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○大山を挟みて北海を超ゆたいざんをわきばさみてほっかいをこゆ🔗🔉

○大山を挟みて北海を超ゆたいざんをわきばさみてほっかいをこゆ [孟子梁恵王上]大山をかかえて北海をこえるような、人の力ではとてもできないことのたとえ。 ⇒たい‐ざん【大山・太山】 たいし舵・】 かじ。〈倭名類聚鈔11たい‐し大旨】 大体の趣旨。大意。 たい‐し大志】 おおきなこころざし。遠大な望み。「―を抱く」 たい‐し大使】 ①古代の使人や派遣軍の長官。遣唐大使・征東大使など。 ②外交使節の上級。特命全権大使・巡回大使・臨時特派大使の類。 ⇒たいし‐かん【大使館】 たい‐し大祀】 律令制で、1カ月間潔斎して行う重要な祭祀。大嘗祭だいじょうさいが唯一、大祀であった。→中祀→小祀 たい‐し大疵】 大きなきず。 たい‐し太子】 ①皇位を継承する皇子または王子。はるのみや。ひつぎのみこ。もうけのきみ。皇太子。東宮。皇嗣。 ②中国古代の諸侯の嫡男。 ③聖徳太子の略。 ⇒たいし‐え【太子会】 ⇒たいし‐こう【太子講】 ⇒たいし‐どう【太子堂】 ⇒たいし‐まげ【太子髷】 たい‐し太史】 中国古代の官名。記録をつかさどった史官。 ⇒たいし‐こう【太史公】 たい‐し太始】 ①おおもと。はじめ。 ②天地の開けたはじめ。太初。 たい‐し太師】 ①周代の三公の一つ。天子の師傅しふとなる官。 ②太政大臣の唐名。 たい‐し帯紙】 物の中央に巻いて締める紙。おびがみ。 たいじ太地‥ヂ 和歌山県南東部、熊野灘に臨む漁港の町。日本の捕鯨発祥地として有名。 太地 撮影:的場 啓 たい‐じ対自】 〔哲〕フュール‐ジッヒ(für sich)の訳。向自。「アン‐ジッヒ2」参照。 たい‐じ対峙‥ヂ 相対してそばだつこと。向きあって立つこと。「―する両軍」 たい‐じ胎児】 哺乳類の母胎内で生育中の幼体。 たい‐じ退治・対治‥ヂ ①〔仏〕煩悩などの障害を滅すること。正法眼蔵随聞記2「悪しきことと知りなば、漸々ぜんぜんに―すべきなり」 ②悪魔を降伏ごうぶくすること。転じて、害をなすものをうち平らげること。愚管抄1「大方の悪を―せらるる心なり」。「鬼を―する」 たい‐じ帯磁(→)磁化に同じ。 だい‐し大士】 〔仏〕(梵語mahāsattva)すぐれた人。一般に菩薩を指すが、仏や転輪王を指すこともある。 だい‐し大史】 太政官・神祇官における主典さかんで、少史の上に位するもの。 だい‐し大志】 衛府・検非違使けびいしの大主典だいさかんだい‐し大姉】 ①婦徳の備わった女の敬称。 ②優婆夷うばいの敬称。 ③女子の戒名の下につける語。↔居士こじ だい‐し大師】 ①偉大なる師の意で、仏などの尊称。また、高徳の僧の敬称。 ②中国・日本で朝廷から高徳の僧に賜る号。多くは諡号しごうとして賜る。日本では866年(貞観8)に始まり、天台宗の伝教(最澄)・慈覚(円仁)・智証(円珍)・慈摂(真盛)・慈眼(天海)、真言宗の弘法(空海)・道興(実慧)・法光(真雅)・本覚(益信)・理源(聖宝)・興教(覚鑁)・月輪(俊芿)、浄土真宗の見真(親鸞)・慧灯(蓮如)、曹洞宗の承陽(道元)・常済(瑩山)、臨済宗の無相(関山)・微妙(宗弼)・円明(元選)、浄土宗の円光(法然)、融通念仏宗の聖応(良忍)、時宗の円照(一遍)、黄檗宗の真空(隠元)、日蓮宗の立正(日蓮)に勅賜。 ③特に弘法大師(空海)を指す。 ⇒だいし‐あな【大師穴】 ⇒だいし‐がゆ【大師粥】 ⇒だいし‐がわら【大師河原】 ⇒だいし‐こう【大師講】 ⇒だいし‐ごう【大師号】 ⇒だいし‐どう【大師堂】 ⇒だいし‐の‐つえ【大師の杖】 ⇒だいし‐よう【大師様】 ⇒だいし‐りゅう【大師流】 だい‐し台紙】 写真・図画などを貼る土台にする厚紙。「―に貼る」 だい‐し台詞⇒せりふ だい‐し第四】 4番目。