複数辞典一括検索+

アナール‐がくは【アナール学派】🔗🔉

アナール‐がくは【アナール学派】(フランス)L'cole des Annales》現代フランスの歴史学の主流をなす学派。一九二九年、ブロックとフェーブルの二人が創刊した「社会経済史年報Annales d'histoire conomique et sociale」にちなむ呼称。事件史を中心とした伝統的な歴史学に対して、人間の生活文化のすべてを視野に収めた総合的歴史学をめざす。アナール派。→社会史

アルベルティ【Leon Battista Alberti】🔗🔉

アルベルティ【Leon Battista Alberti】一四〇四〜一四七二]イタリアの建築家。近世建築様式の創始者。詩人・哲学者・画家・音楽家としても有名。著に「家族論」「絵画論」など。

アンドレーエフ【Leonid Nikolaevich Andreev】🔗🔉

アンドレーエフ【Leonid Nikolaevich Andreev】一八七一〜一九一九]ロシアの小説家・劇作家。初期の写実的ヒューマニズムから厭世(えんせい)的、神秘的作風に転じた。二葉亭四迷など日本の作家にも影響を与えた。小説「沈黙」「血笑記」「七死刑囚物語」など。

エル【L・l】🔗🔉

エル【L・l】 英語のアルファベットの第一二字。〈L〉ローマ数字の五〇。〈L〉《large》衣服のサイズのL判。→S →M〈L〉《left》左を表す記号。野球では左翼手を表す。R。〉《line》文の行や行数を表す記号。〉《(フランス)litre》体積の単位、リットルの記号。〈L〉《literature》文学部・文学科を示す記号。学生の襟章などに用いた。

エル‐イー‐ディー【LED】🔗🔉

エル‐イー‐ディー【LED】 《light-emitting diode》発光ダイオード。

エル‐ディー【LD】🔗🔉

エル‐ディー【LD】 《laser disk》レーザーディスク。《learning disability》学習障害。

おうごんでんせつ【黄金伝説】ワウゴンデンセツ🔗🔉

おうごんでんせつ【黄金伝説】ワウゴンデンセツ(ラテン)Legenda Aurea》キリスト教聖者の伝記集成。ジェノバの大司教ヤコブス=デ=ウォラギネが一三世紀に筆録。信仰上また文学的にも価値の高いものとして黄金の名をもってよばれるようになった。黄金聖人伝。

かんじょうきょういく【感情教育】カンジヤウケウイク🔗🔉

かんじょうきょういく【感情教育】カンジヤウケウイク 《原題(フランス)L'ducation sentimentale》フローベールの長編小説。一八六九年刊。フランスの二月革命前後の混迷した世相を背景に、青年フレデリックの失意と幻滅の人生を描く。

くさのは【草の葉】🔗🔉

くさのは【草の葉】 《原題Leaves of Grass》ホイットマンの詩集。一八五五年初刊。以後、増補・改筆。普遍的な人間性や民主主義の精神をうたう。

クロイツァー【Leonid Kreutzer】🔗🔉

クロイツァー【Leonid Kreutzer】一八八四〜一九五三]ロシア生まれのピアノ奏者。一九〇九年、ドイツへ移って活躍。のち日本に定住、東京音楽学校教授となり、多くの門人を育てた。

こくさい‐れんめい【国際連盟】🔗🔉

こくさい‐れんめい【国際連盟】 《League of Nations》第一次大戦後、国際間の協力によって国際平和を維持するため、米国大統領ウィルソンの提唱によって一九二〇年に設立された国際機関。本部をスイスのジュネーブに置いた。米国は当初から不参加、日本・ドイツ・イタリアの脱退、さらにソ連も除名されるなどして有名無実となり、一九四六年解散。

さいしょう‐こうばいすう【最小公倍数】サイセウ‐🔗🔉

さいしょう‐こうばいすう【最小公倍数】サイセウ‐ 《least common multiple》二つ以上の自然数の公倍数のうち、零を除いて最小のもの。LCM。

スタンフォード‐だいがく【スタンフォード大学】🔗🔉

スタンフォード‐だいがく【スタンフォード大学】 《Leland Stanford Junior University》米国のカリフォルニア州にある私立大学。一八八五年、州知事スタンフォード夫妻が、若くして死んだ息子を記念して創設。九一年開校。

