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おそ【×獺】をそ🔗⭐🔉
おそ【×獺】をそ
カワウソの別名。「片身境(さか)うて―が食べてござる」〈虎明狂・鱸庖丁〉
お‐そ【悪阻】ヲ‐🔗⭐🔉
お‐そ【悪阻】ヲ‐
つわり。
おそ【遅・△鈍】🔗⭐🔉
おそ【遅・△鈍】
《形容詞「おそい」の語幹》心の働きの鈍いこと。愚か。まぬけ。「みやびをと我は聞けるをやど貸さず我を帰せり―のみやびを」〈万・一二六〉
おそ‐あき【△晩秋】🔗⭐🔉
おそ‐あき【△晩秋】
秋のすえ。ばんしゅう。「―の静かなる落日(いりひ)のなかに」〈白秋・謀叛〉《季 秋》
おそ‐あし【遅足】🔗⭐🔉
おそ‐あし【遅足】
ゆっくり歩くこと。
おそい【襲】おそひ🔗⭐🔉
おそい【襲】おそひ
上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。「御―はいづれをか奉らむ」〈宇津保・内侍督〉
上を覆うもの。覆い。「車の簾、かたはらなどに挿し余りて、―、棟などに」〈枕・九九〉
屏風(びようぶ)の縁を押さえる添え木。襲木(おそいぎ)。「―にはみな蒔絵(まきゑ)したり」〈栄花・衣の珠〉
屋根板を押さえる石や木。「今朝、―の石、水門へおびただしく落ちて候ふほどに」〈戴恩記〉
上着。女房などが、袿(うちき)・打ち衣(ぎぬ)の上に着たもの。「御―はいづれをか奉らむ」〈宇津保・内侍督〉
上を覆うもの。覆い。「車の簾、かたはらなどに挿し余りて、―、棟などに」〈枕・九九〉
屏風(びようぶ)の縁を押さえる添え木。襲木(おそいぎ)。「―にはみな蒔絵(まきゑ)したり」〈栄花・衣の珠〉
屋根板を押さえる石や木。「今朝、―の石、水門へおびただしく落ちて候ふほどに」〈戴恩記〉
おそ・い【遅い・△鈍い】🔗⭐🔉
おそ・い【遅い・△鈍い】
[形]
おそ・し[ク]
物事の進む度合いが小さい。動作・進行などに時間がかかる。のろい。「列車の進み方が―・い」「仕事が―・い」「進歩が―・い」「物わかりが―・い」
速い。
(「晩い」とも書く)ある基準より、かなり時がたっている。時期が遅れている。「―・い朝食をとる」「もう―・いから寝よう」「今年は花が―・い」
早い。
時機に遅れている。間に合わない。「悔やんでももう―・い」
[派生]おそさ[名]
[類語](
)のろい・のろくさい・まだるい・まだるっこい・緩慢・緩徐・遅緩・スロー・スローモー(動きの遅いようすを表す語)遅遅(ちち)・のろのろ・そろそろ・ゆっくり/(
)手遅れ・後(あと)の祭り
おそ・し[ク]
物事の進む度合いが小さい。動作・進行などに時間がかかる。のろい。「列車の進み方が―・い」「仕事が―・い」「進歩が―・い」「物わかりが―・い」
速い。
(「晩い」とも書く)ある基準より、かなり時がたっている。時期が遅れている。「―・い朝食をとる」「もう―・いから寝よう」「今年は花が―・い」
早い。
時機に遅れている。間に合わない。「悔やんでももう―・い」
[派生]おそさ[名]
[類語](
)のろい・のろくさい・まだるい・まだるっこい・緩慢・緩徐・遅緩・スロー・スローモー(動きの遅いようすを表す語)遅遅(ちち)・のろのろ・そろそろ・ゆっくり/(
)手遅れ・後(あと)の祭り
おそい‐かか・る【襲い掛(か)る】おそひ‐🔗⭐🔉
おそい‐かか・る【襲い掛(か)る】おそひ‐
[動ラ五(四)]相手に向かって危害を加えようと突然向かっていく。「猛犬が―・ってきた」
おそ・う【襲う】おそふ🔗⭐🔉
おそ・う【襲う】おそふ
[動ワ五(ハ四)]
不意に攻めかかる。不意に危害を加える。襲撃する。「敵を―・う」「寝込みを―・う」「暴漢に―・われる」
不意にやって来る。急におしかける。「新婚家庭を―・う」「清い香りがかすかに鼻を―・う気分がした」〈漱石・草枕〉
風雨や地震などが起こって、被害を及ぼす。「津波が三陸沿岸を―・う」
