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いっさい‐たふ【一妻多夫】🔗🔉

いっさい‐たふ一妻多夫】 (polyandry)一人の女性が同時に複数の夫をもつ婚姻形態。夫たちが兄弟であることが多いが、そうでない例もある。

じゅう‐ごう【重合】ヂユウガフ🔗🔉

じゅう‐ごう重合ヂユウガフ 〔化〕(polymerization)1種類の分子(単量体)が2個以上結合して、分子量の大きい新たな分子を生成する反応。 ⇒じゅうごう‐たい【重合体】 ⇒じゅうごう‐ど【重合度】

じゅうごう‐たい【重合体】ヂユウガフ‥🔗🔉

じゅうごう‐たい重合体ヂユウガフ‥ (polymer)重合によってできた化合物。ポリマー。 ⇒じゅう‐ごう【重合】

じゅう‐しゅくごう【重縮合】ヂユウ‥ガフ🔗🔉

じゅう‐しゅくごう重縮合ヂユウ‥ガフ (polycondensation)重合の一種。1種または数種の化合物が縮合の反復によって高分子化合物をつくる反応。アジピン酸とヘキサメチレン‐ジアミンからナイロンをつくる反応の類。縮合重合。縮重合。

たかんしき‐かごうぶつ【多環式化合物】‥クワン‥クワガフ‥🔗🔉

たかんしき‐かごうぶつ多環式化合物‥クワン‥クワガフ‥ (polycyclic compound)2個以上の環がそれぞれ2個以上の原子を共有して一体となっている縮合環をもつ化合物。ナフタレン(二環式)、キノリン(二環式)、アントラセン(三環式)、ベンゾピレン(五環式)の類。

ピー‐シー‐アール‐ほう【PCR法】‥ハフ🔗🔉

ピー‐シー‐アール‐ほうPCR法‥ハフ (polymerase chain reaction)(→)ポリメラーゼ連鎖反応法の略。

ピー‐シー‐ビー【PCB】🔗🔉

ピー‐シー‐ビーPCB】 (polychlorobiphenyl)ポリ‐クロロ‐ビフェニル。ポリ塩化ビフェニル。分子式C12H10−Clをもつ物質の総称。ビフェニルを塩素化して得られる。水には溶けにくいが、油には溶ける。化学的に安定で、耐熱性や電気絶縁性にすぐれ、絶縁油・熱媒体・可塑剤・潤滑油等に広く使ったが、人体に対する毒性が強く、自然物および生体の中に蓄積されやすいため、現在製造・使用が禁止されている。

ふく‐こん【複婚】🔗🔉

ふく‐こん複婚】 (polygamy)複数の配偶者を同時にもつことが認められている婚姻形態。一夫多妻婚と一妻多夫婚とがある。↔単婚

ペット【PET】(化学・医学)🔗🔉

ペットPET】 ①〔化〕(polyethylene terephthalate)(→)ポリエチレン‐テレフタラートの略称。 ②〔医〕(positron emission computerized tomography)(→)ポジトロンCTのこと。 ⇒ペット‐ボトル【PET bottle】

ポリアクリロニトリル【polyacrylonitrile】🔗🔉

ポリアクリロニトリルpolyacrylonitrile】 アクリロニトリルを重合させて得られる熱可塑性樹脂。炭素繊維の原料とする。共重合体はABS樹脂・アクリル繊維として広く利用される。PAN

ポリアセタール【polyacetal】🔗🔉

ポリアセタールpolyacetal】 一般式‐(CHR‐O)‐をもつ高分子化合物。代表的なものはポリオキシメチレン。機械的性質・耐摩耗性・耐薬品性・耐熱性に優れ、エンジニアリング‐プラスチックとして重要。