せい‐の‐てつがく【生の哲学】🔗🔉

せい‐の‐てつがく【生の哲学】(ドイツ)Lebensphilosophie》一九世紀後半から二〇世紀初めにかけて、理性主義・主知主義・実証主義の哲学や唯物論などに反対し、生きている生、体験としての生の直接的把握を目ざしてヨーロッパで展開された一連の哲学的傾向。ショーペンハウアー・ニーチェを源流とし、ディルタイ・ジンメル・ベルクソンらによって代表される。

セビリアのりはつし【セビリアの理髪師】🔗🔉

セビリアのりはつし【セビリアの理髪師】 《原題、(フランス)Le Barbier de Sville》ボーマルシェの戯曲。四幕。一七七五年初演。アルマビバ伯爵の恋の成就のため、伯爵の昔の従僕で今は理髪師のフィガロが、機知に富んだ活躍をする散文喜劇。《原題、(イタリア)Il Barbiere di Siviglia》ロッシーニ作曲のオペラ。二幕。に基づくもの。一八一六年ローマで初演。

だいにのせい【第二の性】🔗🔉

だいにのせい【第二の性】 《原題、(フランス)Le Deuxime Sexe》ボーボワールの女性論。二巻。一九四九年刊。女性を男性主体の社会によって二次的、客体的にされた存在であるととらえ、女性の主体性獲得による解放を実存主義の立場から説く。

たにまのゆり【谷間の百合】🔗🔉

たにまのゆり【谷間の百合】 《原題、(フランス)Le lys dans la valle》バルザックの長編小説。一八三五年刊。熱烈に求愛する青年貴族フェリックスにひかれながらも、自制して精神的な愛でこたえる伯爵夫人の内面の悲劇を描く。

ドリーブ【Lo Delibes】🔗🔉

ドリーブ【Lo Delibes】 一八三六〜一八九一]フランスの作曲家。舞台音楽の分野で活躍し、オペラ・バレエ音楽などを多数作曲した。作品に「コッペリア」など。

ドルジェルはくのぶとうかい【ドルジェル伯の舞踏会】‐ハクのブタフクワイ🔗🔉

ドルジェルはくのぶとうかい【ドルジェル伯の舞踏会】‐ハクのブタフクワイ 《原題、(フランス)Le Bal du comte d'Orgel》ラディゲの長編小説。一九二四年刊。社交界を背景に、名晰な筆致で女性の心理を描く。

にくたいのあくま【肉体の悪魔】🔗🔉

にくたいのあくま【肉体の悪魔】 《原題、(フランス)Le Diable au corps》ラディゲの長編小説。一九二三年刊。早熟な少年と出征兵士の妻との恋愛心理を、簡潔な古典的文体で描く。

にんげんぎらい【人間嫌い】ニンゲンぎらひ🔗🔉

にんげんぎらい【人間嫌い】ニンゲンぎらひ 《原題、(フランス)Le Misanthrope》モリエールの戯曲。五幕。一六六六年初演。上流社会の不義・不正や虚偽を憎む人間嫌いの潔癖な青年アルセストが、コケットな未亡人に恋するというジレンマをめぐって繰り広げられる性格喜劇。

バーンスタイン【Leonard Bernstein】🔗🔉

バーンスタイン【Leonard Bernstein】一九一八〜一九九〇]米国の指揮者・作曲家。一九五八〜六九年ニューヨーク‐フィルの音楽監督。その後、世界各地のオーケストラに客演。代表作はミュージカル「ウエストサイド物語」。

はくちょうのみずうみ【白鳥の湖】ハクテウのみづうみ🔗🔉

はくちょうのみずうみ【白鳥の湖】ハクテウのみづうみ 《原題、(ロシア)Lebedinoe ozero》チャイコフスキー作曲のバレエ音楽。一八七七年モスクワで初演。悪魔によって白鳥に変えられた王女オデットと、王子ジークフリートとの悲恋を描く。