(多く受け身の形で)好ましくないことが、覆いかぶさるようにやってくる。「死の恐怖に―・われる」「激痛に―・われる」→魘(おそ)われる
家系・地位などを受け継ぐ。「先代の跡を―・う」
押しつける。のしかかる。「船は―・ふ、海のうちの空を」〈土佐〉
[可能]おそえる
不意に攻めかかる。不意に危害を加える。襲撃する。「敵を―・う」「寝込みを―・う」「暴漢に―・われる」
不意にやって来る。急におしかける。「新婚家庭を―・う」「清い香りがかすかに鼻を―・う気分がした」〈漱石・草枕〉
風雨や地震などが起こって、被害を及ぼす。「津波が三陸沿岸を―・う」
(多く受け身の形で)好ましくないことが、覆いかぶさるようにやってくる。「死の恐怖に―・われる」「激痛に―・われる」→魘(おそ)われる
家系・地位などを受け継ぐ。「先代の跡を―・う」
押しつける。のしかかる。「船は―・ふ、海のうちの空を」〈土佐〉
[可能]おそえる
おそ‐うし【遅牛】🔗⭐🔉
おそ‐うし【遅牛】
《「おそうじ」とも》歩みの遅い牛。
お‐そうそう【△御草草】‐サウサウ🔗⭐🔉
お‐そうそう【△御草草】‐サウサウ
[形動]
[ナリ]客あしらいの粗末であるさま。あいさつ語として使う。「茶も注(い)れねえで、余(あんま)り―だッけね」〈柳浪・骨ぬすみ〉
[ナリ]客あしらいの粗末であるさま。あいさつ語として使う。「茶も注(い)れねえで、余(あんま)り―だッけね」〈柳浪・骨ぬすみ〉
おそうそう‐さま【△御草草様】おサウサウ‐🔗⭐🔉
おそうそう‐さま【△御草草様】おサウサウ‐
[形動]
[ナリ]「御草草」をさらに丁寧にいう語。
[ナリ]「御草草」をさらに丁寧にいう語。
おそ‐うまれ【遅生(ま)れ】🔗⭐🔉
おそ‐うまれ【遅生(ま)れ】
四月二日から一二月三一日までに生まれたこと。また、その人。同じ年の早生まれの子供より一年遅く就学するところからいう。
早生まれ。
早生まれ。
おそかれ‐はやかれ【遅かれ早かれ】🔗⭐🔉
おそかれ‐はやかれ【遅かれ早かれ】
[副]時期に遅い早いの違いはあっても。いつかは。早晩(そうばん)。「―返事はよこすだろう」
おそ‐き【襲着・襲△衣】🔗⭐🔉
おそ‐き【襲着・襲△衣】
上に重ねて着る衣。上着。「栲衾(たくぶすま)白山風の寝なへども児ろが―のあろこそ良(え)しも」〈万・三五〇九〉
おそき‐ひ【遅き日】🔗⭐🔉
おそき‐ひ【遅き日】
〔連語〕《「遅日(ちじつ)」を訓読みにした語》春の日。日なが。《季 春》
おそく‐も【遅くも】🔗⭐🔉
おそく‐も【遅くも】
[副]遅くなったとしても。遅くとも。「―夕方までには帰る」
おそ‐ざき【遅咲き】🔗⭐🔉
おそ‐ざき【遅咲き】
同類のものより時期が遅れて花が咲くこと。また、その草木。
早咲き。
早咲き。
おそ‐ざくら【遅桜】🔗⭐🔉
おそ‐ざくら【遅桜】
遅咲きの桜。《季 春》「風声の下(お)り居の君や―/蕪村」
おそし‐さま【△御祖師様】🔗⭐🔉
おそし‐さま【△御祖師様】
祖師の尊称。特に、日蓮宗で日蓮の尊称。
おそ‐じも【遅霜・△晩霜】🔗⭐🔉
おそ‐じも【遅霜・△晩霜】
晩春・初夏のころの季節はずれの霜。晩霜(ばんそう)。
おそ‐ぢえ【遅知恵】‐ヂヱ🔗⭐🔉
おそ‐ぢえ【遅知恵】‐ヂヱ
子供の知恵の発達のしかたが遅れていること。奥知恵。
事が終わったあとに出てくる知恵。あと知恵。
子供の知恵の発達のしかたが遅れていること。奥知恵。
事が終わったあとに出てくる知恵。あと知恵。
おそ‐で【遅出】🔗⭐🔉
おそ‐で【遅出】
いつもより遅く出勤すること。
早出(はやで)。
遅番(おそばん)。
早出(はやで)。
いつもより遅く出勤すること。
早出(はやで)。
遅番(おそばん)。
早出(はやで)。
お‐そなえ【△御供え】‐そなへ🔗⭐🔉
お‐そなえ【△御供え】‐そなへ
神仏に供える物。金・食品・花など。おそなえもの。お供物(くもつ)。
「御供え餅」の略。
