複数辞典一括検索+

クーシュ【Polykarp Kusch】🔗🔉

クーシュ【Polykarp Kusch】一九一一〜]米国の物理学者。ドイツの生まれ。一九一二年渡米、翌年帰化。マイクロ波発振器の開発、電子の磁気モーメントの精密決定などに貢献した。一九五五年、W=E=ラムとともにノーベル物理学賞受賞。

ピーシーアール‐ほう【PCR法】‐ハフ🔗🔉

ピーシーアール‐ほう【PCR法】‐ハフ 《polymerase chain reaction》微量のDNAを、その複製に関与する酵素ポリメラーゼを用いて、大量に増やす方法。合成酵素連鎖反応法。

ピー‐シー‐ビー【PCB】🔗🔉

ピー‐シー‐ビー【PCB】 《polychlorinated biphenyl》二つのフェニル基が結合したビフェニルに塩素が多く付加している化合物の総称。化学的に安定で、絶縁油・熱媒体・可塑剤・潤滑油などに広く使われたが、生体に蓄積され有害なので、現在は使用禁止。ポリ塩化ビフェニル。

ポリ【poly】🔗🔉

ポリ【poly】 「ポリエチレン」の略。「―バケツ」「―袋」他の語の上に付いて複合語をつくり、複数の、の意を表す。特に化学では重合体の意を表す。「―ウレタン」「―ガミー」

ポリアクリロニトリル【polyacrylonitrile】🔗🔉

ポリアクリロニトリル【polyacrylonitrile】 アクリロニトリルの付加重合などによって得られる高分子化合物。軟化点が高く、繊維としてすぐれた性質をもち、アクリル繊維などの主成分。PAN。

ポリアセタール【polyacetal】🔗🔉

ポリアセタール【polyacetal】 アセタール結合-OCR2O-(Rはアルキル基)をもつ重合体の総称。アルデヒド類の重合によって得られ、ポリオキシメチレンなどがあり、アセタール樹脂の主成分。エンジニアリング‐プラスチックとして用いられる。

ポリアミド【polyamide】🔗🔉

ポリアミド【polyamide】 アミド結合-CO-NH-によって重合した高分子化合物の総称。紡糸して合成繊維ナイロンを作る。

ポリアンドリー【polyandry】🔗🔉

ポリアンドリー【polyandry】 一妻多夫。→ポリガミー

ポリープ【polyp】🔗🔉

ポリープ【polyp】 ポリプ皮膚や粘膜の表面に、キノコ状に盛り上がるはれもの。米粒大から親指大で、球・楕円・卵形など。炎症性と良性腫瘍(しゆよう)性とがあり、まれに悪性腫瘍に変化する。茸腫(きのこしゆ)

ポリウレタン【polyurethane】🔗🔉

ポリウレタン【polyurethane】 ウレタン結合-NHCOO-によって重合した高分子化合物の総称。合成ゴム・合成繊維などとして利用。また、発泡させて作るウレタンフォームはマットレスなどに用いる。

ポリエステル【polyester】🔗🔉

ポリエステル【polyester】 エステル結合-CO-O-をもつ高分子化合物の総称。エチレングリコールとテレフタル酸との縮重合によって得られるエチレンテレフタラートが代表的で、合成繊維テトロンなどが作られる。合成樹脂には不飽和ポリエステル樹脂・アルキド樹脂などがある。

ポリエチレン【polyethylene】🔗🔉

ポリエチレン【polyethylene】 エチレンの付加重合によって得られる高分子化合物。代表的な熱可塑性樹脂で、半透明の可燃性の固体。燃やすと溶けてぽたぽたと落ちる。袋・容器などに多用。PE。

ポリエン【polyene】🔗🔉

ポリエン【polyene】 分子内に多数の二重結合をもつ炭化水素。弾性ゴムなど。二重結合が共役しているものは共役ポリエンという。

ポリ‐えんかビニリデン【ポリ塩化ビニリデン】‐エンクワ‐🔗🔉

ポリ‐えんかビニリデン【ポリ塩化ビニリデン】‐エンクワ‐ 《polyvinyliden chloride》塩化ビニリデンの重合体。加熱成型が困難で、塩化ビニルと共重合させたものが合成繊維・フィルムなどに用いられ、耐久性・強度は大きい。商品にサラン・クレハロンなどがある。

ポリ‐えんかビニル【ポリ塩化ビニル】‐エンクワ‐🔗🔉

ポリ‐えんかビニル【ポリ塩化ビニル】‐エンクワ‐ 《polyvinyl chloride》塩化ビニルの重合体。塩化ビニル樹脂の主成分。

ポリカーボネート【polycarbonate】🔗🔉

ポリカーボネート【polycarbonate】 炭酸エステル結合-O-R-O-CO-(Rはアルキル基)をもつ高分子化合物。熱可塑性樹脂の一。二価フェノールとホスゲンなどとの反応によって作られ、無色透明で、強度は金属なみで耐衝撃性が大きい。ヘルメット・機械部品・コンパクトディスクなどに用いる。

