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○暇をやるいとまをやる🔗🔉

○暇をやるいとまをやる 「ひまをやる」に同じ。→ひま(成句) ⇒いとま【暇・遑】 いとまん糸満】 沖縄本島南西端にある市。漁業が盛んで糸満漁師の名は古くから有名。「ひめゆりの塔」が建つ。いちゅまん。人口5万6千。 いどみ挑み】 ①いどむこと。挑戦。 ②きそい争うこと。 ⇒いどみ‐あい【挑み合い】 ⇒いどみ‐がお【挑み顔】 ⇒いどみ‐ごと【挑み事】 ⇒いどみ‐わざ【挑み業】 いどみ‐あい挑み合い‥アヒ ①互いにきそいあうこと。 ②相場などで、売方買方が歩み寄らないこと。 ⇒いどみ【挑み】 いどみ‐がお挑み顔‥ガホ 競争するような態度・顔つき。源氏物語「おのおの―なるもてなし」 ⇒いどみ【挑み】 いどみ‐かか・る挑み掛かる】 〔自五〕 勢い込んで争いを仕掛ける。 いどみ‐かわ・す挑み交す‥カハス 〔自四〕 競争し合う。いどみあう。源氏物語真木柱「御方々、いづれとなく、―・し給ひて」 いどみ‐ごと挑み事】 あらそい事。勝負事。今昔物語集3「仏の御弟子達も此の如きの―をし給ふなりけり」 ⇒いどみ【挑み】 いと‐みず糸水‥ミヅ 軒から糸のように細く落ちる雨水。あまだれ。軒の玉水。山家集「あづまやの小萱が軒の―に玉ぬきかくる五月雨のころ」 いど‐みず井戸水ヰ‥ミヅ 井戸の水。井戸から汲み上げた水。 いと‐みち糸道】 ①三味線・琴などのひき方。また、そのわざ。 ②常に三味線をひく人の、左の食指の爪端に弦の摩擦によって生じた凹み。いとづめ。 いと‐みつば糸三葉】 春播きの、若い実生のミツバの市場での名。茎が細く、若いうちに収穫、出荷する。→ミツバ いと‐みみず糸蚯蚓】 イトミミズ科のミミズ。体長8〜9センチメートル。下水溝などの底泥中にいて尾部を水中に出して動かす。金魚などの飼餌。アカゴ。タミミズ。モモホオズキ。〈[季]夏〉 いと‐みや幼宮】 幼少な皇子・皇女。稚宮わかみや。紫式部日記「―いだき奉らむと、殿のたまふを」 いと‐みゃく糸脈】 病人の脈所みゃくどころに糸の一端をつなぎ、他端を医者が持って糸に伝わる脈拍をはかること。昔、貴婦人などの病を診察する際に、その人の体に直接触れることを避けた診察方法。 いどみ‐わざ挑み業】 勝負事。競争。栄華物語本雫「おのおの―のやうに見えて、なかなか罪つくりに見えたり」 ⇒いどみ【挑み】 いど・む挑む】 〔自他五〕 ①きそいあらそう。はりあう。競争する。堤中納言物語「我も劣らじと―・みたるけしきどもにて」 ②恋慕をしかける。言いよる。平中物語「なま―・みてものなどいふ人のもとより」 ③戦いをしかける。挑戦する。「難関に―・む」「決戦を―・む」 イトムカ‐こうざんイトムカ鉱山‥クワウ‥ 北海道北見地方イトムカ(現、北見市留辺蘂るべしべ町)にあった鉱山。1937年発見。変朽安山岩の脈石中に辰砂しんしゃと自然水銀を産出。かつては全国水銀産額の7割に達した。73年閉山。 い‐とめ鋳留め】 金属製の器物を鋳掛けしてつくろうこと。 いと‐め糸女】 糸を繰る女。いとよりめ。 いと‐め糸目】 ①糸筋。細い糸。 ②凧たこの表面につけ、あがり具合・つりあいを調節する糸。歌舞伎、暫「片つぱしから―を付けて、切凧にして打放すぞ」 ③転じて、資金上の制限。「金かねに―は付けぬ」 ④糸の目方。 ⑤〔経〕(→)糸歩いとぶに同じ。 ⑥柳のめだち。 ⑦器物に細く刻みつけた筋。 ⑧甲州金の名目、すなわち1両の64分の1。 ⑨ゴカイ科の多毛類。体長約25センチメートル。浅海の泥中にすみ、釣餌にする。10〜11月の大潮の夜に、体が生殖型に変形して群泳し、これを「ばち」、群泳を始めることを「ばちぬけ」という。 ⇒いとめ‐わん【糸目椀】 い‐と・める射止める】 〔他下一〕[文]いと・む(下二) ①射あてる。射殺す。 ②射あてて自分のものにする。射とる。「彼の心を―・める」 いとめ‐わん糸目椀】 石川県加賀市から産する糸筋の模様のある漆塗の椀。→山中塗 ⇒いと‐め【糸目】 いと‐めん糸面】 柱などの角をごく小さく削り取ること。また、その面。↔大面おおめん いと‐も 〔副〕 ①まったく。はなはだ。