4回目。 ⇒だいし‐き【第四紀】 ⇒だいし‐こうとう‐がっこう【第四高等学校】 だい‐し題詞】 ①(→)題辞に同じ。 ②詩歌の初めに、その詠まれた事情・趣意などを記した言葉。詞書。 だい‐し題詩】 ①物に題して詩を作ること。また、その詩。 ②書物の巻頭にしるす詩。 だい‐じ大地‥ヂ ⇒だいち。日葡辞書「ダイヂヲウゴカス」 だい‐じ大字】 ①大形の文字。大文字。 ②漢字の一・二・三などの代りに使う壱・弐・参・肆・伍・陸・漆・捌・玖・拾などの字。 ⇒だいじ‐ほう【大字報】 だい‐じ大寺】 規模の大きな寺。おおでら。大刹。 だい‐じ大事】 ①重大な事件。普通でない事。非常の事。源氏物語帚木「心に入らん人の、たのもしげなき疑ひあらんこそ―なるべけれ」。「お家の―」「―を企てる」↔小事。 ②(一大事の略)出家して悟りを開くこと。徒然草「―を思ひ立たん人は」 ③容易でない事。危うい事。平家物語5「修行といふはいかほどの―やらん」 ④㋐かけがえのないものとして大切に扱うべきさま。大鏡時平「この三位…世の―に思ひ侍るべきものとこそ思はざりしか」。「親を―にする」「―な本」 ㋑重要。肝要。「―な用件」「この点が―だ」 ⇒だいじ‐な・い【大事ない】 ⇒だいじ‐な・い【大事無い】 ⇒大事に懸ける ⇒大事の中の小事無し ⇒大事の前の小事 ⇒大事を取る だいじ大治‥ヂ (タイジとも)[河図挺佐輔]平安後期、崇徳天皇朝の年号。天治3年1月22日(1126年2月15日)改元、大治6年1月29日(1131年2月28日)天承に改元。 だい‐じ大慈】 (仏の)大きな慈愛。 ⇒だいじ‐だいひ【大慈大悲】 だい‐じ題字】 書物や画幅などの標題の文字。 だい‐じ題辞】 書物の巻頭や画幅などの上に記す言葉。題詞。題言。 だいし‐あな大師穴】 炭竈の煙出し。炭竈に煙出しの穴をつくることを、弘法大師に教えられたと伝える。弘法穴。 ⇒だい‐し【大師】 たいし‐いちばん大死一番】 〔仏〕一度死んだつもりになって奮起すること。 たいし‐え太子会‥ヱ (→)聖霊会しょうりょうえに同じ。 ⇒たい‐し【太子】 ダイジェストdigest】 著作物などの内容を要約すること。また、要約したもの。「―版」 だいじおん‐じ大慈恩寺】 648年、唐の長安にのちの高宗が建てた寺。帰朝後の玄奘げんじょうが住し、翻経院を設けて仏典の翻訳の大半を行い、弟子の基も住して法相宗を広めた。会昌(841〜846)の法難で廃絶したが、玄奘が建てた大雁塔は現存。慈恩寺。 だいし‐がゆ大師粥】 大師講の日に調えて食べる小豆粥。智慧粥。〈[季]冬〉。→十八粥⇒だい‐し【大師】 だいし‐がわら大師河原‥ガハラ 神奈川県川崎市、多摩川南岸の地名。川崎大師に因む。 ⇒だい‐し【大師】 たいし‐かん大使館‥クワン 特命全権大使が駐在国において公務を執行する公館。国際法上、不可侵権が認められる。職員は大使のほか、参事官・書記官・通訳官・陸海軍武官などがある。 ⇒たい‐し【大使】 たい‐しき体式】 体裁と方式。形式。 だいし‐き第四紀⇒だいよんき⇒だい‐し【第四】 たいしき‐ちょう太食調‥テウ 〔音〕雅楽の唐楽の六調子の一つ。平調ひょうじょうの音を宮きゅう(主音)とする呂りょ旋の調子。 だい‐しきょう大司教‥ケウ (archbishop)ローマ‐カトリック教会で司教の上の聖職。→大主教 だい‐しくう大司空】 漢の三公の一つ。監察を任とした御史大夫を改称。後漢以後は司空と称す。 たいし‐こう太子講‥カウ 聖徳太子を奉賛する講。江戸時代からは大工職人らの間で盛んであった。 太子講(1) 撮影:関戸 勇 太子講(2) 撮影:関戸 勇 ⇒たい‐し【太子】 たいし‐こう太史公】 ①太史の敬称。 ②「史記」における司馬遷の称。 ⇒たい‐し【太史】 だいし‐こう大師講‥カウ ①真言宗で、空海に帰依する人々の講社。 ②天台大師(智顗ちぎ)の忌日11月24日に行う法会。→霜月会。 ③天台宗で、最澄の忌日6月4日に行う法会。みなづき会。長講会。 ④11月23日の夕から24日にかけての民間の祭。元三大師・弘法大師あるいは天台大師についての伝説を伝える土地もあるが、古い民俗行事の痕跡という。〈[季]冬〉。→大師の杖⇒だい‐し【大師】 だいし‐ごう大師号‥ガウ 大師の尊号。→大師2⇒だい‐し【大師】 だいし‐こうとう‐がっこう第四高等学校‥カウ‥ガクカウ 旧制官立高等学校の一つ。藩校啓明館の系譜をひく石川専門学校を基礎に、1887年(明治20)金沢に設立された第四高等中学校が前身。94年高等学校。1949年新制金沢大学に統合。略称、四高。→金沢大学 ⇒だい‐し【第四】 だいじざい‐てん大自在天】 (梵語Maheśvara 摩醯首羅まけいしゅら)ヒンドゥー教のシヴァ神の異名で、万物創造の最高神。仏教に入って護法神となり、色究竟天に居住するという。その像は多く三目八臂さんもくはっぴで天冠を頂き、白牛にまたがり、三叉戟を執る。自在天。 だいしじょうこう‐ほう大熾盛光法‥ジヤウクワウホフ 〔仏〕密教で、熾盛光仏頂を本尊として息災・除難のために修する法。熾盛光法。 だい‐じしん大地震‥ヂ‥ マグニチュード7以上の地震。それより小さいものに中・小・微小などの地震がある。 だい‐しぜん大自然】 大いなる自然。偉大な自然。 たい‐し‐た大した】 〔連体〕 ①非常な。大変な。おどろくべき。「―人数だ」「―ものだ」 ②(打消を伴って)とりたてていうほどの。「―事はない」 だいじ‐だいひ大慈大悲】 仏の広大な慈悲。楽を与えるのを慈、苦を抜くのを悲という。大慈悲。保元物語「罪ある者をもなだめ給ふ―の本誓」 ⇒だい‐じ【大慈】 だいしち‐こうとう‐がっこう‐ぞうしかん第七高等学校造士館‥カウ‥ガクカウザウ‥クワン 旧制官立高等学校の一つ。藩校造士館の系譜に連なり、1884年(明治17)設立の鹿児島県立中学造士館が前身。一時廃校。1901年高等学校として再建。49年新制鹿児島大学に統合。略称、七高。→鹿児島大学 たい‐しつ体質】 ①からだの性質。からだのたち。「虚弱―」 ②組織・団体などに深くしみこんでいる性質。「古くさい―」「企業の―を改善する」 たい‐しつ対質】 証拠調べの一方法。刑事訴訟で、相互の証言・供述に食い違いがあるとき、これらの者を対立させて互いに弁明させること。民事訴訟でも行われる。対質尋問。 たい‐しつ耐湿】 湿気におかされにくいこと。「―性」 たい‐しつ退室】 その部屋から出ること。↔入室 だいじっ‐きょう大集経‥キヤウ 大方等だいほうどう大集経の略称。 だい‐しっこう代執行‥カウ 行政上の強制執行の一種。命ぜられた行為(例えば建物の除去)を、その義務者が任意に履行しないとき、行政庁自ら手を下してこれを行うか、または第三者に行わせて、義務者からその費用を徴収すること。行政代執行法(1948年制定)に規定。 たい‐し‐て大して】 〔副〕 ①(明治期の用法)大いに。非常に。 ②(打消を伴って)とりあげていうほど。それほど。「―面白くない」 だい‐しと大司徒】 ①周代、地官の長。 ②前漢には丞相の改称。 たいし‐どう太子堂‥ダウ 寺院内の聖徳太子を祀ってある堂。 ⇒たい‐し【太子】 だいし‐どう大師堂‥ダウ 真言宗の寺院で、空海の像を安置して祀る堂。 ⇒だい‐し【大師】 だいじ‐な・い大事ない】 〔形〕 (「ない」は甚だしいの意)この上もなく大切である。立派である。浮世草子、好色敗毒散「地女にてはよほど―・いものも色里の値打ちにかけては五分には買ひにくし」 ⇒だい‐じ【大事】 だいじ‐な・い大事無い】 〔形〕 差支えない。かまわない。狂言、止動方角しどうほうがく「身どもが合点ぢやほどに―・い」 ⇒だい‐じ【大事】

広辞苑 ページ 11814 での○大山を挟みて北海を超ゆ単語。