神仏に供える物。金・食品・花など。おそなえもの。お供物(くもつ)。
「御供え餅」の略。
おそなえ‐もち【△御供え×餅】おそなへ‐🔗⭐🔉
おそなえ‐もち【△御供え×餅】おそなへ‐
正月や祭礼のときに、神仏に供える餅。鏡餅。
おそなえ‐もの【△御供え物】おそなへ‐🔗⭐🔉
おそなえ‐もの【△御供え物】おそなへ‐
「御供え
」に同じ。
」に同じ。
おそなわ・る【遅なわる】おそなはる🔗⭐🔉
おそなわ・る【遅なわる】おそなはる
[動ラ五(四)]遅くなる。遅れる。「阿母(おかあさま)、大層―・りました」〈蘆花・不如帰〉
おその‐ろくさ【お園六三】🔗⭐🔉
おその‐ろくさ【お園六三】
寛延二年(一七四九)に起こった大坂南地の遊女お園と大工の六三郎との心中事件を脚色した、浄瑠璃・歌舞伎などの通称。常磐津節「三世相錦繍文章(さんぜそうにしきぶんしよう)」が有名。
お‐そば【△御△側】🔗⭐🔉
お‐そば【△御△側】
貴人・主君を敬って、その近辺をいう語。
主君の身近に仕える人。近習(きんじゆ)・腰元など。「奥勤めの―玉章(たまづさ)」〈人・娘節用・前〉
貴人・主君を敬って、その近辺をいう語。
主君の身近に仕える人。近習(きんじゆ)・腰元など。「奥勤めの―玉章(たまづさ)」〈人・娘節用・前〉
おそ‐ば【遅場】🔗⭐🔉
おそ‐ば【遅場】
稲の成熟の遅い地方。
早場(はやば)。
早場(はやば)。
おそ‐ば【×
歯】🔗⭐🔉
おそ‐ば【×
歯】
八重歯(やえば)。〈和名抄〉
歯】
八重歯(やえば)。〈和名抄〉
おそば・うおそばふ🔗⭐🔉
おそば・うおそばふ
[動ハ下二]ふざける。じゃれる。そばえる。「―・へて、あれおしこぼちてむと腹立ちののしれば」〈落窪・一〉
おそば‐ごようにん【△御△側御用人】🔗⭐🔉
おそば‐ごようにん【△御△側御用人】
側用人(そばようにん)
側用人(そばようにん)
おそば‐さらず【△御△側去らず】🔗⭐🔉
おそば‐さらず【△御△側去らず】
常に主君のそばに仕えている家来。主君の寵愛(ちようあい)の厚い側近。「平家譜代の―、瀬尾の十郎兼氏」〈浄・布引滝〉
おそば‐しゅう【△御△側衆】🔗⭐🔉
おそば‐しゅう【△御△側衆】
側衆(そばしゆう)
側衆(そばしゆう)
おそば‐づき【△御△側付き】🔗⭐🔉
おそば‐づき【△御△側付き】
貴人・主君のそばに仕えること。また、その人。
おそば‐まい【遅場米】🔗⭐🔉
おそば‐まい【遅場米】
稲の収穫期の遅い地方でとれる米。
早場米。
早場米。
おそ‐ばん【遅番】🔗⭐🔉
おそ‐ばん【遅番】
交代制勤務で、後から出勤するほうの番。遅出(おそで)。
早番(はやばん)。
早番(はやばん)。
おそ‐びん【遅便】🔗⭐🔉
おそ‐びん【遅便】
郵便や飛行機などの定期便のうち、その日のうちで遅く出発したり到着したりするもの。
早便。
早便。
おそぶ・る🔗⭐🔉
おそぶ・る
[動ラ四]押して揺さぶる。「嬢子(をとめ)の寝(な)すや板戸を―・らひ」〈記・上・歌謡〉
おそ‐まき【遅×蒔き】🔗⭐🔉
おそ‐まき【遅×蒔き】
時期を遅らせて種をまくこと。また、その品種。「―の麦」
(多く「おそまきながら」「おそまきでも」の形で)時機に遅れて物事をすること。「―ながら調査に乗り出す」
時期を遅らせて種をまくこと。また、その品種。「―の麦」
(多く「おそまきながら」「おそまきでも」の形で)時機に遅れて物事をすること。「―ながら調査に乗り出す」
お‐そまつ【△御粗末】🔗⭐🔉
お‐そまつ【△御粗末】
[形動]下等・低級であるとして、ひやかし、また謙遜・自嘲などの気持ちをこめていう語。「値段の割には―な料理」「我ながら―な話だ」
おそまつ‐さま【△御粗末様】🔗⭐🔉
おそまつ‐さま【△御粗末様】
[形動]他人に提供したものについて礼を言われたとき、謙遜の気持ちをこめていう語。「―でございました」
おそめ【お染】🔗⭐🔉
