳優などの顔ぶれを位順にしたもの。京都では極(き)まり番付。役者付。面付(つらつけ)。
大辞泉に「顔見世」で始まるの検索結果 1-7。