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広辞苑の検索結果 (6)

かお‐みせ【顔見世】カホ‥🔗🔉

かお‐みせ顔見世カホ‥ ①初めて多くの人に顔を見せること。 ②遊女などが初めて勤めに出るとき、揚屋や客などをまわって挨拶すること。浄瑠璃、傾城島原蛙合戦「揚屋揚屋を―と」 ③芝居の一座が総出で見物人におめみえをすること。かおぶれ。 ④顔見世狂言の略。面つら見世。〈[季]冬〉 ⇒かおみせ‐きょうげん【顔見世狂言】 ⇒かおみせ‐ぎん【顔見世銀】 ⇒かおみせ‐こうぎょう【顔見世興行】 ⇒かおみせ‐の‐にばんめ【顔見世の二番目】 ⇒かおみせ‐ばんづけ【顔見世番付】

かおみせ‐きょうげん【顔見世狂言】カホ‥キヤウ‥🔗🔉

かおみせ‐きょうげん顔見世狂言カホ‥キヤウ‥ 江戸時代、毎年10月、各劇場で俳優を入れ替え、翌年度興行すべき顔ぶれを定め、その一座で11月初めて興行する狂言。現在、京都南座で行うのは、東西名優の顔合せの意。顔見世。 ⇒かお‐みせ【顔見世】

かおみせ‐ぎん【顔見世銀】カホ‥🔗🔉

かおみせ‐ぎん顔見世銀カホ‥ 江戸時代、町内加入または株仲間加入の披露のためにする祝儀銀。 ⇒かお‐みせ【顔見世】

かおみせ‐こうぎょう【顔見世興行】カホ‥ギヤウ🔗🔉

かおみせ‐こうぎょう顔見世興行カホ‥ギヤウ 顔見世狂言を上演する興行。顔見世芝居。現在では、年1度、俳優をそろえて上演する特別の興行をいう。 ⇒かお‐みせ【顔見世】

かおみせ‐の‐にばんめ【顔見世の二番目】カホ‥🔗🔉

かおみせ‐の‐にばんめ顔見世の二番目カホ‥ 家族の多いことのたとえ。顔見世狂言の2番目には、出演者の多い狂言を出すのでいう。 ⇒かお‐みせ【顔見世】

かおみせ‐ばんづけ【顔見世番付】カホ‥🔗🔉

かおみせ‐ばんづけ顔見世番付カホ‥ 顔見世狂言の興行前に、向う1年間に出演する俳優の顔ぶれを番付にしたもの。極きまり番付。面付つらづけ。役者付。 ⇒かお‐みせ【顔見世】

大辞林の検索結果 (7)

かお-みせ【顔見世】🔗🔉

かお-みせ カホ― [0] 【顔見世】 (名)スル (1)初めて人に顔を見せること。披露(ヒロウ)すること。 (2)歌舞伎で,一座の役者・俳優が総出演する芝居。顔触れ。面見世。 (3)「顔見世狂言(キヨウゲン)」のこと。[季]冬。 (4)初めて勤めに出る遊女や芸妓が揚屋などを回って挨拶すること。

かおみせ=の二番目🔗🔉

――の二番目 〔顔見世狂言の二番目には出演者の多い狂言を出すことから〕 家族の多いことのたとえ。「おらが内は―といふ内だから/滑稽本・浮世床(初)」

かおみせ-きょうげん【顔見世狂言】🔗🔉

かおみせ-きょうげん カホ―キヤウ― [5] 【顔見世狂言】 江戸時代の歌舞伎で,各座が毎年10月に一年契約で役者を入れ替え,新しい一座の顔見世を目的として一一月に上演した狂言。また,その興行。現在も,東京での一一月興行,京都南座での一二月興行にこの名があるが,南座は東西の役者の顔合わせの意。

かおみせ-ぎん【顔見世銀】🔗🔉

かおみせ-ぎん カホ― 【顔見世銀】 江戸時代,株仲間に加入するときの祝儀銀。

かおみせ-こうぎょう【顔見世興行】🔗🔉

かおみせ-こうぎょう カホ―ギヤウ [5] 【顔見世興行】 一座の役者総出演による興行。

かおみせ-ばんづけ【顔見世番付】🔗🔉

かおみせ-ばんづけ カホ― [5] 【顔見世番付】 顔見世狂言の際,今後一年間出演する俳優・作者・囃子方などを列記した番付。面付(ツラヅ)け。役者付け。極(キワ)まり番付。

かおみせ【顔見世】(和英)🔗🔉

かおみせ【顔見世】 one's first appearance on the stage;→英和 one's debut.顔見世興行 a show of a newly organized company;an all-star-cast show.

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