おそめ【お染】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「道行浮塒鴎(みちゆきうきねのともどり)」。四世鶴屋南北作詞、初世清元斎兵衛作曲。文政八年(一八二五)江戸中村座初演。心中しようと隅田川の堤へ来かかったお染と久松に、猿回しが意見する。
おそ‐め【遅め】🔗⭐🔉
おそ‐め【遅め】
[名・形動]
決まった時刻よりやや遅いこと。また、そのさま。「ふだんより―に家を出る」
速さが普通よりやや遅いこと。また、そのさま。「―なペースで走る」
決まった時刻よりやや遅いこと。また、そのさま。「ふだんより―に家を出る」
速さが普通よりやや遅いこと。また、そのさま。「―なペースで走る」
おそめ‐はんくろう【お染半九郎】‐ハンクラウ🔗⭐🔉
おそめ‐はんくろう【お染半九郎】‐ハンクラウ
歌舞伎「鳥辺山心中」の両主人公の名。
おそめ‐ひさまつ【お染久松】🔗⭐🔉
おそめ‐ひさまつ【お染久松】
宝永五年(一七〇八)に起こった大坂瓦屋橋(かわらやばし)油屋の娘お染と丁稚(でつち)久松の心中事件を題材にした浄瑠璃・歌舞伎などの通称。浄瑠璃「新版歌祭文」、歌舞伎狂言「お染久松色読販(うきなのよみうり)」など。
おそめひさまつうきなのよみうり【お染久松色読販】🔗⭐🔉
おそめひさまつうきなのよみうり【お染久松色読販】
歌舞伎狂言。世話物。三幕。四世鶴屋南北作。文化一〇年(一八一三)江戸森田座初演。早変わりを見せ場とするお染久松物。通称「お染の七役」。
おそらく【恐らく】🔗⭐🔉
おそらく【恐らく】
[副]《「恐らくは」の略》
確度の高い推量を表す語。きっと。「明日は―雨だろう」
はばかりながら。「身共は一人ぢゃと思うて、あなどっておぢゃるが、―、いづれも大勢なれども、負くる太郎ではおりないぞ」〈虎寛狂・千切木〉→多分(たぶん)[用法]
確度の高い推量を表す語。きっと。「明日は―雨だろう」
はばかりながら。「身共は一人ぢゃと思うて、あなどっておぢゃるが、―、いづれも大勢なれども、負くる太郎ではおりないぞ」〈虎寛狂・千切木〉→多分(たぶん)[用法]
おそらく‐は【恐らくは】🔗⭐🔉
おそり【恐り】🔗⭐🔉
おそり【恐り】
《動詞「恐る」(上二段)の連用形から》心配。危険。おそれ。「このわたり、海賊の―ありといへば」〈土佐〉
おそる‐おそる【恐る恐る】🔗⭐🔉
おそる‐おそる【恐る恐る】
[副]恐れからひどく緊張して事を行うさま。「―丸木橋を渡る」
おそる‐べき【恐るべき】🔗⭐🔉
おそる‐べき【恐るべき】
〔連語〕
恐れなければならない。恐れるのが当然の。「―自然破壊」
程度がはなはだしいさま。非常な。「―速さ」
恐れなければならない。恐れるのが当然の。「―自然破壊」
程度がはなはだしいさま。非常な。「―速さ」
おそれ【恐れ・×畏れ・虞】🔗⭐🔉
おそれ【恐れ・×畏れ・虞】
こわがる気持ち。恐怖。不安。「将来への漠たる―」
敬い、かしこまる気持ち。畏怖(いふ)・畏敬(いけい)の念。「神の偉大さに―をいだく」
よくないことが起こるかもしれないという心配。懸念。「自殺の―がある」
こわがる気持ち。恐怖。不安。「将来への漠たる―」
敬い、かしこまる気持ち。畏怖(いふ)・畏敬(いけい)の念。「神の偉大さに―をいだく」
よくないことが起こるかもしれないという心配。懸念。「自殺の―がある」
おそれ‐い・る【恐れ入る・×畏れ入る】🔗⭐🔉
おそれ‐い・る【恐れ入る・×畏れ入る】
[動ラ五(四)]
相手の好意などに対して、ありがたいと思う。恐縮する。「ご厚情のほど―・ります」
相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。「恐れ入りますが」の形で、ものを頼んだり尋ねたりするときなどのあいさつの言葉としても用いる。恐縮する。「ご心配をおかけして―・ります」
あまりのことに驚き入るばかりである。
相手の才能・力量に太刀打ちできないと思う。脱帽する。「―・った腕前だ」