万葉集20「船乗りて別るを見れば―すべなし」。「―簡単にやってのけた」 ②(下に打消を伴って)それほどに。たいして。無名抄「―あらがはず」 いと‐もの糸物】 ①糸や、糸を材料とした物。織物の類。 ②音曲・歌謡など三味線を伴う芸。 ⇒いともの‐だて【糸物だて】 いともの‐だて糸物だて】 呉服商。浮世風呂3「今は小間物売やを止めて、大坂通ひの―よ」 ⇒いと‐もの【糸物】 いど‐やかた井戸屋形ヰ‥ 井戸の周囲に柱を立て、上に屋根を設けたもの。 いと‐やど糸宿】 娘宿の一種。麻や綿から糸を取るため娘たちが夜業をしに集まる家。糸引宿。よなべ宿。 いと‐やなぎ糸柳】 シダレヤナギの別称。〈[季]春〉 いとや‐もの糸屋者】 糸を商う家に雇われている者。売色する者が多かった。好色一代女5「又ひとりは―」 いと‐ゆう糸遊‥イウ (「遊糸ゆうし」からか。歴史的仮名遣「いとゆふ」とも) ①陽炎かげろう。〈[季]春〉 ②「糸遊結び」の略。 ⇒いとゆう‐むすび【糸遊結び】 いとゆう‐むすび糸遊結び‥イウ‥ ①糸を揚巻結びに結ぶこと。また、几帳きちょうの飾りの緒の所々を揚巻結びに結んで長く垂らしたもの。 ②花の形に結び連ねた緒を少年の狩衣の袖に張りつけたもの。 ⇒いと‐ゆう【糸遊】 いと‐ゆみ糸弓】 矢に糸をつけて弓を射ること。いぐるみ。繳弓しゃっきゅう。繳射しゃくしゃいと‐よ糸魚】 トゲウオ科の淡水産の硬骨魚。全長4〜5センチメートルの小魚。背びれの3本の棘と、体側の鱗板が特徴。雄は川底に水草などで巣を作り、雌の産卵後、卵と仔魚を守って育てる。北日本産。棘魚。 イトヨ 提供:東京動物園協会 いと‐より糸縒・糸撚】 ①糸によりをかけること。 ②「いとよりぐるま」の略。 ③延年えんねんの歌謡の一種。糸をよりながら歌う民謡から出たものかといわれる。 ④(→)イトヨリダイに同じ。〈[季]冬〉 ⇒いとより‐ぐるま【糸縒車】 ⇒いとより‐だい【糸縒鯛】 ⇒いとより‐め【糸縒女】 いとより‐ぐるま糸縒車】 糸繰いとくり車。 ⇒いと‐より【糸縒・糸撚】 いとより‐だい糸縒鯛‥ダヒ イトヨリダイ科の海産の硬骨魚。全長約40センチメートル。細長い鯛型。紅色で、数条の黄色い縦の線があり美しい。本州中部以南のやや深い泥底にすむ。冬に美味。金線魚。金糸魚。糸繰魚。〈日葡辞書〉 イトヨリダイ 提供:東京動物園協会 ⇒いと‐より【糸縒・糸撚】 いとより‐め糸縒女】 糸よりをする女。いとめ。 ⇒いと‐より【糸縒・糸撚】 イドラidola ラテン】 ①偶像。盲目的信仰の対象物。幻像。 ②フランシス=ベーコンは、正しい認識を妨げる先入見をイドラと呼び、種族のイドラ・洞窟のイドラ・市場のイドラ・劇場のイドラの4種類を挙げた。 いと‐らん糸蘭】 リュウゼツラン科の木本状多年草。北アメリカ原産。葉は剣状で、放射状に叢生、葉縁の繊維が糸のように垂れる。夏、1〜2メートルの花茎に多数の白花を円錐状につける。観賞用に栽培。 い‐どり居取ヰ‥ 柔道で、正座して相対してから、相手の両手を取ったり逆手を取ったりすること。 イドリーシーal-Idrīsī】 シチリアで活躍したアラブ人地理学者。銀の円盤形地球儀を作り、世界地理書(ルッジェーロの書)を著す。(1100〜1165) い‐と・るい取る】 〔他四〕 (イは接頭語)取る。つかまえる。万葉集13「月読の持てるをち水―・り来て」 い‐と・る射取る】 〔他四〕 ①矢を射あてて獲物を取る。射止める。 ②的に射当てて賭物かけものを得る。 いと‐わかめ糸若布】 ワカメの芯を取り除き、糸状に細く割いて乾かしたもの。 いと‐わく糸枠】 糸を繰って巻きつけるのに用いるわく。いとくり。 いとわし・い厭わしいイトハシイ 〔形〕[文]いとは・し(シク) いやで、避けたいことである。源氏物語明石「常は―・しき夜の長さも」。「顔を見るだに―・い」 いとわた‐の‐みち糸綿の道】 糸を繰り、綿を紡ぐ、女の仕事。浄瑠璃、堀川波鼓「読み書き縫針―もそれでは恥かかず」 いと‐わっぷ糸割符】 江戸時代、外国船がもたらした白糸(中国産生糸)を堺・京都・長崎・江戸・大坂の特定の商人(糸割符仲間)が一括購入する制度。1604年(慶長9)制定。白糸しらいと割符。

広辞苑 ページ 1326 での○暇をやる単語。