フィガロ【Le Figaro】🔗🔉

フィガロ【Le Figaro】 フランスの保守系の代表的朝刊新聞。一八五四年、パリで創刊。

フィガロのけっこん【フィガロの結婚】🔗🔉

フィガロのけっこん【フィガロの結婚】 《原題、(フランス)Le Mariage de Figaro》ボーマルシェの戯曲。五幕。一七八四年初演。アルマビバ伯爵の従僕フィガロが、好色な伯爵を機知によってやりこめる散文喜劇。「セビリアの理髪師」の続編。《原題、(イタリア)Le Nozze di Figaro》モーツァルト作曲のオペラ。全四幕。一七八六年ウィーンで初演。に基づく。

ぶきたいよ‐ほう【武器貸与法】‐ハフ🔗🔉

ぶきたいよ‐ほう【武器貸与法】‐ハフ 《Lend-Lease Act》第二次大戦中、連合諸国に対して武器・軍需品を売却・譲渡・貸与する権限を大統領に与えた、米国の法律。一九四六年適用中止。

ブルームフィールド【Leonard Bloomfield】🔗🔉

ブルームフィールド【Leonard Bloomfield】一八八七〜一九四九]米国の言語学者。ドイツに学び、言語研究に徹底した客観主義的方法を導入。主著「言語」は長い間、アメリカ構造言語学の基本となった。

ブルム【Lon Blum】🔗🔉

ブルム【Lon Blum】一八七二〜一九五〇]フランスの政治家・文芸批評家。第一次大戦後、社会党党首となり、一九三六年に人民戦線内閣の首相。三八年にも首相。第二次大戦中はビシー政府に逮捕されてドイツに送られた。四六年、第四共和制発足前の暫定内閣首相。著「結婚について」。

ブレジネフ【Leonid Il'ich Brezhnev】🔗🔉

ブレジネフ【Leonid Il'ich Brezhnev】一九〇六〜一九八二]ソ連の政治家。一九五二年にロシア共産党幹部会員候補兼書記として頭角を現し、党務関係の要職を歴任。フルシチョフ失脚で党第一書記(六六年に書記長と改称)となり、国際緊張の緩和、平和共存の二原則に基づくいわゆるブレジネフ路線を推進、七七年には最高会議幹部会議長も兼ねた。

ミザントロープ【フランスLe Misanthrope】🔗🔉

ミザントロープ【フランスLe Misanthrope】 人間嫌い

モンテクリストはく【モンテクリスト伯】🔗🔉

モンテクリストはく【モンテクリスト伯】 《原題、(フランス)Le Comte de Monte-Cristo》アレクサンドル=デュマ(父)の長編小説。一八四四〜四五年刊。無実の罪で投獄された青年エドモン=ダンテスが脱獄してモンテクリスト島の宝を手に入れ、モンテクリスト伯と名のり、復讐計画を次々に実行する。日本では黒岩涙香(くろいわるいこう)の翻案「巌窟王」でも知られる。

ライカ【Leica】🔗🔉

ライカ【Leica】 ドイツのライツ社製の三五ミリフィルム用カメラの商標名。映画の三五ミリフィルムを利用する小型カメラとして開発された。

ライデン【Leiden】🔗🔉

ライデン【Leiden】 オランダ中西部の学術都市。一四世紀以降、毛織物工業により発展。一五七五年に設立された同国最古のライデン大学がある。市内には水路が多い。レイデン。

ライトモチーフ【ドイツLeitmotiv】🔗🔉

ライトモチーフ【ドイツLeitmotiv】 オペラ・標題音楽などで、特定の人物・理念・状況などを表現するために繰り返し現れる楽節・動機。ワグナーの楽劇によって確立された。指導動機。示導動機。芸術作品で、根底をなす思想。

ライプチヒ【Leipzig】🔗🔉

ライプチヒ【Leipzig】 ドイツ中東部、ザクセン地方の商工業都市。出版業などが盛ん。国際工業見本市が開かれる。一四〇九年創立の大学、演奏会場として有名なゲバントハウス(織物会館)、聖トーマス教会などがある。人口、行政区五一万(一九九一)