物事のひどさにあきれる。「あれで秀才とは―・るよ」
非常にこわがる。「この法師いよいよ―・りたり」〈著聞集・一七〉
相手の好意などに対して、ありがたいと思う。恐縮する。「ご厚情のほど―・ります」
相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。「恐れ入りますが」の形で、ものを頼んだり尋ねたりするときなどのあいさつの言葉としても用いる。恐縮する。「ご心配をおかけして―・ります」
あまりのことに驚き入るばかりである。
相手の才能・力量に太刀打ちできないと思う。脱帽する。「―・った腕前だ」
物事のひどさにあきれる。「あれで秀才とは―・るよ」
非常にこわがる。「この法師いよいよ―・りたり」〈著聞集・一七〉
おそれ‐おお・い【恐れ多い・×畏れ多い】‐おほい🔗⭐🔉
おそれ‐おお・い【恐れ多い・×畏れ多い】‐おほい
[形]
おそれおほ・し[ク]
貴人や尊敬する人などに対して、失礼になるので申し訳ない。「―・いことですが一言申し上げます」
わが身にはありがたく、もったいない。「―・くも国王からお言葉を賜る」
おそれおほ・し[ク]
貴人や尊敬する人などに対して、失礼になるので申し訳ない。「―・いことですが一言申し上げます」
わが身にはありがたく、もったいない。「―・くも国王からお言葉を賜る」
おそれ‐おのの・く【恐れ△戦く】‐をののく🔗⭐🔉
おそれ‐おのの・く【恐れ△戦く】‐をののく
[動カ五(四)]恐ろしさのためにからだが震える。ひどく恐れる。「一連の放火事件に住民は―・いている」
おそれ‐げ【恐れ気】🔗⭐🔉
おそれ‐げ【恐れ気】
恐れるようす。「―もなく」
おそれ‐ざん【恐山】🔗⭐🔉
おそれ‐ざん【恐山】
青森県、下北半島北部の火山。標高八二八メートル。山頂はカルデラが形成され、火山湖や温泉があり、多数の硫気孔が異様な景観を呈する。湖岸の円通寺では七月の地蔵講に「いたこ」とよばれる巫女(みこ)の口寄せが行われる。宇曾利(うそり)山。
おそれ‐ながら【恐れ×乍ら】🔗⭐🔉
おそれ‐ながら【恐れ×乍ら】
[副]恐れ多いことですが。恐縮ですが。「―申し上げます」
おそ・れる【恐れる・△怖れる・×畏れる・×懼れる】🔗⭐🔉
おそ・れる【恐れる・△怖れる・×畏れる・×懼れる】
[動ラ下一]
おそ・る[ラ下二]
危険を感じて不安になる。恐怖心を抱く。「報復を―・れる」「死を―・れる」「社会から―・れられている病気」
よくないことが起こるのではないかと心配する。危ぶむ。「失敗を―・れるな」「トキの絶滅を―・れる」
近づきがたいものとしてかしこまり敬う。畏敬(いけい)する。「神をも―・れぬしわざ」
《近世江戸語》「恐れ入る
」に同じ。「栄螺(さざえ)の壺へ赤辛螺(あかにし)を入れて出すから―・れらあ」〈洒・四十八手〉
[類語](
)こわがる・臆(おく)する・おびえる・びくつく・びくびくする・おどおどする・おじる・おじける・恐怖する・恐れをなす/(
)危惧(きぐ)する・危懼(きく)する・懸念する・憂える・気づかう/(
)憚(はばか)る・畏怖(いふ)する
おそ・る[ラ下二]
危険を感じて不安になる。恐怖心を抱く。「報復を―・れる」「死を―・れる」「社会から―・れられている病気」
よくないことが起こるのではないかと心配する。危ぶむ。「失敗を―・れるな」「トキの絶滅を―・れる」
近づきがたいものとしてかしこまり敬う。畏敬(いけい)する。「神をも―・れぬしわざ」
《近世江戸語》「恐れ入る
」に同じ。「栄螺(さざえ)の壺へ赤辛螺(あかにし)を入れて出すから―・れらあ」〈洒・四十八手〉
[類語](
)こわがる・臆(おく)する・おびえる・びくつく・びくびくする・おどおどする・おじる・おじける・恐怖する・恐れをなす/(
)危惧(きぐ)する・危懼(きく)する・懸念する・憂える・気づかう/(
)憚(はばか)る・畏怖(いふ)する