ポリアセチレン【polyacetylene】🔗🔉

ポリアセチレンpolyacetylene】 ①アセチレンの重合体。化学式‐(CH=CH)‐ 黒色の粉末。多数の共役二重結合を含み、半導体の性質をもつ。ヨウ素・五フッ化ヒ素などを少量添加すると、金属的な導電性を示すようになる。最初に開発された導電性高分子。 ②分子内に三重結合を多数もつ脂肪族不飽和炭化水素の総称。ポリインともいう。三重結合が互いに共役している構造をもつ化合物は植物界に数多く見出されている。

ポリアミド【polyamide】🔗🔉

ポリアミドpolyamide】 アミド結合(‐CO‐NH‐)を主鎖中にもつ高分子化合物の総称。代表的なものはナイロン。→ナイロン

ポリアンドリー【polyandry】🔗🔉

ポリアンドリーpolyandry】 一妻多夫いっさいたふ

ポリイソプレン【polyisoprene】🔗🔉

ポリイソプレンpolyisoprene】 イソプレンをリチウムもしくはチーグラー‐ナッタ法などで重合して得られる化合物。シス‐1,4‐型は天然ゴムの構造。汎用ゴムとしてタイヤなどに使用される。

ポリープ【polyp】🔗🔉

ポリープpolyp⇒ポリプ

ポリイミド【polyimide】🔗🔉

ポリイミドpolyimide】 主鎖中に酸イミド(アンモニアの水素2原子をアシル基で置換したもの)結合をもつ高分子の総称。特に芳香族ポリイミドは耐熱性に優れ、電機部品・宇宙材料などに使用される。

ポリエステル【polyester】🔗🔉

ポリエステルpolyester】 多価アルコールと多価カルボン酸との重縮合により生じる高分子化合物の総称。主鎖にエステル結合(‐CO‐O‐)をもつ。テトロンのような合成繊維、アルキド樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などがある。

ポリエチレン【polyethylene】🔗🔉

ポリエチレンpolyethylene】 エチレンを重合させて得られる合成樹脂。熱可塑性で軽く、安価で耐薬品性が強く、加工しやすい。また電気絶縁性がよい。軟化しやすく可燃性であるのが欠点。フィルム・シート・成型品に多用する。 ⇒ポリエチレン‐グリコール【polyethylene glycol】 ⇒ポリエチレン‐テレフタラート【polyethylene terephthalate】

ポリエチレン‐グリコール【polyethylene glycol】🔗🔉

ポリエチレン‐グリコールpolyethylene glycol】 エチレン‐グリコールが脱水重縮合した高分子。分子量5万以下のものをいう。親水性と親油性をもち、界面活性剤や医薬品・化粧品の基材として用いる。略称、PEG ⇒ポリエチレン【polyethylene】

ポリエチレン‐テレフタラート【polyethylene terephthalate】🔗🔉

ポリエチレン‐テレフタラートpolyethylene terephthalate】 エチレン‐グリコールとテレフタル酸との重縮合で得られるポリエステル。電気絶縁性・強度に優れる。テトロンなどの合成繊維、磁気テープ・写真フィルム、飲料用ボトルなどに用いる。PET ⇒ポリエチレン【polyethylene】

ポリエン【polyene】🔗🔉

ポリエンpolyene】 二重結合を多数もつ有機化合物の総称。カロテン・弾性ゴムなど。

ポリオキシメチレン【polyoxymethylene】🔗🔉

ポリオキシメチレンpolyoxymethylene】 ホルムアルデヒドの重合体。化学式‐(CH‐O)‐ ポリアセタールの一つ。デュポン社の商標名はデルリン。エンジニアリング‐プラスチックとして広く用いる。POM

ポリカーボネート【polycarbonate】🔗🔉

ポリカーボネートpolycarbonate】 主鎖中に炭酸エステル結合(‐O‐R‐O‐CO‐)をもつ鎖状高分子。普通にはビス‐フェノールA(一種の2価フェノール)とホスゲンとから合成されるものを指す。透明性、耐衝撃性に優れる。エンジニアリング‐プラスチックやフィルムとして広く用いる。ポリ炭酸エステル。PC