ラムネ🔗🔉

ラムネ 《lemonadeから》炭酸水にレモン香料と砂糖で風味をつけた日本独特の清涼飲料。ガラス玉の入った特殊な瓶に詰め、ガラス玉がガス圧により持ち上げられて密栓をする。《季 夏》「れってるの濡れてはがれし―かな/万太郎」を飲むとげっぷが出るところから》月賦をいう。

リーガル【legal】🔗🔉

リーガル【legal】 多く複合語の形で用い、法律に関する、合法的な、の意を表す。「―コンサルタント」

リーキ【leek】🔗🔉

リーキ【leek】 ユリ科の越年草。長ネギに似て大形で、葉鞘(ようしよう)を食用にする。六月ごろ、桃色などの小花を球状につける。地中海沿岸の原産で、日本には明治初年に渡来。西洋ねぎ。

リーク【leak】🔗🔉

リーク【leak】 [名]スル意図的に秘密や情報などを漏らすこと。「マスコミに―する」漏電。

リーグ【league】🔗🔉

リーグ【league】 同盟。連盟。連合。特に、運動競技で、総当たり式の試合方法をとる規約で参加しているチームの連盟。競技連盟。「パシフィック―」英国の距離の単位。一リーグは三マイル(約四・八キロ)。

リー‐クアン‐ユー【Lee Kuan Yew】🔗🔉

リー‐クアン‐ユー【Lee Kuan Yew】一九二三〜 ]シンガポールの政治家。第二次大戦後に英国からの独立運動に参加。一九六五年、マレーシア連邦からの分離独立とともに初代首相。国内の民族融和と経済発展政策を推進。◆「李光耀」とも書く。

リース【lease】🔗🔉

リース【lease】 [名]スル機械や設備などの、賃貸。一般には長期のものをいう。「複写機を―する」→レンタル

リーズ【Leeds】🔗🔉

リーズ【Leeds】 英国ヨークシャー地方西部の工業都市。毛織物、特に既製服の製造や、機械工業が盛ん。人口、行政区七一万(一九九一)

リーダー【leader】🔗🔉

リーダー【leader】 指導者。統率者。「探検隊の―」「チア―」印刷で、点線。破線。リーダー罫(けい)フィルムや録音テープの先端の引き出し部分。釣りの、鉤素(はりす)のこと。

リーダーシップ【leadership】🔗🔉

リーダーシップ【leadership】 指導者としての地位・任務。指導権。指導者としての素質・能力。統率力。「―に欠ける」

リーディング‐ヒッター【leading hitter】🔗🔉

リーディング‐ヒッター【leading hitter】 野球で、打撃率が一位の打者。首位打者。

リード【lead】🔗🔉

リード【lead】 [名]スルうまくできるように相手を導くこと。また、先頭に立って集団を導くこと。「―のうまい捕手」「団員を―する」競技・競走などで、相手に差をつけて優位に立つこと。「五馬身の―」「赤組が三点―している」野球で、走者が次の塁をうかがって塁から進み出ること。「―が大きすぎる」新聞・雑誌で、見出しの次におかれる、記事の内容を要約した文章。前文。前書き。電気の引き込み線。導線。ねじを一回転したときに軸方向に進む距離。

リード‐オフ‐マン【lead-off man】🔗🔉

リード‐オフ‐マン【lead-off man】 野球で、一番打者。トップバッター。

リーフ【leaf】🔗🔉

リーフ【leaf】 木や草の、葉。本・ノートなどの用紙の、一枚。一葉。「ルーズ―」

リーフレット【leaflet】🔗🔉

リーフレット【leaflet】 宣伝・広告や案内・説明などのための、一枚刷りの印刷物。

ル‐アーブル【Le Havre】🔗🔉

ル‐アーブル【Le Havre】 フランス北西部、セーヌ川河口の北岸にある工業都市。大貿易港をもち、大西洋航路の発着地。石油化学工業が盛ん。

ル‐コルビュジェ【Le Corbusier】🔗🔉

ル‐コルビュジェ【Le Corbusier】一八八七〜一九六五]スイス生まれのフランスの建築家。本名Charles douard Jeanneret-Gris 機能的合理主義に基づく近代建築理論の代表的指導者にして実践者。→ピュリスム