おそろ【恐ろ】🔗⭐🔉
おそろ【恐ろ】
[形動]《形容詞「おそろし」の語幹から出た近世江戸語》
恐れ入ったさま。「この白紙(しらかみ)したためおき、水にひたせばみな読める。こりゃ―だ」〈浄・矢口渡〉
恐ろしいさま。「あれ―の有様やな、助け給へ」〈黄・高漫斉〉
恐れ入ったさま。「この白紙(しらかみ)したためおき、水にひたせばみな読める。こりゃ―だ」〈浄・矢口渡〉
恐ろしいさま。「あれ―の有様やな、助け給へ」〈黄・高漫斉〉
お‐そろい【△御×揃い】‐そろひ🔗⭐🔉
お‐そろい【△御×揃い】‐そろひ
二人以上の人が連れ立っていることを敬っていう語。「皆さん―でおいでください」
衣服の色柄や持ち物などが同じであることを丁寧にいう語。「―のセーター」
二人以上の人が連れ立っていることを敬っていう語。「皆さん―でおいでください」
衣服の色柄や持ち物などが同じであることを丁寧にいう語。「―のセーター」
おそろし・い【恐ろしい】🔗⭐🔉
おそろし・い【恐ろしい】
[形]
おそろ・し[シク]《動詞「恐る」の形容詞化》
危険を感じて、不安である。こわい。「―・い目にあう」「戦争になるのが―・い」「ほめるだけほめて後が―・い」
程度がはなはだしい。
驚くほどすぐれている。はかりしれない。「―・く頭の回転が速い」「人の一念とは―・いものだ」
驚きあきれるほどである。ひどい。「―・く寒い」「こんなことも知らないとは―・い」
[派生]おそろしがる[動ラ五(四)]おそろしげ[形動]おそろしさ[名]
[用法]おそろしい・こわい――「草原で恐ろしい毒蛇にあい、怖かった」「彼の恐ろしい考えを知って、怖くなった」のように用いる。それぞれの「恐ろしい」「怖い」を入れ換えるのは不自然である。◇「恐ろしい」は、「怖い」に比べて、より客観的に対象の危険性を表す。「怖い」は主観的な恐怖感を示す。「草原で恐ろしい蛇にあって」も「怖い」とは感じない場合もあるわけである。◇「恐ろしい」は、「日曜の行楽地は恐ろしいばかりの人出だ」「習慣とは恐ろしいものだ」のように、程度がはなはだしいとか、驚くほどだ、ということを示す場合もある。この場合、「怖い」とはふつう言わない。「怖いほどの人出」と言えば、自分に危険が及びそうな、という主観的表現となる。
おそろ・し[シク]《動詞「恐る」の形容詞化》
危険を感じて、不安である。こわい。「―・い目にあう」「戦争になるのが―・い」「ほめるだけほめて後が―・い」
程度がはなはだしい。
驚くほどすぐれている。はかりしれない。「―・く頭の回転が速い」「人の一念とは―・いものだ」
驚きあきれるほどである。ひどい。「―・く寒い」「こんなことも知らないとは―・い」
[派生]おそろしがる[動ラ五(四)]おそろしげ[形動]おそろしさ[名]
[用法]おそろしい・こわい――「草原で恐ろしい毒蛇にあい、怖かった」「彼の恐ろしい考えを知って、怖くなった」のように用いる。それぞれの「恐ろしい」「怖い」を入れ換えるのは不自然である。◇「恐ろしい」は、「怖い」に比べて、より客観的に対象の危険性を表す。「怖い」は主観的な恐怖感を示す。「草原で恐ろしい蛇にあって」も「怖い」とは感じない場合もあるわけである。◇「恐ろしい」は、「日曜の行楽地は恐ろしいばかりの人出だ」「習慣とは恐ろしいものだ」のように、程度がはなはだしいとか、驚くほどだ、ということを示す場合もある。この場合、「怖い」とはふつう言わない。「怖いほどの人出」と言えば、自分に危険が及びそうな、という主観的表現となる。
おそわ・る【教わる】をそはる🔗⭐🔉
おそわ・る【教わる】をそはる
[動ラ五(四)]教えを受ける。教えてもらう。「小学校で―・った先生」「やり方を―・る」
おそわ・る【×魘はる】おそはる🔗⭐🔉
おそわ・る【×魘はる】おそはる
[動ラ下二]「おそわれる」の文語形。
畏🔗⭐🔉
畏
[音]イ
[訓]おそ‐れる
かしこ‐い
かしこ
かしこ‐まる