ポリガミー【polygamy】🔗🔉

ポリガミー【polygamy】 一夫多妻。複婚。一妻多夫にもいう。→ポリアンドリー →モノガミー

ポリグラフ【polygraph】🔗🔉

ポリグラフ【polygraph】 血圧・脈拍・呼吸・心電図などいくつもの生体現象を同時に測定・記録し、その変動を観察するのに用いる装置。多用途監視装置。

ポリクロロプレン【polychloroprene】🔗🔉

ポリクロロプレン【polychloroprene】 クロロプレンの重合体。合成ゴムの一で、耐油性・耐熱性・耐老化性・耐オゾン性にすぐれ、油用ホース・パッキング・ベルトなどに用いられる。商標名はネオプレン。

ポリゴン【polygon】🔗🔉

ポリゴン【polygon】 多角形。

ポリジーン【polygene】🔗🔉

ポリジーン【polygene】 身長・多収穫性といった量的に計測できる形質について、発現に関与する多数の遺伝子群の個々の遺伝子。また、その遺伝子群。

ポリスチレン【polystyrene】🔗🔉

ポリスチレン【polystyrene】 スチレンの付加重合によって得られる高分子化合物。無色透明の熱可塑性樹脂。電気絶縁性が高い。高周波絶縁材料・各種容器に、また発泡スチロールとして断熱材・緩衝材などに使用。スチロール樹脂。スチレン樹脂。

ポリセントリズム【polycentrism】🔗🔉

ポリセントリズム【polycentrism】 国際共産主義運動の中心をソ連一国に限定せず、各国の共産党の自主路線を尊重し、複数であるべきだとする考え方。スターリン死後の一九五六年、イタリア共産党のトリアッティが提唱。多中心主義。多極主義。

ポリヌクレオチド【polynucleotide】🔗🔉

ポリヌクレオチド【polynucleotide】 ヌクレオチドが直鎖状に重合した高分子化合物。天然には核酸があり、人工的に合成したものは核酸の基礎研究に用いられる。

ポリネシア【Polynesia】🔗🔉

ポリネシア【Polynesia】 太平洋上のハワイ・ニュージーランド・イースター島を結ぶ三角形の中に位置する島々の総称。ほぼ一八〇度経線より東の区域。ハワイ諸島・サモア諸島などがある。

ポリビオス【Polybios】🔗🔉

ポリビオス【Polybios】前二〇三ころ〜前一二〇ころ]古代ギリシアの歴史家。ローマ元老院の嫌疑を受けてローマに抑留中、小スキピオの恩顧を受け、歴史を研究。政体循環史観による大著「歴史」四〇巻を残した。

ポリビニル‐アルコール【polyvinyl alcohol】🔗🔉

ポリビニル‐アルコール【polyvinyl alcohol】 ポリ酢酸ビニルを鹸化(けんか)して得られる無色の粉末。水溶性の熱可塑性樹脂。水溶性の包装材料や接着剤・乳化剤などに用い、合成繊維ビニロンの原料。ポバール。PVA。

ポリプ【polyp】🔗🔉

ポリプ【polyp】 腔腸(こうちよう)動物の二つの基本型の一。固着生活をし、体は管状・杯状で上端に口が開き、周縁の触手を使って餌を取る。無性生殖を行い、単独のものと群体をつくるものとがある。種によってはクラゲを形成する。ポリープ

ポリフォニー【polyphony】🔗🔉

ポリフォニー【polyphony】 複数の声部からなり、それぞれの声部が、旋律線の横の流れを主張しながら、対等の立場でからみあっていく様式の音楽。複音楽。多声音楽。→ホモフォニー →モノフォニー

ポリブタジエン【polybutadiene】🔗🔉

ポリブタジエン【polybutadiene】 ブタジエンの重合体。合成ゴムの一。構造の違いから三種がある。耐摩耗性・耐寒性にすぐれたものはタイヤ・ベルトなどに用い、また熱可塑性(ねつかそせい)樹脂を加えるなどして機械部品や包装用フィルムなどに用いる。

ポリプロピレン【polypropylene】🔗🔉

ポリプロピレン【polypropylene】 プロピレンの付加重合によって得られる高分子化合物。軽く、折り曲げに強く、透明性・電気絶縁性・耐薬品性にすぐれる。合成樹脂・合成繊維に用いられる。

ポリペプチド【polypeptide】🔗🔉

ポリペプチド【polypeptide】 多数のアミノ酸がペプチド結合により重合したもの。→ペプチド

ポリマー【polymer】🔗🔉

ポリマー【polymer】 重合体(じゆうごうたい)

ポリメーター【polymeter】🔗🔉

ポリメーター【polymeter】 毛髪湿度計の一種。一〇本くらいの束にした毛髪を用い、湿度に応じて伸縮すると指針が動く仕組みになっている。

ポリュクレイトス【Polykleitos】🔗🔉

ポリュクレイトス【Polykleitos】 古代ギリシアの彫刻家。前五世紀に活躍。人体の均整美を追求し、理論書「カノン(規範)」を著した。生没年未詳。

大辞泉polyで始まるの検索結果 1-35