ルコント‐ド‐リール【Leconte de Lisle】🔗🔉

ルコント‐ド‐リール【Leconte de Lisle】一八一八〜一八九四]フランスの詩人。本名Charles Marie Leconte高踏派の中心的存在。感情・主観を排し、厳格な形式によって荘重な美の世界を追求した。詩集「古代詩集」「夷狄(いてき)詩集」「悲劇詩集」など。

ル‐シッド【フランスLe Cid】🔗🔉

ル‐シッド【フランスLe Cid】 コルネイユの韻文悲劇。五幕。一六三七年初演。父の仇ゴスマスを殺したロドリーグと、彼の婚約者でゴスマスの娘シメーヌとの愛と義務の相克を描く。

ル‐ナン【Le Nain】🔗🔉

ル‐ナン【Le Nain】 フランスの画家の兄弟。アントワーヌAntoine[一五八八ころ〜一六四八]・ルイLouis[一五九三ころ〜一六四八]・マチューMatthieu[一六〇七〜一六七七]の三人。農民や民衆を題材とした写実的な画風で知られる。

ルブラン【Leblanc】🔗🔉

ルブラン【Leblanc】 (Nicolas 〜)[一七四二〜一八〇六]フランスの化学者。ルブラン法を発明して、ソーダ工業を創始した。(Maurice 〜)[一八六四〜一九四一]フランスの推理小説家。怪盗ルパンを主人公とする一連の作品で知られる。作「水晶の栓」「奇巌城(きがんじよう)」「813」など。

ルマン【Le Mans】🔗🔉

ルマン【Le Mans】 フランス中西部の工業都市。サルト県の県都。自動車工業が盛ん。ルマン二四時間耐久レースの開催地。中世はメーヌ伯領の都。

ル‐モンド【フランスLe Monde】🔗🔉

ル‐モンド【フランスLe Monde】 《世界の意》フランスの代表的な夕刊新聞。一九四四年創刊。政治的中立を堅持。解説・論評が充実している。

レイ【ハワイlei】🔗🔉

レイ【ハワイlei】 ハワイのカナカ人が首に掛ける花輪。ハワイを訪れる人の首に掛けて、歓迎の意を表すのに用いたりする。

レイデン【Leiden】🔗🔉

レイデン【Leiden】 ライデン

レーベン【ドイツLeben】🔗🔉

レーベン【ドイツLeben】 生命。生活。人生。ライフ。

レオ【Leo】🔗🔉

レオ【Leo】 ローマ教皇の名。(一世)[?〜四六一]第四五代教皇。在位四四〇〜六一。ペラギウスらの異端と争い、キリスト単性説を排し、正統教義を確立。フン族・バンダル族の侵入からローマを守った。(三世)[?〜八一六]第九六代教皇。在位七九五〜八一六。フランク王カール大帝にローマ皇帝の冠を加えた。(一〇世)[一四七五〜一五二一]第二二〇代教皇。在位一五一三〜二一。メディチ家の出身で、学問・芸術を奨励。聖ピエトロ大聖堂再建のための贖宥(しよくゆう)状の販売はルターの批判を招き、宗教改革の原因となった。

レオーノフ【Leonid Maksimovich Leonov】🔗🔉

レオーノフ【Leonid Maksimovich Leonov】一八九九〜一九八四]ソ連の小説家。ドストエフスキーの影響を強く受け、深い哲学性、鋭い現実批判などを特色とした。作「泥棒」「ロシアの森」など。

レオナルドダビンチ【Leonardo da Vinci】🔗🔉

レオナルドダビンチ【Leonardo da Vinci】一四五二〜一五一九]イタリアの芸術家・科学者。ルネサンス期の芸術・自然科学の万能的な先覚者で、解剖学・土木工学など広い分野にわたる膨大な数の手稿・スケッチ・素描があり、特に絵画・建築・彫刻においてすぐれた作品を多数残した。絵画に「モナ=リザ」「最後の晩餐(ばんさん)」など。