[部首]田
[総画数]9
[コード]区点 1658
JIS 305A
S‐JIS 88D8
[難読語]
→ウイグル【Uighur】
恐🔗⭐🔉
恐
[音]キョウ
ク
[訓]おそ‐れる
おそ‐ろしい
[部首]心
[総画数]10
[コード]区点 2218
JIS 3632
S‐JIS 8BB0
[分類]常用漢字
虞🔗⭐🔉
虞
[音]グ
[訓]おそ‐れる
おそれ
はか‐る
たの‐しむ
やすん‐じる
あやま‐り
[部首]虍
[総画数]13
[コード]区点 2283
JIS 3673
S‐JIS 8BF1
[分類]常用漢字
[難読語]
→あご‐わん【英虞湾】
→ぐ‐ぜい【虞
】
→ゆう‐ぐ【憂惧・憂虞】
】
→ゆう‐ぐ【憂惧・憂虞】
襲🔗⭐🔉
襲
[音]シュウ
[訓]おそ‐う
つ‐ぐ
よ‐る
かさ‐ねる
かさね
きる
そ
[部首]衣
[総画数]22
[コード]区点 2917
JIS 3D31
S‐JIS 8F50
[分類]常用漢字
[難読語]
→おそ‐き【襲着・襲衣】
→くま‐そ【熊襲・熊曾】
→しほう‐しゃ【襲芳舎】
→そつひこ‐まゆみ【襲津彦真弓】
→そ‐の‐くに【襲国】
→まつ‐がさね【松重・松襲】
→やなぎ‐がさね【柳襲】
遅🔗⭐🔉
遅
[音]チ
ジ
[訓]おそ‐い
おく‐れる
おく‐らす
ま‐つ
すなわ‐ち
[部首]
[総画数]12
[コード]区点 3557
JIS 4359
S‐JIS 9278
[分類]常用漢字
[難読語]
→うっち‐おっそう【尉遅乙僧】
→おおなむち‐の‐かみ【大己貴神・大穴牟遅神】
[総画数]12
[コード]区点 3557
JIS 4359
S‐JIS 9278
[分類]常用漢字
[難読語]
→うっち‐おっそう【尉遅乙僧】
→おおなむち‐の‐かみ【大己貴神・大穴牟遅神】
鈍🔗⭐🔉
鈍
[音]トン
ドン
[訓]にぶ‐い
にぶ‐る
なまくら
のろ‐い
おそ‐い
[部首]金
[総画数]12
[コード]区点 3863
JIS 465F
S‐JIS 93DD
[分類]常用漢字
[難読語]
→あお‐にび【青鈍】
→うす‐にび【薄鈍】
→うす‐のろ【薄鈍】
→なまくら‐がたな【鈍刀】
→にび‐いろ【鈍色】
→のろ‐ま【鈍間・野呂間・野呂松】
晩🔗⭐🔉
晩
[音]バン
マン
[訓]くれ
おそ‐い
[部首]日
[総画数]12
[コード]区点 4053
JIS 4855
S‐JIS 94D3
[分類]常用漢字
[難読語]
→おく‐て【奥手・晩生・晩稲】
→おしね【晩稲】
→おそ‐じも【遅霜・晩霜】
→ばん‐しょう【晩餉】
[音]バン
マン
[訓]くれ
おそ‐い
[部首]日
[総画数]12
[コード]区点 4053
JIS 4855
S‐JIS 94D3
[分類]常用漢字
[難読語]
→おく‐て【奥手・晩生・晩稲】
→おしね【晩稲】
→おそ‐じも【遅霜・晩霜】
→ばん‐しょう【晩餉】
怖🔗⭐🔉
怖
[音]フ
ホ
[訓]おそ‐れる
お‐じる
こわ‐い
[部首]心
[総画数]8
[コード]区点 4161
JIS 495D
S‐JIS 957C
[分類]常用漢字
[難読語]
→おぞ‐け【怖気】
→こわもて【強面・怖面】
怐🔗⭐🔉
怐
[音]コウ
ク
[訓]おろ‐か
おそ‐れる
[部首]心
[総画数]8
[コード]区点 5565
JIS 5761
S‐JIS 9C81
怕🔗⭐🔉
怕
[音]ハ
ハク
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]8
[コード]区点 5570
JIS 5766
S‐JIS 9C86
恟🔗⭐🔉
恟
[音]キョウ
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]9
[コード]区点 5579
JIS 576F
S‐JIS 9C8F
恂🔗⭐🔉
恂
[音]ジュン
シュン
[訓]まこと
おそ‐れる
またた‐く