ポリガミー【polygamy】🔗🔉

ポリガミーpolygamy】 一夫多妻いっぷたさい

ポリグラフ【polygraph】🔗🔉

ポリグラフpolygraph】 脳波・呼吸・皮膚電気反射など、多彩な生体現象を同時に記録する装置。臨床診断のほか、犯罪捜査で供述の真偽の判定を目的とする嘘発見器などにも応用。

ポリグロット【polyglot】🔗🔉

ポリグロットpolyglot】 多くの言語を使える人。

ポリセントリズム【polycentrism】🔗🔉

ポリセントリズムpolycentrism】 (多中心主義の意)国際共産主義運動の中心的モデルはただソ連1国に限らず、複数であるべきだという主張。スターリンの死後、1956年イタリアのトリアッティが唱えた。多極主義。

ポリニア【polynia】🔗🔉

ポリニアpolynia】 海氷に覆われた海面に現れる開水面。南極海や北西大西洋のバフィン湾に発生する。

ポリ‐にゅうさん【ポリ乳酸】🔗🔉

ポリ‐にゅうさんポリ乳酸】 (polylactic acid)トウモロコシの澱粉でんぷんなどを発酵させて合成した乳酸を重合させたもの。生分解性プラスチックの一種。

ポリヌクレオチド【polynucleotide】🔗🔉

ポリヌクレオチドpolynucleotide】 ヌクレオチドの重合体。天然にはリボ核酸(RNA)とデオキシリボ核酸(DNA)がある。

ポリネシア【Polynesia】🔗🔉

ポリネシアPolynesia】 (「多くの島」の意)太平洋にあって、ハワイ・イースター島・ニュー‐ジーランドを頂点とする三角形に含まれる島々の総称。広大な面積に散在するが、共通した言語と文化をもつ。フランス領ポリネシア・クック諸島・サモア・トンガなど。

ポリビオス【Polybios】🔗🔉

ポリビオスPolybios】 古代ギリシアの歴史家。はじめ政治家だったがローマの偉大さを認識してローマの発展を中心とした「歴史」40巻を著す。(前200頃〜前120頃)

ポリマー‐アロイ【polymer alloy】🔗🔉

ポリマー‐アロイpolymer alloy】 複数の高分子化合物を混合して新しい特性を持たせた多成分系高分子の総称。複数のポリマーを二次的に重合(ブロック重合やグラフト重合)させて、ほぼ均一の材料とする。新しいエンジニアリング‐プラスチックを開発する重要な方法の一つ。 ⇒ポリマー【polymer】

ポリメーター【polymeter】🔗🔉

ポリメーターpolymeter】 毛髪湿度計の一種。水銀温度計が添えてあり、温度・露点温度・水蒸気圧など多くの気象要素が測れる。

ポリメラーゼ【polymerase】🔗🔉

ポリメラーゼpolymerase】 DNAやRNAなどの核酸を合成する酵素の総称。DNAを合成するDNAポリメラーゼ、RNAを合成するRNAポリメラーゼがあり、それぞれに働きに応じた複数の種類がある。生体において重要な役割を果たし、遺伝子工学における試験管内での核酸の操作に欠かせない。 ⇒ポリメラーゼ‐れんさはんのう‐ほう【ポリメラーゼ連鎖反応法】

ポリュクレイトス【Polykleitos】🔗🔉

ポリュクレイトスPolykleitos】 前5世紀のギリシアの彫刻家。人体の比例に関する規範を確立。代表作「槍を担う青年」。

ポリュビオス【Polybios】🔗🔉

ポリュビオスPolybios】 古代ギリシアの歴史家。わずか半世紀の間にローマが世界帝国に発展した原因を究明するために「歴史」40巻を著す。1〜5巻が完全に残り、他は抜粋や引用で伝わる。(前200頃〜前118頃)

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