レオニダス【Leonidas】🔗🔉

レオニダス【Leonidas】?〜前四八〇]古代スパルタの王。テルモピレーの戦いで、ペルシアの大軍に対し少数の軍勢で戦って戦死。武人の鑑(かがみ)とされる。

レガーズ【leg guards】🔗🔉

レガーズ【leg guards】 スポーツ用具の一種。ホッケー・アイスホッケーの選手や、野球の捕手などがつける防護用のすね当て。

レガート【イタリアlegato】🔗🔉

レガート【イタリアlegato】 音と音との間に切れ目を感じさせないように、なめらかに演奏すること。スタッカート。→スラー

レギンス【leggings】🔗🔉

レギンス【leggings】 乳幼児用の、脚にぴったりした細いズボン。毛糸で編み、裾のゴム輪を足にかけてはかせるものが多い。すねあて。脚絆(きやはん)

レクチャー【lecture】🔗🔉

レクチャー【lecture】 [名]スル《「レクチュア」とも》講義。講演。また、説明。それを行うこともいう。「英文学の―を受ける」「機器の扱い方を―する」

レグホン【Leghorn】🔗🔉

レグホン【Leghorn】 《「レグホーン」とも》鶏の一品種。羽色は白色のほか褐色や黒色もあり、代表的な卵用種。イタリアのリボルノ(英語名レグホーン)原産。

レザー【leather】🔗🔉

レザー【leather】 なめし革。皮革。「レザークロス」の略。

レザークロス【leathercloth】🔗🔉

レザークロス【leathercloth】 布の表面に塗料を塗り、皺(しぼ)を型押しして、本物の皮に似せたもの。本の表紙などに使う。

レジェンド【legend】🔗🔉

レジェンド【legend】 伝説。言い伝え。

レジオネラ【ラテンLegionella】🔗🔉

レジオネラ【ラテンLegionella】 グラム陰性の桿菌(かんきん)。鞭毛(べんもう)をもち、水中・土壌中に存在。在郷軍人病(ざいごうぐんじんびよう)の原因となる。

レジオンドヌール‐くんしょう【レジオンドヌール勲章】‐クンシヤウ🔗🔉

レジオンドヌール‐くんしょう【レジオンドヌール勲章】‐クンシヤウ(フランス)Lgion d'honneur》フランスの最高勲章。軍功のあった人や文化に功績のあった人に授与される。五階級に分かれる。一八〇二年、ナポレオン一世が制定。

レシチン【lecithin】🔗🔉

レシチン【lecithin】 代表的な燐脂質(りんししつ)の一。界面活性をもつ。生体膜などの構成成分として動植物に広く分布し、特に脳・神経・卵黄や大豆・酵母などに多い。ホスファチジルコリン。

レジャー【leisure】🔗🔉

レジャー【leisure】 仕事などから解放された自由な時間。余暇。また、それを利用してする娯楽や行楽。「―産業」「―人口」

レダ【Leda】🔗🔉

レダ【Leda】 ギリシア神話で、スパルタ王テュンダレオスの妻。白鳥に身を変えたゼウスと交わって卵を産み、それからヘレネ・ポリュデウケス・カストル・クリュタイムネストラの四子が生まれたという。

レッグ【leg】🔗🔉

レッグ【leg】 脚。

レッグ‐ウオーマー【leg warmers】🔗🔉

レッグ‐ウオーマー【leg warmers】 膝から足首のあたりまでを覆う、毛糸などで筒状に編んだ防寒具。

レナ‐がわ【レナ川】‐がは🔗🔉

レナ‐がわ【レナ川】‐がは 《Lena》ロシア連邦東部を流れる川。バイカル湖の西の山地に源を発して北東に流れ、ヤクーツク付近から北流して北極海に注ぐ。長さ四二七〇キロ。冬季は結氷。

レニングラード【Leningrad】🔗🔉

レニングラード【Leningrad】 サンクトペテルブルグの旧称。一九二四年にレーニンを記念して改称され、九一年まで用いられた。

レバノン【Lebanon】🔗🔉

レバノン【Lebanon】 西アジア、地中海に面する共和国。首都ベイルート。古代フェニキアの地。一六世紀以来トルコ領。第一次大戦後フランスの委任統治領となり、一九四四年に独立。住民は大部分がアラブ人で、キリスト教徒とイスラム教徒が多い。海岸地帯は保養地。人口二八四万(一九九二)