[部首]心
[総画数]9
[コード]区点 5586
JIS 5776
S‐JIS 9C96
惧🔗⭐🔉
惧
[音]ク
グ
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]11
[コード]区点 5592
JIS 577C
S‐JIS 9C9C
悚🔗⭐🔉
悚
[音]ショウ
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]10
[コード]区点 5594
JIS 577E
S‐JIS 9C9E
[難読語]
→しょう‐く【悚懼】
→しょう‐しょう【悚悚・竦竦】
→しょう‐ぜん【悚然・竦然】
→しん‐しょう【震悚】
惴🔗⭐🔉
惴
[音]ズイ
スイ
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]12
[コード]区点 5624
JIS 5838
S‐JIS 9CB6
愬🔗⭐🔉
愬
[音]ソ
サク
[訓]うった‐える
む‐かう
おそ‐れる
[部首]心
[総画数]14
[コード]区点 5639
JIS 5847
S‐JIS 9CC5
慴🔗⭐🔉
慴
[音]ショウ
シュウ
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]14
[コード]区点 5650
JIS 5852
S‐JIS 9CD0
[難読語]
→しょう‐ふく【懾服・懾伏・慴伏】
→しん‐しょう【震慴・震懾】
憺🔗⭐🔉
憺
[音]タン
[訓]うご‐く
おそ‐れる
[部首]心
[総画数]16
[コード]区点 5675
JIS 586B
S‐JIS 9CE9
懍🔗⭐🔉
懍
[音]リン
ラン
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]16
[コード]区点 5678
JIS 586E
S‐JIS 9CEC
懾🔗⭐🔉
懾
[音]ショウ
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]21
[コード]区点 5687
JIS 5877
S‐JIS 9CF5
[難読語]
→しょう‐ふく【懾服・懾伏・慴伏】
→しん‐しょう【震慴・震懾】
晏🔗⭐🔉
晏
[音]アン
[訓]おそ‐い
やす‐らか
[部首]日
[総画数]10
[コード]区点 5871
JIS 5A67
S‐JIS 9DE5
[分類]人名用漢字
竦🔗⭐🔉
竦
[音]ショウ
[訓]おそ‐れる
[部首]立
[総画数]12
[コード]区点 6780
JIS 6370
S‐JIS E290
[難読語]
→しょう‐しょう【悚悚・竦竦】
→しょう‐ぜん【悚然・竦然】
→しょう‐どう【竦動】
蛩🔗⭐🔉
蛩
[音]キョウ
[訓]こおろぎ
いなご
げじげじ
おそ‐れる
[部首]虫
[総画数]12
[コード]区点 7362
JIS 695E
S‐JIS E57D
[難読語]
→しゅう‐きょう【秋蛩】
遲🔗⭐🔉
遲
[音]チ
ジ
[訓]おそ‐い
おく‐れる
おく‐らす
ま‐つ
すなわ‐ち
[部首]
[総画数]16
[コード]区点 7815
JIS 6E2F
S‐JIS E7AD
[総画数]16
[コード]区点 7815
JIS 6E2F
S‐JIS E7AD
🔗⭐🔉
[音]ジュツ
チュツ
[訓]おそ‐れる
[部首]心
[総画数]8
[難読語]
→じゅっ‐てき【
】
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[副]
〔連語〕恐れることは。「―なほ此の心得る事如何」〈拾玉得花〉
[動ラ下二]「おそれる」の文語形。◆古語では、「かつは人の耳におそり、かつは歌の心に恥ぢ思へど」〈古今・仮名序〉のように、上二段・四段のいずれかはっきりしない例が多いが、上二段活用のほうが多く現れる。