レフト【left】🔗🔉

レフト【left】 左。左側。ライト。野球で、左翼。また、左翼手。ライト。急進的、社会主義的な立場。また、その人。左派。「ニュー―」ライト。

レマン‐こ【レマン湖】🔗🔉

レマン‐こ【レマン湖】 《Lman》スイスとフランスとの国境にある湖。アルプス地方最大の湖で、東西に長く、ローヌ川が貫流する。湖尻にジュネーブがある。面積五八四平方キロメートル。ジュネーブ湖。

レミング【lemming】🔗🔉

レミング【lemming】 ネズミ科の哺乳類。体長一四センチくらいで、尾はごく短い。夜行性。北欧に分布。数年ごとに大繁殖し、群れをなして大移動をする。たびねずみ。

レモネード【lemonade】🔗🔉

レモネード【lemonade】 レモンの果汁を冷水で薄め、甘味を加えた清涼飲料。レモン水。

レモン【lemon】🔗🔉

レモン【lemon】 ミカン科の常緑低木。また、その実。茎・枝にとげが多く、葉は長卵形で、翼はない。七、八月ごろ、内面が白く外面が紫色の花を開く。実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、ビタミンCに富み、ジュースや料理に用いる。インドの原産で、現在はカリフォルニア南部・シチリア島が主産地。日本には明治初期に渡来。《季 秋》◆「檸檬」とも書く。

レモン‐グラス【lemon grass】🔗🔉

レモン‐グラス【lemon grass】 イネ科の多年草。レモンに似た香りがあり、茎や葉からとる精油を石鹸(せつけん)の香料にする。インドの原産で、マレーシア・マダガスカル島・ブラジルでも栽培。レモン草。

レモン‐スカッシュ【lemon squash】🔗🔉

レモン‐スカッシュ【lemon squash】 レモンの果汁に甘味をつけ、冷たいソーダ水で割った清涼飲料。

レモン‐ティー【lemon tea】🔗🔉

レモン‐ティー【lemon tea】 レモンの薄い輪切りやレモン汁を入れた紅茶。

レングス【length】🔗🔉

レングス【length】 長さ。特に、洋裁で縦の長さ、丈(たけ)のこと。「コート―」「ニー―」「ショート―」

レンズ【オランダlens】🔗🔉

レンズ【オランダlens】 《形が扁球状のレンズ豆から》二つの球面、または球面と平面とで囲まれる透明体。外部との屈折率の差によって光を収束または発散させる。凸レンズと凹レンズとがあり、眼鏡や光学機械に使用される。眼球の水晶体(すいしようたい)

レンズ‐シャッター【lens shutter】🔗🔉

レンズ‐シャッター【lens shutter】 カメラの、レンズのすぐ近くについているシャッター。ふつうレンズ部に組み込まれ、金属板のシャッター羽根を開閉して露光する。→フォーカルプレーン‐シャッター

レンツ【Lenz】🔗🔉

レンツ【Lenz】 (Jakob Michael Reinhold 〜)[一七五一〜一七九二]ドイツの劇作家・詩人。シュトゥルム‐ウント‐ドラングの代表者の一人。戯曲「家庭教師」「軍人たち」など。(Heinrich Friedrich Emil 〜)[一八〇四〜一八六五]ロシアの物理学者。電磁気を研究し、レンツの法則を発見。(Max 〜)[一八五〇〜一九三二]ドイツの歴史家。ランケに学ぶ。著「マルチン=ルター」「ビスマルク伝」「ナポレオン」など。

レント【Lent】🔗🔉

レント【Lent】 四旬節(しじゆんせつ)

レント【イタリアlento】🔗🔉

レント【イタリアlento】 音楽で、速度標語の一。遅く、ゆっくりと、の意。

レンマ【lemma】🔗🔉

レンマ【lemma】 補助定理

ワレサ【Lech Wasa】🔗🔉

ワレサ【Lech Wasa】一九四三〜 ]ポーランドの労働運動指導者・政治家。一九八〇年、全国的な自主労組「連帯」を組織して議長となり、政府の弾圧に抵抗。共産主義政権崩壊後の九〇年、大統領に選出。八三年ノーベル平和賞受賞。

大辞泉LEで始まるの検索結果 1-99もっと読み込む